goo blog サービス終了のお知らせ 

終の棲家でのんびり暮らす田舎暮らし

リタイア後山中に終の棲家を建て、夫婦二人で自然すぎる環境での田舎暮らしは、どこまで続けられるか。

陣馬山頂でビールで乾杯~♪

2016年05月18日 | 遊びにいくこと

東京近郊のハイキングコースは沢山あるが、山頂に茶屋があって飲食ができるところは限られてくる。そんな中でも子供から高齢者まで手軽に登れ、爽快な山頂での茶屋で食事や冷たいビールが頂けるのは陣馬山の大きな魅力だろう。

妻共々15年前から楽しませてもらっている定番のコースだ。ここは日帰りで十分に楽しめるコースなのだが、私達は麓にある陣馬の湯で一泊して帰るのがお決まりだ。

陣馬山は神奈川県相模原市藤野にある標高855mの山だ。東京から行くにはJR中央本線藤野駅を下車して津久井神奈交バス和田行きに乗車して行く。

藤野を起点とした周辺観光案内を行なっている一般社団法人藤野観光協会のホームページからはバスの時刻表など色々な詳しい情報が見れる。ホームページ内のハイキングから下記の陣馬山ハイキングマップをPDFで見る事ができる。藤野観光協会のトップページ

陣馬山山頂への代表的コースとして、和田行きバスに乗車して陣馬登山口バス停を下車して一ノ尾尾根コース・栃谷尾根コース・奈良子尾根コースがあり、なだらかな尾根歩きのロングコースだが場所によって上り坂がきついところがある。

終点和田バス停を下車して和田第二尾根コース、和田尾根コースの登山口まで舗装道路を歩く。登山口からどちらも最初の登り初めがきついが途中から緩やかな勾配が続き一ノ尾尾根コースに合流する。

陣馬山山頂への最短コースで歩行距離が短く比較的楽なのが和田峠から頂上を目指すコースだろう。ただ和田峠までの直通バスが無いのでマイカーかタクシーで行くしかない。和田峠には駐車場がある。

下記、陣馬山ハイキングマップは、藤野駅改札口に置いてある。また、詳しい情報収集をするには藤野観光協会のホームページをアクセスしてみるのが一番だ。

私達が選んだコースは和田尾根コースだ。土日は臨時便のバスが運行していて多くのハイカーが停留所に並んだ。和田を目指して乗車するが大半の乗客は陣馬登山口で降車していった。一ノ尾尾根コース・栃谷尾根コース・奈良子尾根コースの出発点になる。

それからバスが狭い曲がりくねった道路を走ること現在閉館中の旧県立陣馬自然公園センター前にある和田バス停に到着した。ここにあるトイレは使用できるので、登山開始前のトイレがしっかりできるので安心できる。

和田バス停から歩くこと5分で和田第二尾根コースの登山口。民家の庭先を通る感じがするが裏山からは急坂が続く。コースタイム1時間20分

さらに舗装道路を和田峠に向かって歩くこと和田の里体験センター村の家が右に、ここのトイレも使用できる。

舗装道路さらに歩いて行くと道路脇に綺麗な花が。花の名前がわからなかった。

途中生藤山・醍醐丸登山口の案内標識を左に見て上ること和田尾根コースの登山口にようやく到着した。私達はここに記載したコースすべて歩いたが、最近は和田尾根コースから登っている。コースタイム1時間20分だがゆっくり歩いて2時間で登る。

登り口を進むことすぐに地元の方々達の墓地の脇を通ることになる。結構な急坂が続くが我慢して登りきったところに今年もギンラン(銀蘭 ラン科キンラン属)が迎えてくれた。

まだ蕾が開いていない。5月21日~22日頃が見ごろかな。

フタリシズカ(二人静 センリョウ科)が歩いて行く登山道脇に。

登ること1時間20分、和田尾根コースと一ノ尾尾根コースの合流地点に到着した。頂上まであと700メートルだ。ここで少し丸太の休憩ベンチに座って休む。

緩やかな尾根道を歩くこと頂上直下の階段まで到着した。

ようやく正午に陣馬山頂上に到着。

白馬のモニュメント

汗を掻きながらも登ってきた最大の楽しみが清水茶屋での食事と冷たいビールだ。山頂には三軒の茶屋があるが、いつも食事休憩しているのが清水茶屋だ。

味もとても良く良心的なお値段だ。一押し、陣馬うどん600円、陣馬そば600円、おでん450円、なめこ汁300円、けんちん汁550円、カップラーメン300円、ところてん300円、おしるこ400円、おさしみこんにゃく一皿500円

ビンビール700円、缶ビール350ml 450円、缶ビール500ml 600円、日本酒カップ450円、ホットコーヒー300円、ゆず坊サイダー300円、ゆずシャーベット300円、緑茶アイス300円

美味しい自家製おさしみこんにゃくとおでん、一本目のビンビールにはお新香が付く。

けんちん汁と陣馬そば、どちらもとても美味しかった。二本目のビンビール。

生藤山山頂からの眺めは望めない、手前の尾根沿いからの景観が良かったことを思い出し、一杯やりながら生藤山を眺める。生藤山には茶屋などが無いので、弁当持参かゴトクバァーナーを使って調理するのも楽しい。

富士見茶屋

信玄茶屋

ゆっくり休憩した後は、今晩のお楽しみ陣馬の湯 陣渓園に向かって下山するのみだ。

今夜は陣渓園で乾杯~♪に続く

杉原千畝を見てきました

2015年12月14日 | 遊びにいくこと

朝から雨の日、妻とふたりで映画にいこう。
杉原千畝(すぎはら ちうね)といえば、ドイツによるユダヤ人の大量虐殺からユダヤ難民を救うためにビザを発行して救った人道の人と言われてるぐらいは知っていた。
杉原千畝は本省から亡命ポーランド政府の諜報機関協力者以外へのヴィザ発行を禁止されていた。リトアニアの在カウナス日本領事館前につめかけた避難民たちを前に、本国の訓令と自身の良心の狭間で葛藤していく様は尋常なものではなかっただろう。

オランダフィリップス社のリトアニア支社長だった在カウナス・オランダ領事が、避難民たちを救いたい一心から南米スリナムにあるオランダ領のなにも無い島への入国はビザを必要とせずと認むと記したオランダ領事印と領事のサインの付いたタイプ文書を渡し、日本経由での通過を画策し日本公使館に持ち込ませたのである。

これを知った杉原千畝は抗議しに行った。今、領事館を閉鎖しようとしているオランダ領事は、これが領事としての権限でできるせいっぱいの事だと言った。

領事館の窓越しからビザ発給を求めて集まった避難民を見ながら千畝は妻に向かって領事の権限でビザを出すことにする。

いいだろう?という千畝の問いかけに、
あとで、私たちはどうなるか分かりませんけど、そうして上げて下さいと語り合った場面が印象に残った。

杉原千畝の行なった良心の行為を人道の人と見るか、本国の訓令に背き勝手なことをしたとんでもない外交官と、見かたに色々議論があるようだ。私はそんな論議には興味はない。

それより、イスラエルと友好関係にある日本政府が、杉原千畝の名誉回復に2000年までかかった事に驚きを覚えた。

☆関連記事へリンク
精一杯、生きる(2016.09.16)
雨の日は映画鑑賞しプチ贅沢(2016.06.28)
10時の映画祭宋家三姉妹(2015.12.03)


10時の映画祭宋家の三姉妹

2015年12月03日 | 遊びにいくこと

天気予報どうり朝から雨になった。こんな日は映画が一番だ。

リフォーム塗装作業はお休みして、TOHOシネマズ第三回新・午前十時の映画祭 名作選の中から妻が見たいという「宋家の三姉妹」を見に行った。

私達の年代は歴史の勉強で中世は詳しく教わったが、戦前戦後の近代史はさらっと過ぎたような覚えしかない。映画であるから史実の正当性云々という難しいことは横において、三姉妹家族が歴史の激動期に賢く懸命に生きたドラマとして楽しむことができた。

この当時日本、中国でも国を問わず上流階級の人たちの洋風かした生活、これは特徴的なイメージを感じた。三姉妹三様の価値観を追求して生きていく姿勢も大いに見ごたえがあった。(第三回新・午前十時の映画祭パンフレットから抜粋掲載)

12日以降の雨の日は「ラストエンペラー」を見に行くことにした。

☆関連記事へリンク
精一杯、生きる(2016.09.16)
雨の日は映画鑑賞しプチ贅沢(2016.06.28)
杉原千畝を見てきました(2015.12.14)


妻の女友達と一泊忘年会番外編

2015年12月01日 | 遊びにいくこと

我々のんべい達には、おつまみが無くちゃ始まらない。いつものように鮮魚 丸太にてお刺身を調達することになった。私がお店に行くのは初めてだった。

店内を歩いて新鮮なお魚を見ていると、おや、素敵なステンドグラスが飾っているではありませんか。このふぐのステンドグラス製ランプは、海に打ち寄せられたガラスから制作したものだそうだ。

トビ魚のステンドグラス

洲崎灯台のステンドグラス

一日観光ドライバーの私に、私達の気持ちとご褒美のお酒をくれた。宮内庁御用酒と信じがたく恐れおいお酒、惣花。醸造元は日本盛 株式会社、惣花発売元は株式会社 加島屋 ちょっと待ってくださいよ。「NHK朝ドラ 朝が来た」の加島屋ではないのか。?

大阪中之島で長州・筑前をはじめ二十数藩の蔵屋敷為替方を勤め米方両替商の看板を掲げ商売をしていた。なになに~

1899年(明治32年)清酒「 惣花」は宮内庁御用達のご下命
加島屋の沿革について下記のページアドレスを見てみるのも面白いかも。
https://www.kajimaya-sake.co.jp/company/history.html

お酒の御味はとてもマイルドで飲みやすいお酒だ。超特撰 惣花(純米吟醸酒)
詳細は貴方自身で上記アドレスにアクセスしてご判断ください。


妻の女友達と一泊忘年会後編

2015年12月01日 | 遊びにいくこと

午後4時、館山市北条JR館山駅東口から200メートルに位置する幸田旅館に着く。
旅館の建物や施設は一昔前の様相を呈しているが、サービスと激安価格で有名だ。

館山で一泊二食付き5,400円で泊まれるのだ。

素泊まりで5,000円以上の時代に満足できる内容で驚くべき料金価格だ。

毎年の忘年会に女将さんが用意してくれる部屋が若汐の間だ。8畳の和室に洋室の続きの間にトイレ、洗面が付いた部屋だった。

清掃が行き届き清潔な感じがするが、旅館の館内は古く老朽化は仕方ない。
安く泊まれることは大きい、宿泊施設にこだわるのであれば、お金しだいだ。

お風呂は、男湯が伝馬船ぐらいの舟形風呂、女湯は小さなポリバスだ。
この旅館はビジネス客が中心だったようで、女性客には少し不満なお風呂だ。

時間が早いこともあり、彼女たちは勝手に男湯に入ってしまったのだった。
別の男性客が入ろうとしたが、脱衣所や浴室の異常を察し退散したそうだ。

彼女達が上がってきたので、私はお風呂に向かった。
お風呂でお会いした男性客から参りましたよ、おばさんたちに占領されていたことを散々聞かされたのだった。

夕食の食堂で、彼氏がお前のおばさん達かよという顔をしていたのにはまいった。
時間を区切って女性客にも船形風呂に入れたらなと思ったのだった。

お風呂に入り夕食までの間、旅館の正面にある鮮魚 丸太にて各種お刺身を買っての飲み会になった。この他におつまみは牛タンの燻製、いかのイカ墨、鮭とば、女性には飲みやすいというお酒がもう一本。食事前に二本の酒瓶が空になった。

夕食になった。小出しの盛り合わせ、魚の煮付け、牛肉の陶板焼きが並んでいた。
食堂ではビールで乾杯し、宮内庁御用達とか云うお酒720ml一本とお燗酒二本、冷酒一本の忘年飲み会になった。

そこに魚のムニエルとお刺身が付く。

朝の朝食だ。お腹いっぱいになって旅館を後に出発した。

今日は勝浦ダムを回って、会所のそは処もみの木庵で新そばを食べることになった。
途中、道の駅和田浦に着いた。シロナガスクジラの巨大な複製全身骨格が目に入った。

道の駅和田浦の店内。ここは鯨の町で名が知れている。さんが焼きが美味しかった。

静かな勝浦ダムに到着。

会所の「そは処もみの木庵」に着いてびっくり。新そばを食べに沢山の車がきている。
番号札を貰ってテーブルに座って待っているとハプニングが発生した。

プロパンガスが切れて調理ができないので、時間が掛かりますとスタッフの皆さん大変。
紅葉の季節の分校は人々帰る人もいれば、続々と車が押し寄せてきている。

まあ、山奥にわざわざ新そばを食べに来たのだ。ガス到着までのんびり分校見学やそば打ち教室に行ってそば打ちを見学。朝から四人がかりでそばを打っているようだ。
ここのそば粉は自家製だ。石臼の粉挽き機でそば粉を挽いていた。

四人で鴨南そばを食した。その日挽きたての新そば、いや~絶品のお味でした。

そうそう思い出した事がある。プロパンガスが切れたことに対して中年夫婦らしきお客が新そば、新そばと宣伝しているのだったらガスぐらいちゃ~んと用意しておけと口にしていた。残念ながらガスボンベの心配はガス屋の仕事、ガス屋がマガ抜けているだけだ。

普通の一般家庭で、今日のガスは大丈夫かしらなんて心配して生活していますかって言いたいよ。切れたらプロパンガス供給会社の責任に決まっているでしょう。
他にだあ~れも文句言ってませんでしたよ。

その二人、なにやら旅行パンフレットなどを見て旅行を計画しているようだったが。
俺は客だというタイプだね。怒って帰ればいいのに美味しい新そばを食べていった。
久々についつい書いてしまった。地域興しでやっているNPOみたいなものなのに。

関連記事へリンク
妻の女友達と一泊忘年会前編(2015.11.29)
妻の女友達と一泊忘年会番外編(2015.12.01)
妻の女友達と一泊の忘年会(2015.11.28)