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朝日新聞の「視点」記者はなぜ中国のゆすりたかりに同調するのか?

2008-07-03 21:44:23 | 雑感
今日の朝日新聞朝刊に「四川復興に日本の技」という署名記事があったが、そのすみに「視点」という解説があったのを読んだ人はいるだろうか?

四川大地震に事寄せて中国で官民を上げて外資系企業に対するゆすりたかりが行われたことはご存知の通りだ。その中ではダイキンやトヨタも槍玉にあげられていた。ところがなんと朝日新聞は「四川大地震の被災地に対し、多くの義捐金を送った日系企業への中国国内での評価は高まる。対照的に義捐金の額が少なかったり、表明した額を払わなかったりした欧米企業には非難が集まった。」などと、とんでもない勘違いの評価をしている。

最大の問題は、中国のゆすりたかりを支持していることだ。この記事の筆者も義捐金は「義務」であり、義捐金拠出競争に大いに励むべきだと認識しているようだ。そして、それに「勝った」日本企業(そんな評価は中国では出ていないが)を大いにほめたたえているわけだ。最近の朝日には珍しく中共の犬のような解説記事で、読んでいて気分が悪くなった。