目黒重夫昨日・今日・明日

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新宿戸山 戦跡を歩く

2021-12-14 09:14:23 | 日記
東京で箱根山登山
先週土曜日、新宿・戸山周辺の戦跡を歩く企画に参加した。午後、山手線・高田馬場駅に集合、旧陸軍外山ケ原射撃場を始め3時間を超えるコースだった。

この一帯はかつて陸軍関係の施設が多くあった地域で、いまもその遺跡が各所に見られる。驚いたのが陸軍幼年学校や戸山学校があった周辺は、樹木に囲まれ起伏に富んでいることだ。とても新宿の近くとは思えない。

中でも山手線内で最も高いとされる箱根山は、標高が44.6mとのこと。なぜ東京に箱根山か。実はこの一帯、かつて尾張藩の下屋敷で、実際の箱根の山を模した築山なのだそうだ。

箱根山を越えて目指したのは1989年に大量の人骨が発見された、旧陸軍軍医学校(現国立感染症研究所)施設内の納骨施設。人骨には銃創、切創痕などがあるものもあった。731部隊との関連も言われたが、いまだ不明とのこと。

人骨は当面「保管」ということで納骨施設に納められているが、再調査が求められるところである。今回、案内をしてくれた「軍医学校跡地で発見された人骨問題を究明する会」の鳥居さん、ありがとうございました。
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