南の国の会社社長の「遅ればせながら青春」

50を過ぎてからの青春時代があってもいい。香港から東京に移った南の国の会社社長が引き続き体験する青春の日々。

健康診断は楽しい

2006-08-07 00:08:15 | シンガポール
健康診断の結果が来ました。いろんなデータで一喜一憂。
とりあえず、致命的な病気とかの発見がなくてほっとしました。
肝臓にのう胞が見られるとの結果。しかしこれは一年に一回の
超音波検査で経過をみることということなので、それほど緊急
のものではないようです。眼底に関しては、網膜の変化の疑い
というのが出ていて、これは眼下専門医の受診をしたほうが
よいということでした。

私は若い頃から高血圧傾向があり、昨年の健康診断後から血圧
降下剤を飲み続けていますが、薬のおかげで血圧は平常を保っ
ています。網膜は高血圧の影響もあるのかもしれません。母親
は晩年、目が不自由になったのですが、あるいは私も目に影響
が出るのかもしれません。そうなったら下町娘に目と
なってもらうしかないのでよろしくお願いします。

シンガポールで健康診断を受けるのは数回になります。いつも
同じところで受けているのですが、日本で会社がやっている健
康診断に比べると、非常に快適で、むしろ楽しいとさえ感じて
しまいます。

検査を受ける日程で全く違うのですが、今回は平日の午後で、
待ち時間がほとんどありませんでした。検査のために待たされ
るのはいやなものです。それがほとんど待ち時間なく、ぱっぱ
と検査されていくのは気持のよいものです。

超音波で内蔵を検査するのは、ちょっと気持ち悪いです。お腹
にべたべたするものを塗って、超音波のセンサーをぐりぐりさ
せながら調べていくのですが、あんまり気持のいいものでは
ありません。

バリウムを飲んで、胃の検査をするのも、ちょっとした苦痛で
す。バリウムを飲むのはいやなもんですが、最近では、いろん
なフレーバーがあって、苦痛を和らげようとする意図が見られ
ます。パイナップル味とか、ストロベリー味とか何種類か選べ
るようになっていて、私はコーヒー味を試しました。

バリウムを飲んでから、ゲップをしてはいけないので、それを
がまんしながら、大きなマシーンの上で、右を向いたり、左を
向いたり、ぐるりと回転したりするのは、ちょっとなんか情け
なくなります。

いろんな検査を受けて、最後は医者の問診ですが、そのときに
はレントゲンやら、心電図やら、胃の写真やら、超音波の内蔵
の写真やら、血液検査の結果、尿検査の結果、眼底写真などが
だいたいそろっていて、それを見ながら、どこがどうとか説明
してもらえるのが非常にありがたいです。

日本の会社の集団検診だと、ここまできめ細かく見てはもらえ
ませんでした。これは感謝です。また病院の雰囲気が明るく
清潔なのも気にいっています。陰気な雰囲気だといやになって
しまいますからね。

また、検診が終わり、料金を払うと(検診は保険が効かない)、
お食事券がもらえます。これは感激です。検診を受けるために
朝食とか昼食とかは制限されます。検診を受ける時点ではかな
り空腹です。最後に出るお食事券、これはとてもありがたい
気持になってしまいます。

シンガポールは病院がサービス業としてカスタマーサティス
ファクションを追求している感じがします。そういう部分は
すごく好きです。私が毎年だいたい検診を受けているのは、
自分の身体が心配ということもあるのですが、そういう病院
の態度も理由の一つです。