少し前になりますが、仕事関係の知人の会があり参加してきました。
誕生日会です。
ホテルで誕生日会なんてするんですね。
こういう会に行くときには、何を着ていったらいいのか、一番悩みます。
仕事関係で、仲間ではないし、その人の前ではこれまできものを着たことがありません。
だから、余計、悩む。
結婚式みたいなご馳走だわあ。
というのは、初めてきものを着ていった場合、
たいてい「わあ、きものだわ」「素敵~~」とお世辞も含めて、その場が一瞬とはいえ盛り上がります。
主役ではないので、そこはさらりとかわしたい。
でも、きものを着ていきたい。
きものをチョイスした時点で、初めての場ではこういう矛盾にぶつかります。
着たい、でもあまり目立ちたくない~~。
そこで選んだのは、夏大島。
紺のワンピースといった気軽さと礼を失しない程度のきちんと感。
仲居さんに間違われても良しとする地味目選択。
これに同系色の帯をしようとしたのですが、ちょっとさびしいので、緑を添えました。
「沖縄工芸展で教えてもらった二つのこと」 (このときは同系色帯)
誕生日ケーキが出てきました。
ろうそくの数は内緒。
皆で撮った写真はあるのですが、顔隠しが大変なので、今回はパス。
それにしても、こういう結構な場にも、自分で着て、髪も作っていけるようになった自分をほめてやりたい~~。
ブログのお蔭できものいろいろ上達したなあ(もちろん自分比です)。
ありがとうございます。
ベージュと緑の羅の帯。
お誕生日をお迎えになった方が、いつまでも若いことを祈りつつ、松をイメージ。
帯揚げ・青竹色の絽
帯留・帆かけ舟(象牙)・これからの新しい分野への出航を祝って。
その日、髪がうまくできたのが嬉しい。
鼈甲、金縁飾りの櫛。
ヘアがうまくいかないと、きもの着ても落ち着かないです。
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