今年もあと３日

私の議員生活も残りわずか
寒波襲来、今朝の宣伝は風も強く凍えるようだった。役所は今日で終わり今年も残すところ３日となった。議会が終わって１週間以上たっているが、今回はなかなか報告する気になれなかった。

例の議会基本条例に対する陳情が尾を引ているのだ。これだけでは初めての人には訳が分からないので、簡単に説明する。

かねてより議会改革検討委員会で議論していた議会基本条例案がまとまった。その内容を議会報に掲載し意見募集を募った。募集期間が１週間だったため、内容に対する意見より１週間が「短い」との意見が多数あった。さらに陳情も出された。その陳情が「身内」だったため、ややこしくなった。結果、わが議員団は対応が割れることになった。

私としては改革委員として関わってきた責任もあるし、期間の問題も含め異なる会派がぎりぎりのところで合意した点を評価してほしい、と主張し陳情は不採択とした。私の思いは語りつくしたと思うが、どう伝わったかは分からない。いずれにしろこの問題は年を越すことになる。

そんなこともありながら、先週は恒例の原発イヤだ電飾デモ。昨日は萬歩記58号を発行し、そしてささやかな忘年会。いろいろあっても仲間と飲むのが
一番、なんてしみじみ思った。

あと３日で新年、私の議員生活も残り４カ月となる。そんなことより、しっかり竹内さんにバトンを繋がなければならない。

市議選まで4か月

寒風が身に沁みます
急に寒くなりました。そんな中、連日朝宣が続いています。特に今朝は風が強く、時間の経過とともに身体じゅうが凍えてきました。それでも竹内ゆう子さんの笑顔が通勤者を和ましているように思える。

議会は今日が学校老朽化対策特別委員会で、残すは火曜日の本会議のみとなった。検討中だった学校施設改修計画の素案が出された。学校を3つのグループに分け、約30年かけて改修する長期計画。総額で1,180億円を想定している。

気になっていた学校図書館だが、コンピューター室と一体化したメディアセンター構想が示された。パソコン、タブレット、蔵書などを使って調べ学習に活かそうというもの。

先般、「府中学校図書館を育てる会」が教育委員会に申し入れた中にも、コンピューター室との一体化が入っている。新しい時代の学校図書館として期待される。今回の計画が最初に活かされるのは、八小と一中となるがしっかり見守っていきたい。

公民館有料化中止の陳情

4,700筆を超える署名だったが
先週から始まった12月議会、すでに一般質問や関心の集まった陳情審議は終了した。特に公民館など社会教育施設の有料化については、久々にまとまった署名が提出された。

これまで何度も議論してきた問題だが、今回は「使う人と使わない人の公平性」と決定に至るプロセスに絞って質問した。

市がこのような言い方をしだしたのは最近である。あまりにもわかりやす過ぎて、本来行政が使うべき言葉ではないと思っている。しかし今、こうした言い方がまかり通っている。寛容さがなくなっている、劣化といってもいい。

私としては自らの思いを言ったつもりだが、伝わったかどうかはわからない。思い余って「市長が聴いていたら考えてほしい」と口から出てしまったが、これは余計なことだった。

結局、一人の委員が「議論が不十分」として採択に回ったが、採択は2名のみで不採択となった。これで年明けから有料化になるわけだが、この1年、社会教育や公民館について学んだ意義はあったと思う。