ひとり紫苑・プチプラ快適な日々を工夫

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衣紋の抜き加減・攻防戦

2014-10-16 09:32:20 | 着付け、試行錯誤

 

 先にアップした娘の衿の抜き方、ちょっと気になって。

若い子にしてはちょっと抜きすぎですよね。

もう少し抜かない方がいいかなと思ったのですが、

そのままにしておきました。

 

 

 

 

 

 

 

振袖などを着るとき、かなり衣紋抜きますね。


花椿あや子さまから早速コメントいただきました。

袴の場合、衣紋は抜かない」そうです。

ありがとうございます。

詳しくはコメント読んでね。

出前着付け」のうまっちさんからも

コメントいただきました。

こちらはケースばいケース、だそうです。

やはりこれもそれぞれの捉え方で、

特に決まりがあるわけではないのですね。

安心しました。ありがとうございます。

 

親もうっかり気づきませんでした。

この抜き加減で慣れてしまうと、

着物着るとき、この抜き方を身体が覚えてしまいます。

 

この襟の抜き加減、どのくらいにするのか

とても難しいように思います。

前にいたマンションで着つけを教えてもらっているとき

(たまに、お遊び感覚のレッスンでした)、

襟をすごく抜く方がいて、

そのたびに先生が上にする、

またその人がおはしょりをひっぱって、襟を抜く、

その攻防がおかしくて、興味深く眺めていました。

 

 

 










 

付けの本を見ると、小紋などは少し大き目に抜いて

個性的にと書いてありますが、写真で見るとそうでもないです。

 

 

 

 

私の場合、着始めの頃は、とにかく襟が出なくて、

いつもトイレに行っては襦袢を下にひっぱっていました。

襦袢が下がって半襟が見えなくなるんですね。

それで、「衣紋を抜くと、半襟が大きく出てくるよ」と

教えられて、実行してみると、

確かに半襟、前より見えるようになりました。

 

 

 

 

 

初期の頃とウイッグを付けたとき、

ウイッグの場合、ほとんど、襟足は見えません。

左の写真は、最近のものですが、

ほとんど衣紋抜いていません。

そのせいだけではないのですが、結構老けてみえます。

いや、実年齢は別にして~~。

小さいおうち・博多帯の謎に迫る?」

きもの友達のR子さんは、結構抜いています。

 

 

 

 

 

 

彼女は、衣紋抜かないと気持ちが悪いそうです。

色っぽいですね。

 

 

右は「極妻」の高島礼子さん。すごく抜いて

いるように思うけど、意外にそうでもない。

岩下志麻さんのほうがすごいかも。

映画、ドラマって、後ろ姿写している

の意外に少ないんです。

きもの、後姿の美しさも大きな

ポイントなのにね。

 

着付けの練習のとき、

やはり帯をすごく下に結ぶ年配の方がいて、

その人が結ぶと、先生が「もっと上に」と

直していました。

あまりに言われるものだから、

「もう、行かないわ」といつのまにか

いらっしゃらなくなって~~。

どちらの気持ちもわかるような気がします。

 

やはり自分が慣れた着方「以外」の人を見ると、

私レベルでも、落ち着かなくて

つい手や口を出したくなります。

我慢、我慢~~

「好み」なのか、「気づかない」のかの

判断も難しいところです。

まして、着付けに詳しい方なら~~。

娘の友達、着たいと言ってて、

「じゃあ、今度、連れてきて」なんて安請け合い。

若い人に着てもらいたいのは山々ですが、

さて、どうなりますか??

「まずは基本を習い、そのあと、自由に」

が無難なのでしょうが~~。

以上、娘の初めての着付けで気づいたことでした。

 

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6 コメント

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Unknown (花椿あやこ)
2014-10-16 09:59:38
紫苑さま、こんにちは(^-^)

衣紋問題…!攻防戦に思わずニヤリとしてしまいました~

確かにお若いお嬢様のお着付けは悩ましいですよね…!

袴の着付けですが、今年の春、着付けの先生からのお仕事で大学卒業式の着付けを仲間達と200人弱したのですが、その現場では着付け方にマニュアルがありました。


『衣紋は抜かずに!』でした~~。


派遣現場によって、着付けマニュアルは様々なのですが、そちらでは


◎髪をハーフアップにしたお嬢様が多く、衣紋を抜くと襟足に髪がたまって、後姿の写真が美しくない。(証書を頂くときは後姿を写真に撮るらしい…)

◎お母様の中には、『衣紋をぬく』着付け方に不快感を持たれる方もいる。

◎場にふさわしくない。

とゆう理由が挙げられていました~!


クレーム防止策として、賛否両論ある『衣紋を抜く』着付けはしないでね~、といった流れだったので、衣紋を抜かずに着付けました☆★


現場によって着付け方やマニュアルが様々なので、興味深いです~
袴の衣紋 (紫苑)
2014-10-16 10:58:29
花椿あや子さま
袴の場合、衣紋は抜かないのですね。ありがとうございます。振袖の場合も、最近の若い人のヘア、結構ハーフというか、横流し多いですよね。でも、それはそれとして、着付けのセオリー、あまり細かいと、それこそ若い人、きものの楽しさよりメンドウだなが勝ってしまいます。私ですら、ときどき思いますもの。
まあ、まずは楽しさを知ってほしいと思っています。
Unknown (うまっち)
2014-10-17 11:37:05
衣紋の抜き加減

確かに難しいですよね。

レンタルの仕事は、その業者によって変わるので

その時々に合わせます。


今は自分でやっているので

成人式のお着物を初々しく見せたいときは

あまり抜くと、そう見えないですものね。

でも、たくさん抜いてほしいと言うお嬢さま(以前盛髪ヘアが流行った時はありましたね)には、合わせました。

でも、ヘアスタイルや体形によっても衣紋を左右しています。


私は基本抜くのが好きなのですが


袴の場合は、基本は少し控えめにします。
特にハーフアップやダウンヘアの時は、あまり抜きません。

ボリュウムがあるアップの時は、少し抜いた方が綺麗な場合もありますよ。(^_-)-☆

歳を重ねると、自分に似合った着方が楽しめますが

若い時は娘さんらしさを一番に気をつけています。

がんばって下さいね。






これもさまざま (紫苑)
2014-10-18 07:48:40
うまっちさま
とても参考になりました。袴の衣紋も特別決まりがあるわけではなく、やはり柔軟でいいのですね。よかった。
少しひやりとしました。ありがとうございます。
初めまして。ガラケーからお邪魔します。 (ネズミ色の猫)
2018-02-07 19:08:37
 東京下町の43歳です。キーワード検索でご息女様のお写真を拝見し、こちらに流れ着きました。
 大正時代、当時人気があった袴の色にちなみ「葡萄茶(えびちゃ)式部」と呼ばれた女学生たち。毛先を下に向ける髪型も流行し始め、衿の中へ入っていかないよう仰(の)けずに立てていたのではないかと、風俗画からも推測できます。袴姿で衣紋を仰ける着方、賛否両論はこれが由来でしょうね。
賛否両論 (紫苑)
2018-02-08 10:40:15
ネズミ色の猫さま
コメントありがとうございます。きものの着方についえては賛否両論というより、好き嫌いが大きいように思います。娘の着付けについては、これ4年も前、確か大地震で卒業式が延期、それで写真だけでもと素人、未熟ながら私が着付けたのです。ゆえに大した理由も、根拠もなく着付けているので、お恥ずかしい限りです。

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