今日は朝から役場に出かけて、伺いたいことがあったのだが、先方から出向いて説明した方が手っ取り早いという話で、来週我が家に来てもらうことに調整した。
せっかく出かける予定だったのだからと、久々に阿蘇付近まで足を伸ばそうかという話になった。
R57は、地震の崩落によって立野付近で今も通行止めのため、大津町からミルクロード経由でのぼる。
(二重の峠:参勤交代道)
神話では、タケイワタツノ命が阿蘇のカルデラ湖の一角である立野付近を蹴ったら、外輪山が崩れてカルデラ内の水がどっと流れ出て、阿蘇の平地が出来たことになっている。
その時の流れ出た濁流と、その後の川で熊本平野までが出来たことになっている。
実は、この立野付近を蹴とばす前に、別の峠付近(この参勤交代道のやや下方)を蹴とばしたが峠は崩れなかったという。
ここは峠が二重構造になっていて崩れなかったという話で、この峠は「二重の峠」と命名されている。
神話の世界は、じつに物語が奇想天外でダイナミック。
北外輪山のマウンテントップ付近をはしる草原のドライブコースは、日本離れをした雄大な草原とカルデラを見下ろしながら続く。
(大観峰から阿蘇の千枚田と五岳)
大観峰は、北外輪山の中でひときわ眺望のいい場所で、明治期に訪れた文筆家が「大観峰」だと命名したのだとか・・・。
今日の風向きは、当初北風で昼過ぎから南西の風に変わる予報。
阿蘇はレベル2の警戒に入っているが、数日前に火山活動がやや活発化しレベル3への引き上げも検討中。
噴煙の方も元気よく吹き上げているので、風向きの変化を考慮しながら行動するのがお利口さん。
今日の風の状態から、ツツジの名所仙酔峡へ足を伸ばすなら午前中がベスト。
よって北側外輪山の大観峰からやまなみハイウエー経由で接近し、一の宮から仙酔峡へ登る。
(仙酔峡のミヤマキリシマ)
仙酔峡のツツジは、丁度満開の時期を迎えていた。
地震前にはつつじ祭りなどが行われて、かなりの人出で例年賑わっていた。
地震以降やっと通行可能になり観光客も戻りつつあったのだが・・・。
今年は駐車場も閑散。
それでも、外出自粛が解けてぽつぽつと登ってくる人も。
遊歩道の木橋の上には、歩くたびにポクポクとパウダー状の火山灰が、足元で舞い上がる。
それに、火山ガスの微かな匂いが風に乗って感じられはじめた。
いつもの遊歩道のコースをノンビリ歩いていては、風向きが変わって匂いのついでに灰まで追加されるおそれがある。
早々に退散して、草千里へ。
(草千里)
草千里は二つの池とも水が溜まっていた。
目の前の阿蘇五岳の一つ「烏帽子岳」には、ミヤマキリシマが咲いているのが見えた。
ここのレストランで、昼食をとるという予定だったのだが、レストランは店休日の張り紙が。
後の二軒はお土産品ばかりで、レストランは閉鎖中。
我慢したついでに、南阿蘇方面に下って「阿蘇望の里」まで我慢することにした。
山を下りながら見渡す周りの山々には、今年は殊の外ツツジが咲き具合が良いようだ。
コロナがなかったら、今年は賑わっただろうに等と思う。
この後の話は、また明日続編ということで・・。
「大自然いつもソーシャルデスタンス」・・・・しろ猫
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せっかく出かける予定だったのだからと、久々に阿蘇付近まで足を伸ばそうかという話になった。
R57は、地震の崩落によって立野付近で今も通行止めのため、大津町からミルクロード経由でのぼる。
(二重の峠:参勤交代道)
神話では、タケイワタツノ命が阿蘇のカルデラ湖の一角である立野付近を蹴ったら、外輪山が崩れてカルデラ内の水がどっと流れ出て、阿蘇の平地が出来たことになっている。
その時の流れ出た濁流と、その後の川で熊本平野までが出来たことになっている。
実は、この立野付近を蹴とばす前に、別の峠付近(この参勤交代道のやや下方)を蹴とばしたが峠は崩れなかったという。
ここは峠が二重構造になっていて崩れなかったという話で、この峠は「二重の峠」と命名されている。
神話の世界は、じつに物語が奇想天外でダイナミック。
北外輪山のマウンテントップ付近をはしる草原のドライブコースは、日本離れをした雄大な草原とカルデラを見下ろしながら続く。
(大観峰から阿蘇の千枚田と五岳)
大観峰は、北外輪山の中でひときわ眺望のいい場所で、明治期に訪れた文筆家が「大観峰」だと命名したのだとか・・・。
今日の風向きは、当初北風で昼過ぎから南西の風に変わる予報。
阿蘇はレベル2の警戒に入っているが、数日前に火山活動がやや活発化しレベル3への引き上げも検討中。
噴煙の方も元気よく吹き上げているので、風向きの変化を考慮しながら行動するのがお利口さん。
今日の風の状態から、ツツジの名所仙酔峡へ足を伸ばすなら午前中がベスト。
よって北側外輪山の大観峰からやまなみハイウエー経由で接近し、一の宮から仙酔峡へ登る。
(仙酔峡のミヤマキリシマ)
仙酔峡のツツジは、丁度満開の時期を迎えていた。
地震前にはつつじ祭りなどが行われて、かなりの人出で例年賑わっていた。
地震以降やっと通行可能になり観光客も戻りつつあったのだが・・・。
今年は駐車場も閑散。
それでも、外出自粛が解けてぽつぽつと登ってくる人も。
遊歩道の木橋の上には、歩くたびにポクポクとパウダー状の火山灰が、足元で舞い上がる。
それに、火山ガスの微かな匂いが風に乗って感じられはじめた。
いつもの遊歩道のコースをノンビリ歩いていては、風向きが変わって匂いのついでに灰まで追加されるおそれがある。
早々に退散して、草千里へ。
(草千里)
草千里は二つの池とも水が溜まっていた。
目の前の阿蘇五岳の一つ「烏帽子岳」には、ミヤマキリシマが咲いているのが見えた。
ここのレストランで、昼食をとるという予定だったのだが、レストランは店休日の張り紙が。
後の二軒はお土産品ばかりで、レストランは閉鎖中。
我慢したついでに、南阿蘇方面に下って「阿蘇望の里」まで我慢することにした。
山を下りながら見渡す周りの山々には、今年は殊の外ツツジが咲き具合が良いようだ。
コロナがなかったら、今年は賑わっただろうに等と思う。
この後の話は、また明日続編ということで・・。
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