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カンチャン狂騒曲

日々の事をあれこれと、大山鳴動してネズミ1匹がコンセプト。趣味さまざまなどを際限なく・・。

玉名、高瀬裏の花菖蒲

2021-05-22 16:12:11 | おでかけ

 昨日行く予定だった玉名の花菖蒲を見に、午前中に出かけて帰って来た。

 高速を使ってのちょい急ぎの花見。

 コロナの関係で、昨年に引き続き2年連続の「花菖蒲まつり」は来年に延期。

 中止と言わず来年に延期というところがすごい。

 祭りは延期でも、花は時期が来れば咲く。

 数日前にネットで調べたら、3分咲きとなっていた。

 

 もうかなり咲いていて、7分咲きくらいではないかと思う。

 この高瀬裏は、古くは菊池川流域の米の集積地で積み出し港の船着場。

 玉名(高瀬)は、古くから米の集積地として栄えたところ。

 菊池川流域は、古墳などの遺跡が点在し古代から2000年に亘る米作りで、日本遺産に登録されている。

 先日からの増水で、この高瀬裏に導入されている菊池川の水門がある程度セーブされた状態なので、いつもより水量が少ない。

 

 

 市が主催する祭りは中止でも、花を愛でる人たちが訪れている。

 まったく混雑するような状態にはないので心配はない。

 通常なら、ごったがえしていたはず。

 

 石橋が幾つも架けられていて、中には注意をしないと頭をぶつける低さのもある。

 石橋をフレームにして風景を切り取るのも面白い。

 

 眼鏡橋もあって、往時の佇まいを今に伝える。

 更に奥の石橋には水門が設けられている。

 舟の出入りや、満潮時の水位の調節に用いられたものだろう。

 遊歩道などが整備され、以前来た時より幅が広くなっていて、花菖蒲の場所はむしろ狭くなっていた。

 整備の途中なのかも知れない。

 

 船着場のある高瀬裏から、古い町並みに通じる石畳の小路はしっとりと落ち着いた静けさ。

 昭和レトロな町並みには、古い商家も残っている。

 

 例年の花菖蒲まつりでは、この辺りには露店なども続いていたが、今年はシーンと何もない。

 この古い商家の店先に「アイスキャンデー」が売られていて、道路の反対側の公園のベンチでガリガリやるのが好きだった。

 ひょっとしたら、と淡い期待もあったのだが・・。

 子供の頃は、田舎にも麦刈りの季節になると自転車に旗を立てた「アイスキャンデー」売りがやって来ていた。

 今では滅多に見かけないアイスキャンデーだが、ドラッグストアのアイスクリーム売り場で、その進化形を見ることはある。

 棒状のものに凍らせたものだが、1ランクグレードが高くて、「アイスクリン」等と呼んでいたものに似ている。

 有れば良いなと思ったものが無いと「やはり」と思いつつもちょっと残念。

 かくして午前中には帰り着くという強行軍の花見は終わった。

 明日の予報では、最高気温30度だとか。

 ちょっとドラッグストアのアイスのコーナーを覗いてみるか。

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