「公共施設とまちづくり」に参加
自治体の抱える問題を交流し解決の方向を議論する自治体学校。今年は22~24日、千葉市で開催された。議員になった当初は毎年参加していたが、最近はすっかりご無沙汰していた。今回は分科会に「公共施設とまちづくり」があり、関心をそそられ23日から参加した。
府中も「公共施設マネジメント」と称して施設の再編を進めている。その1番手がグリーンプラザの廃止。各地からの報告では浜松市がすさまじい。合併と合わせて439施設を削減しているという。廃止した跡地は売却・貸付も府中と同じ。今回の学習で1番共感したのは、施設は単なる“物”ではないということ。施設があってこそその地域に文化が育まれてきた、ということだ。
それで思い出したのが、地域プール廃止が提案されたときだった。理屈抜きに悲しくなった、が、その時理由は分からなかった。今回「文化」と聞いて納得がいった。プールは子どもたちが無心に遊び、成長する場の一つ、文化だからなのだ。
その施設が統廃合となれば、当然住民に不利益が生まれる。その時こそ住民参加が試される。府中に置き換えれば「公共施設マネジメント」は「上」からの計画。それに対し住民の「下」からの計画をいかに統一できるか、ということになる。要するに建てる時より、廃止の時の方が時間と労力が必要ということだ。
自治体の抱える問題を交流し解決の方向を議論する自治体学校。今年は22~24日、千葉市で開催された。議員になった当初は毎年参加していたが、最近はすっかりご無沙汰していた。今回は分科会に「公共施設とまちづくり」があり、関心をそそられ23日から参加した。
府中も「公共施設マネジメント」と称して施設の再編を進めている。その1番手がグリーンプラザの廃止。各地からの報告では浜松市がすさまじい。合併と合わせて439施設を削減しているという。廃止した跡地は売却・貸付も府中と同じ。今回の学習で1番共感したのは、施設は単なる“物”ではないということ。施設があってこそその地域に文化が育まれてきた、ということだ。
それで思い出したのが、地域プール廃止が提案されたときだった。理屈抜きに悲しくなった、が、その時理由は分からなかった。今回「文化」と聞いて納得がいった。プールは子どもたちが無心に遊び、成長する場の一つ、文化だからなのだ。
その施設が統廃合となれば、当然住民に不利益が生まれる。その時こそ住民参加が試される。府中に置き換えれば「公共施設マネジメント」は「上」からの計画。それに対し住民の「下」からの計画をいかに統一できるか、ということになる。要するに建てる時より、廃止の時の方が時間と労力が必要ということだ。