わが家族は長いあいだ、
賃貸住宅に住んでいましたが、
その広さはいろいろで、
子どもの成長に合わせてヤドカリのように
変えていけるという利点がありました。
今の一軒家は持ち家ではありますが、
子ども二人が独立したあと購入したので
狭い。
いわゆる狭小住宅です。
最初、この家を見たときには、
「この狭さにどんな人が住むんですか?」と
不動産屋さんに聞いて、
「~~いや、それは(あなたのような)
ひとり暮らしの人か、ご夫婦二人とか~~」
などと言われてしまいました(汗)
一階と二階合わせて、
50?60?平方メートル?
(苦手なので不明。今度調べてみよう)。
一人暮らしにはそれほど狭くはないのですが、
一階と二階が分かれているので、
狭く感じていました。
特にトイレ、ふろ場がある一階は狭い。
いま、子供が来なくなってみると、
この広さ(狭さ)でも、
広いんじゃない、と感じます。
前に、雑誌で、
お風呂やトイレを掃除するときには、
「自分の身体に向かいあうように
きれいにする」
という一文がありました。
なるほどと思った覚えがあります。
これからの我が家も、
お風呂やトイレの延長、いえ、
自分の身体の延長と考えて、
自分の身体をいたわるように
気を遣いたい。
こういうとき、狭さは利点です。
汚れ落としたところはないかな、
ここにシミ(汚れ)ができたな、
う~~ん、ここは壊れそうだから
気をつけなきゃ、といった具合かな。
まっ、なにせ人も家も年数経っているから
仕方がない部分は多くあるんですけどね、
それはそれ。
「蚕が繭を営むがごとく」
という言葉があります。
蚕は繭のなかで、命を養っていく。
繭、コクーン、
すごく居心地良さそうです。
コクーン、コクーン(刻々と)と育っていく
命、とかね(汗)
ワタシは、小さな家という繭のなかで、
明日をまた元気に過ごすための
英気を養っていきたい。
そのためにすることは、はい、
まず整理ですね。
子どもものから片づけようっと。
というわけで、
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