カンチャン狂騒曲

日々の事をあれこれと、大山鳴動してネズミ1匹がコンセプト。趣味さまざまなどを際限なく・・。

ほ~ほ~ホタル来い♪

2020-05-31 11:02:37 | 日常あれこれ
 一昨日ウオーキングの途中で蛍が出てくる季節だと思い出した。

 田んぼ脇の道路と、グラウンドに挟まれた小さな用水路が、毎年ホタルに出会えるスポット。

 用水路の対岸の土手でよく見かけるので、しばらく待っていたら1匹だけ光が見えた。

 そこで昨夕は、カメラを肩からぶら下げてのウオーキングとなった。

 
 (グラウンド横の溝)

 一見してあまりパッとしない用水路だが、流れている水は湧水で綺麗である。

 クレソンとか、梅花藻などが生えていてホタルの幼虫の餌になる「カワニナ」なども沢山生息している。

 少し明るいので時間調整のため少し溝沿いを歩いたら、バサバサと大げさな羽音が。

 
 (カモのペア)

 じつは一昨夕も同じ状況で、二羽が飛び立ったが、昨夕もまったく同じ場所だった。

 遠くに飛んで逃げるわけではなく、近くの田んぼの畔に身を潜めて私の立ち去るのをひたすら待つ作戦。

 
 
 辺りはかなり暗くなり、一昨日はもうホタルが出ていた時間になって何処にも光が見えない。

 わざわざカモにも退避して貰っているので、しばらく我慢して待っていると20時過ぎ頃に光が見えた。

 

 たった一匹の光を求めて、カメラを向ける。

 オートモードにしたり、夜景モードにしたりといろいろ試してみる。

 本当は、三脚などを使ってカメラを固定し、露出時間やシャッター時間を調節しながら撮影するのがいいのだろう。

 ところが何しろ、1匹が何かにとまって動かない状態が続くかと思えば光るのを止める。

 その動作が、場所を変えて行われるので、カメラを抱えてウロウロとなる。

 

 一匹の対岸の蛍に集中して写していたら、ホタルの方が気の毒に思ったのか、す~っと光りながら私の方に飛んで来た。

 そこまでなら驚かないが、なんとカメラを持った私の手の甲にちょこんと乗っかって光始めた。

 予想外の行動に、カメラを持ち直して自分の手の甲のホタルを写そうと慌てた。

 ホタルも居心地が悪くなって、飛び立ってしまった。

 

 それからは、ホタルを待つのではなく追いかけるという動作を繰り返すばかりになった。

 20時半過ぎに、気のせいか顔にちょっと雨が当たったような気がした。

 小糠雨のようなもので、濡れる気づかいはないが、なにしろ夜で雲の状況も見えないので、引き上げることにした。

 
 (堤防沿いの道路)

 地震の後、復旧工事が進んでいた堤防と、その堤防上の道路は最近完成した。

 しかし、途中に架かっている橋の工事のため区間によっては、通行止めが続いている。

 一台の車も走ってこない、夜の堤防上の道路をひたすら本降りなどにならない事を願いながら家路を急いだ。

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コメント
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