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稲刈りの次は 【脱穀】 です!

2007年10月25日 | 予告!
先月は、たくさんの稲を刈り取りました。そして、はさがけで天日干しした稲もよーく乾いてきましたよ。

次はいよいよ脱穀ですね。
乾燥させた稲の穂先から籾(もみ)を落とす作業が脱穀(だっこく)です。

さて、この作業どうやってやるのかな?

昨年、参加した人は覚えているでしょうか?これがかなりの重労働なんですよね。

使うのがこの道具。☆ 足踏み式脱穀機 ☆
 

使い方は、脱穀機のペダルを踏んで針金の歯が植えられたドラムをグルグル回転させます。なので、ひたすら ふむ!ふむ!イネをタバにして持って、イネのほ先を回転するドラムに当てると、U字状の針金の歯がモミをはじき飛ばします。

すごい道具ですねぇ~。これが農業の機械化の第一歩。発明されたのが、明治43年(1910年)ごろです。この時代はどこの農家にも、この足踏み脱穀機があったそうです。それだけすごい発明

足踏み脱穀機が発明されるまでは、ずーっとこんな道具を使っていました。

 ●扱き管(こきくだ)    
2本の竹の管を藁などでつないだものです。穂を1本ずつ挟んで籾をもぎ取ります。
一日に扱く籾の量は男性が12束、女性が9束ぐらいだったそうです。


 ●唐棹(からさお)
柄をもって先の部分を回転させて、米や豆などを叩いて落とす道具。


 ●千歯扱ぎ(せんばこぎ)

これも脱穀をする道具。鉄の歯のすき間に稲の穂先を入れて、引き抜くと籾だけが落ちます。


その後、足踏み脱穀機  動力脱穀機と発達します。

1時間当たりの作業能率は千歯扱きで約45束、足踏み脱穀機で約250束~300束、動力脱穀機では600束以上と伝えられています。

みんなも実際にやってみてどれだけできるか試してみてね

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