終の棲家でのんびり暮らす田舎暮らし

リタイア後山中に終の棲家を建て、夫婦二人で自然すぎる環境での田舎暮らしは、どこまで続けられるか。

自家発電機で助かった5日間

2019年09月16日 | 田舎暮らし

いつになるかわからない電力復旧を待っていられない!

9日の台風通過で停電と断水が同時に発生した。我が家は送電線鉄塔がある山の上にあり、水道水はポンプ施設からポンプアップして給水しているので停電に伴い断水になる。

結果としては5日間の停電で済み助かりましたが、辺鄙な山の中のこと最低10日は通電しないと覚悟し長期戦の準備に入る。冷蔵庫、テレビを使うためにはインバーター搭載発電機がいるのでホームセンターに走り購入した。

もともと防災対策を妻と話し合っていて、インバーター搭載発電機の購入を考えていたのだが、考えていただけでは対策にならないことを思い知った。

我が家のような隣家との距離があるところでは発電機の騒音は気にしなくてよいが、街中では近所迷惑で苦情が来るだろう。低騒音タイプで防音箱に入れて使う必要があるだろう。

左上のGIF画像は、エアコン設置工事で基礎に穴を開け電源ボックスを取り付け、PF管の一本はエアコン室外機に、もう一本は室内に外部電源を取り入れる防水コンセントを設けてある。この防水コンセントに発電機からの防水延長コードを繋ぎ電気を送っている。

我が家のようなオール電化住宅は電気を失うとガス設備がないからすべてのライフラインが断たれる。照明と煮炊きを確保したいが発電機とカセットコンロが必需品だ。発電機があってもガソリンがいるしカセットコンロがあってもカセットガスがいる。

災害時にはガソリン調達にもの凄く苦労するもので、連日2~3時間並んで携行缶のガソリン確保に追われた。冷蔵庫稼働には24時間運転になる。電気器具を最小にしてエコスロット運転稼働で16~20ℓ/24h(日) ガソリンを消費するので車のガソリンタンクからの抜き取りも試したが容易ではなかった。

プロパンガスのお宅であれば低圧ガス(LPガス)用インバーター搭載発電機もあるが発電出力の大きいものがないが長時間運転できる機種もある。

2019年9月9日台風15号でとった停電対策
HONDA EB2300 スタンダード発電機2.0KVA 電気の取れない場所で電動工具用として使っていた。電子基板の無い電球、蛍光灯(LED不可)、浄化槽ブロワーなどモーター系に使える。 HONDA EG25i 正弦波インバーター搭載発電機2.5kVA(単相100V/25.0A)電子基板が使われているLED照明、テレビ、パソコン、冷蔵庫、流すのに電気がいるタンクレストイレに使える。
エアコン設置電気工事の時に、室内に発電機の電力を取り入れる外部電源取り出しコンセントを設置した。柱に後付した2口コンセントにコードリール線を挿した。 室内はコードリールから使う器具に消費電流を考えながら、床に線が露出するが延長コードで電気を送る。発電機のコンセント1口15A以下なので2本で取る。

掃除機等モーター系は消費電流以上にスイッチを入れたときに掛かる起動電流が過大になるから注意がいる。冷蔵庫は冷蔵・冷凍を弱に設定すると消費電流を抑えられる。テレビ等待機電流が掛かるものはコンセントを抜くと発電機のエコスロットが働きガソリン消費が抑えられる。

ウォシュレット機能付トイレは、水を温めるのに大きな消費電流を使うので発電機での使用は避けたほうがよく関連スイッチをOFFにした。

発電容量の大きい機種が安心だが、どこまで必要か熟考がいる。