前回の記事(「空気に支配された、組織内意思決定のジレンマ」)は、森達也さんの「週刊ダイヤモンド オンライン」をもとに書かせて頂いたが、今日、たまたま見た「朝日新聞」の書評欄で、森達也さんの著書「A3」が取り上げられていた。
こんな要旨だった。
「麻原のような存在を“他者化”させ、忘れようとするような姿勢ではまた同じ過ちを繰り返す」
「なぜなら、オウムの姿とは、日本社会自らの“戯画化”された姿だからだ」
こりゃ、「A1」から「A3」まで読まにゃならんね。
今は、多忙なんで、いずれゆっくりできる時間を作って。
(つーか、森さん、献本とかしてくれちゃったら嬉しいんですが・・・、甘いっすか・・・笑)
ほかにも、大阪の友人から関西で放映された討論番組(TV)の録画も受け取ってるので、こういうテーマは今後も書いていく(と思う)。
私が連赤・オウム・大日本帝国について自分なりに考察するのは、純粋に自分の興味からだけではない。
ビジネス書やセミナーでは、海外から直輸入したような「組織論」「モチベーション論」とか氾濫しているけど、人間の“深層”、組織の“真相”というものを捉えるには、こういった問題を考えることは不可欠なんだよ、という思想があるからだ。
私が最も影響を受けたマーケターの先生には、世の中のあらゆる事象を分析し、自ら語れることこそマーケター、リサーチャーの最終目的である、という思想がある。
そして彼は、卓越した能力を持ったマーケター、リサーチャーであっただけでなく、思想家であった。
どの商品の「継続飲用意向」のトップ2が何%で有意差が・・・、というだけが「マーケティング・リサーチ」じゃないわけ(苦笑)。。。
ま、それはそれで必要だし重要なんだけどね。
ただ、今おりしも原発再稼働や現在と今後のエネルギー政策の話が盛り上がっているから言うわけじゃないけど、政治・経済を含めた世の中のあらゆる事象について、「自分よりも偉い誰かが言ったから」というような受け売りではなく、自分の意志と立場で説明でき、ときには意見を表明する、そんなことのできない人を、自分と同じ「マーケター」としては認めたくはないね、、、ということだ。
2001年9月11日の世界貿易センターテロの数日後、白金台のイタリアンレストランで、今は亡き先生から「君は、どう考える?」と問われ、自分の考えを言ったことをまるで昨日のことのように思い出す。
といっても、このブログで書いていることは、あくまで私自身の思想なんでね。
だから、「カルチュラル・マーケター」なわけでして。
その最初のバイブルとして、拙著『コンテンツを求める私たちの「欲望」』があるわけです。
人様に強制はしませんよ(笑)。
尤も、人様や世間のことを語れても、いちばーん難しいのは自分自身のことで、私もよく同じ過ちを繰り返したりしてきたんですよ(苦笑)。。。
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▼私へのお問い合わせは下記メールにてお願いいたします。
sinoue0212@goo.jp
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▼『コンテンツを求める私たちの「欲望」』
電子書籍(無料)、閲覧数7,900突破しました!
http://p.booklog.jp/book/43959
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▼パートナー企業様
*詳細につきましては担当者とご説明に参ります。
【ソーシャルリスニング】につきましては、
GMOリサーチ株式会社 「GMOグローバル・ソーシャル・リサーチ」
http://www.gmo-research.jp/service/gsr.html#tabContents01
【激変するメディアライフ! 感性と消費の新常識】
アスキー総合研究所「MCS2012」
http://research.ascii.jp/consumer/contentsconsumer/
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お読み頂き有難うございます。
(↓)クリックの程、宜しくお願い申し上げます。
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「麻原のような存在を“他者化”させ、忘れようとするような姿勢ではまた同じ過ちを繰り返す」
「なぜなら、オウムの姿とは、日本社会自らの“戯画化”された姿だからだ」
こりゃ、「A1」から「A3」まで読まにゃならんね。
今は、多忙なんで、いずれゆっくりできる時間を作って。
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ほかにも、大阪の友人から関西で放映された討論番組(TV)の録画も受け取ってるので、こういうテーマは今後も書いていく(と思う)。
私が連赤・オウム・大日本帝国について自分なりに考察するのは、純粋に自分の興味からだけではない。
ビジネス書やセミナーでは、海外から直輸入したような「組織論」「モチベーション論」とか氾濫しているけど、人間の“深層”、組織の“真相”というものを捉えるには、こういった問題を考えることは不可欠なんだよ、という思想があるからだ。
私が最も影響を受けたマーケターの先生には、世の中のあらゆる事象を分析し、自ら語れることこそマーケター、リサーチャーの最終目的である、という思想がある。
そして彼は、卓越した能力を持ったマーケター、リサーチャーであっただけでなく、思想家であった。
どの商品の「継続飲用意向」のトップ2が何%で有意差が・・・、というだけが「マーケティング・リサーチ」じゃないわけ(苦笑)。。。
ま、それはそれで必要だし重要なんだけどね。
ただ、今おりしも原発再稼働や現在と今後のエネルギー政策の話が盛り上がっているから言うわけじゃないけど、政治・経済を含めた世の中のあらゆる事象について、「自分よりも偉い誰かが言ったから」というような受け売りではなく、自分の意志と立場で説明でき、ときには意見を表明する、そんなことのできない人を、自分と同じ「マーケター」としては認めたくはないね、、、ということだ。
2001年9月11日の世界貿易センターテロの数日後、白金台のイタリアンレストランで、今は亡き先生から「君は、どう考える?」と問われ、自分の考えを言ったことをまるで昨日のことのように思い出す。
といっても、このブログで書いていることは、あくまで私自身の思想なんでね。
だから、「カルチュラル・マーケター」なわけでして。
その最初のバイブルとして、拙著『コンテンツを求める私たちの「欲望」』があるわけです。
人様に強制はしませんよ(笑)。
尤も、人様や世間のことを語れても、いちばーん難しいのは自分自身のことで、私もよく同じ過ちを繰り返したりしてきたんですよ(苦笑)。。。
A3〈上〉 (集英社文庫) | |
森 達也 | |
集英社 |
A3〈下〉 (集英社文庫) | |
森 達也 | |
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*詳細につきましては担当者とご説明に参ります。
【ソーシャルリスニング】につきましては、
GMOリサーチ株式会社 「GMOグローバル・ソーシャル・リサーチ」
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【激変するメディアライフ! 感性と消費の新常識】
アスキー総合研究所「MCS2012」
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