ひとり紫苑・プチプラ快適な日々を工夫

書籍「年金五万円が教えてくれたお金の向き合い方」「あるもので工夫する楽しい節約生活」は9万部。工夫の毎日は続く。

人生は何度あれば気が済むだろうか?そこで私は~~

2020-02-23 08:16:29 | 死について

 

「人生が二度あれば」という

井上陽水の歌があります。

 

 

 

「~~今年の二月で父は64~~♪」

72年の作品だから、私はまだ21歳。

64歳の人のことなど、

想像もできませんでした。

それ以上に、父親や母親のことを

この歌のようにいたわる気持ちさえ

抱いていませんでした(

 

そんな私も、歌の父親の年齢をはるかに

超えて68、「今年の0月で69♪」

 

とても面白い本を読みました。

 

「リプレイ」(ケン・グリムウッド・新潮文庫)

 

43歳のある日あるとき、

心臓発作で突然死。

 

目が覚めてみると、

1963年、18歳の時に戻っている。

これを繰り返すこと4回。

よくあるタイムスリップものではありますが、

毎回、前の人生で後悔したり、

やりたかったことを次々と実現していく。

この繰り返しのデティールがなんとも

正確で、興味深い。

ケネディの暗殺、国家間の軋轢~~。

と書くと硬い内容のように見えますが、

メインテーマは愛、

セックスシーンもふんだんで、

これも真実味がありますよ。

 

私も文庫版の表紙を真似て作ってみました。

ワタクシのタイムトリップは、

大盤振る舞いして48年!

目覚めると20歳!

時を超えるBABA~~♪

 

小説の主人公は、60年代に戻ると、

その時代の競馬やらフットボールの賭けで、

莫大なお金を得る。

結果をすでに知っているので、

間違いはない~^。

その上に、アップルとか将来伸びる会社の

株をどんどん買うわけです。

これでどんな人生でもお金の心配は

なくなる~~。

お金の心配がなくなった上で、

は、この人生で何を成すのか~~。

が、テーマかな

 

それにしても、

何度も43歳になって、

その都度、再び18歳。

前の時代に生きた記憶はあるけど、

妻も娘もそのたびに失う。

喪失することの無量の悲哀~~。

ちょっと哲学的な課題になっていくところが

それがほかのタイムトリップものと違う。

 

 

この小説、前にも読んでいるのですが、

今回改めて読んで深く、深く感情移入。

私は、何度生き直したいだろうか。

 

でも一回きりの人生を生きる

ワタシたちだって何度も生まれ変わる。

耐えがたい苦痛や悲しみを経験すると、

人は一度「死ぬ」のだと思います。

一度死んで、また生き返って、

次の人生に向かって歩いていく。

だから人は本当は何度も生まれ変われる

はずなんですね。

 

で、今回の私は、20歳くらいに勝手に

生き返ることにしました。

この本を読んで、ぐっすり寝ます。

目が覚めたら、20代!

上京したばかりの頃の部屋は四畳半一間。

今目覚めると~~、

なんと、当時の部屋より部屋が広い!

ラッキー!!

これからは20代のつもりで

子どもを産むまでの14年間を

一人暮らし、します!

楽しみだああ。

主人公のジェフは、’45年生まれだから、

現在74歳、生きていたらどんなシニアに

なっているんでしょうね。

「前世はあるのか?森下典子さんの前世は」

「日本人は死んだらどこに行く」

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コメント (4)
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