続再開発特別委員会

今回も疑問続出
12月議会で継続審査となっていた再開発特別委員会が開かれた。問題になっていたのは①公共施設内装工事（30億円）を入札ではなく本体工事業者に発注する②京王券売機を1億5千万円で移転するなどだ。①の理由は工期が遅れたためとのこと。それによって来年3月までに工事を完了するためには、内装工事が市の発注では間に合わないというのだ。公共施設と店舗が同時オープンでなくてもいいのではとの質問には「同時オープンは絶対条件」と言い張るのみだった。問題の要因となっている工期の遅れの理由を盛んに述べていたが、想定外といえるようなものではなかった。結果30億もの公共事業が入札なしで行われる。地元業者への仕事も補償されなくなった。
券売機は現在の場所が通路上にあるということで移設はやむを得ないと思う。しかし10年前に将来を見据えて設置場所を決めていれば1億5千万円も出さなくて済んだのではと思う。
それにしても、当初160億を上限としていた再開発事業は新たな工事費などで6億円、公共施設内装工事30億円、券売機移設1.5億円が加わり、再開発関連費用は200億近くになってしまった。この上に再開発ビル地下駐車場6億円は、まだ解決していない。どこまで膨れる再開発だ。結局、今日の委員会でも「了承」とはならなかった。