ひとり紫苑・プチプラ快適な日々を工夫

書籍「年金五万円が教えてくれたお金の向き合い方」「あるもので工夫する楽しい節約生活」は9万部。工夫の毎日は続く。

女優きものとモデルきもの

2019-07-14 21:47:58 | 着付け、試行錯誤

 

蒼井優さんのアンティークきものを見て、

同じ着物でも女優さんとモデルさんでは

ずいぶん違うなあと、

以前から感じていたことを

再確認しました。

いま発売中の「美しいキモノ」


 

このところきもの雑誌には

手が伸びないのですが、

今回は竹内さん着用の着物が

あまりに素敵で。

もちろん、名のある方の作品ですが、

同じものをモデルさんも着用なのですが、

なぜかこちらには惹かれなかった。

 

少し前に「婦人画報」では

「女優のきもの」を特集していました。


 

山口智子さん、木村多江さん、樹木希林さんらが

ご自分のきものを着て登場。

好き嫌いはあれど、やはり「いきいき度」

違うなあと感じました。

 

これは雑誌に限らず、単行本でも同じなような。


「あたらしいキモノの教科書」(木下着物研究所)

 

とても素敵な本なのですが、

「教科書」というくらいですから、

やはりすのすごく正統派。

モデルさんは著者本人だったり、

その知人だったりして

プロのモデルさんではないようなのですが、

帯の結び方などきちっとしてて、

私には合わないなとすぐに返済。

 

「季節ごとの日本のおしゃれ72候を教えてくれる本」

こちらは同じ素人モデル、もっとゆるい~。

 


同じ正統派なのに、

「毎日きもの」の河村公美さんは

ご自分に一番似合う着こなしだなと

感じます。

 

 「毎日、きもの」河村公美さんのきもの

 

 思うにモデルさん着用のきものは

おそらくあまりにスキがなさすぎる、

自分のモノにしていない、

どなたかが「幽霊みたい」と

おっしゃっていましたが、

まあ、それほどではなくても、

自分を消していることは確か。

ファッション界では

「モデルはぜったいに自分を出さない。

着ている服を最大限によく見せるのが

いいモデル」だそうです。


でも、着物に関しては、

私は女優さんが、自分に一番似合うように

工夫している、その工夫を見るのが好き。


「樹木希林さんの奔放きもの・布を生かし切る」


しかし、これが洋服となると、なぜかやはり

一流のモデルが着ているのを見るほうが

刺激的だし楽しい。



女優さんが着ていても、似合う、似合わないとは

感じても、それほど素敵に

感じられないのはなぜだろう。


思うに、

雑誌やパリコレのファッションは

私にとってアートだからかな。

 

女優さんが着ると日常性が出てしまう。

きものだって、アートだけど、

私にとっては

きっと「日常的に身に付けたい」との

願望があるから、かな。

きものは自分なりに身につけてこそ

美しい、

美しいから後世に残る~~、

身近な存在として後世に遺したい、

そんな願望が好き嫌いのなかに

含まれているのかもしれません。

「お太鼓の大きさを考える、ずっしりとすっきり」


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