香港の新聞を見ていたら、こんな商品の広告が出ていました。
ちょっとインパクトのあるネーミングです。
「京都宿便清」という便秘薬です。
京都というのはただ和風の雰囲気を出したかったのでしょうが、
これを「宿便」という言葉と組み合わせたところがすごいです。
なんかエレガントで、綺麗な感じがします。
ブランドは日本阪聖という名前です。これ調べてみてもよくわかり
ません。日本風に見せかけて、香港の会社なんですかね?
「宿便を解消できる珍品」というコピーの「珍品」というのは
ちょっと場違いな使い方ですが、またそれが微笑ましい。
その下に、「六丁目 心斎橋 表参道」と書いてあるのですが、
「六丁目」というのはどこの「六丁目」?
本当に、心斎橋と表参道にこのお店か事務所があるんでしょうか?
そして六丁目というのは?謎が謎を呼ぶ広告です。
「日本NO.1の超人気商品」とありますが、日本でこんな商品あるん
でしょうか?検索してみても、日本語のサイトには出てきません。
ちょっと謎です。三つ目の「便通をよくにさせ」という表現が
ちょっと惜しいです。でもまあこれは日本人向けではなく、日本語
はあくまでも飾りなので、文法の間違いは特に問題にはならないの
でしょうが、せっかくなので完璧な日本語にしてほしいものです。
この商品がちょっと気になったので、家の近くのドラッグストアー
のチェーン店のManningsに行ってきました。ありました。
これです。しかし、便秘の薬って香港もいろんなのがあるんですね。
たまたまこの広告のことが、香港のブログにも出ていました。
http://hk.myblog.yahoo.com/jw!rBu10oSRGw7e.17c4vc-/article?mid=2926
長戸光(ながとひかる)という名前で、日本語オタクの香港男性の
ようです。この広告の日本語の文章を一生懸命解読しようとしている
その姿勢は素晴らしいです。がんばってほしいですね。
よろしければ、こちらもついでによろしくお願いします。
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