ひとり紫苑・プチプラ快適な日々を工夫

書籍「年金五万円が教えてくれたお金の向き合い方」「あるもので工夫する楽しい節約生活」は9万部。工夫の毎日は続く。

感情移入する相手が変わって、起きたこと

2020-02-21 12:00:06 | 映画・演劇

 

先日、テレビで「小さいおうち」を

放送していました。

 

前に何度か観たので、

それほど熱心ではなかったのですが、

映画の冒頭のシーンに

見入ってしまいました。

 

映画は戦中の一家に起きる

奥さまの恋愛(今なら不倫というかな)を

女中のタキさんの視点から描いた作品です。

 

 

前に観たときには、ひたすら奥様役の

松たか子さんのアンティークの着物や帯に

目が釘付けになっていましたね。

「小さいおうちの博多帯の謎に迫る」

 

ところが今回は、

なんということでしょう。

 

冒頭、タキさんが亡くなったあとの

遺品整理!

遺族や業者さんがあれこれ

捨てまくっている!

う~~ん、これは。

もちろん、こういうことは頭では

わかっていたんですがね。

ようやく実感が~~。

映画のなかの家族と私の家族が

重なって見えた。

迷惑かけます(汗)

 

もう一つ気になったのは、

タキさんの最後の住まい。

二部屋の木造アパート住まいですね。

お茶の間の奥にベッドを置いています。

 

こんな感じ。

向こうがお茶の間ですね。

 

タキさんは、最後、一人暮らしなんですね。

孫がいるということは結婚したんだっけ?

そのあたり、記憶が曖昧。

 

それはともかく。

最後はこういう場所に

一人で暮らしていたのか。

 

「小さいおうち」が

戦争でなくなったあと、

どんな暮らしをしていたのでしょうね。

本あったかな、書いてあるかな。

 

映画のなかでは、着物の洗い張りを。

伸子張りですね。

私も見様見真似でやってみたことあるのよ。

「バラ小紋を自分で洗う~伸子張り」

 

映画や小説では、ある特定の人物に

感情移入して、作品が続くあいだ、

あたかもその人になり切っていろんな感情を

経験していきます。

恋愛映画では、まあ、愛されヒロインに

なって至福の感情を味わうとか~~。

そういえば、恋愛モノ、いつの間にか

観なくなったなあ。

もう関係ないことなのか?

それも寂しいなあ。

そうしながら、人は無意識に(出た!)

こういう場合はこうするのかと、

学習していく。

だからこそ、流行りの作品は多くの人の

感情や運命を変えていくのですね。

 

窓辺に座る孫。

そうか、部屋が狭くても、窓枠に座ってもらえば

いいのか(笑)

 

で、ワタクシは、今は

タキさんの一人暮らしに感情移入。

 

そうか、もう「奥様」ではないのか(笑)、

ずっと奥さまに感情移入するのも

素敵です。

でも、それができるのは安心、

無意識のうちにでも、最期に向けての

心の準備をしているのかも、ね。

タキさんの簡素な暮らし、

いいなあ

と思えるようになっていました

 

というわけで、

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