青年劇場「郡上の立百姓」

注目は⒉幕目、感度的なラスト
決算員会最終日、２年ぶりの府中公演となった青年劇場「郡上の立百姓」を観た。青年劇場の芝居はいつも重い。とはいえ最近は若手演出家により、だいぶ変わってきた。今回は注目の藤井ごう演出で視覚的にすばらしい芝居だった。40人からの出演者が同時に舞台で演ずるのは、観たことがない。踊りの場面はいいとしても、そうでないときは40人がそれぞれの動きをする。全員にどうやって目配りをしたのか、それだけでも今回の演出の大変さが分かる。
　題材はもちろん郡上一揆だが、昨年の戦争法反対に立ち上がった市民のうねりを意識していることは明らかだ。江戸時代の農民運動が現代とどうつながっているかが見どころだったと思う。はっきり言って1幕は長すぎ、注目は⒉幕目、そしてラスト。⒉幕目はテンポも良くぐいぐい引き込まれていく。結局5年間も続いた一揆は敗北に終わるのだが、悲しさはない。むしろ明日への闘いを予感させるような感動的な最後だった。ただ、早口と方言などでセリフが聞き取りにくかったのが惜しまれる。

久々還暦サッカーのこと

昨日も雷雨の中
しばらくぶりに還暦サッカーのことを報告する。昨日も月1回の練習会があった。1時の開始直前から雷が鳴りだし雨が降り出した。半端な降りではない、しかし誰一人様子を見ようとか、止めようかなどという人はいない。むしろ暑くならなくてよかった、ぐらいである。しかも参加者は増え続け40人以上になった。結局４時半過ぎ暗くなるまで走り続けた。
ところで今年からオーバー65都リーグが始まり、府中還暦チームも参加している。試合は水曜日なのだが、私も可能な限り参加し楽しませてもらっている。この年になって、こんなに目いっぱい走るスポーツができるとは思わなかったが、今や人生８０何年、生涯スポーツもこれからだ。

予算特別委員会（補正予算）

可決はされたが…
9月議会は今日から28年度補正予算と27年度決算審議に入った。まずは補正予算、焦点は再開発の新たな駐車場購入、学校給食センターのコージェネレーションシステム導入などのはずだったが、いずれも問題にしたのは共産とネットだけ。それでも採決では1人会派から反対者が出た。
再開発は来年7月オープン予定だが、前途はそんなに明るくない。今回の補正には、市が大半を出資する「まちづくり会社」の立ち上げが予算化された。一応ハードの整備は終わるが、その後どれだけ賑わいを創れるか保証がない。それを担うのが「まちづくり会社」ということらしい。国からの補助金も期待できるとのことだが、イベント頼りではなく魅力ある店舗がどれだけ並ぶかにかかっていると思うのだが。

第29回平和まつり準備進む

今年は10月22、23日
府中平和まつり実行委員会があった。今年で29回目、派手ではないが市民による手作りのまつりが続いている。府中の市民活動の活発さの反映だろう。ぜひ、大勢の参加で成功させたい。

第２９回府中平和まつり
テーマ：今、本当に平和なのか―明日を決めるのは私たち―
日程：１０月２２日（土）２３日（日）

■１０月２２日（土）前夜祭・映画上映会
『ONE SHOT ONE KILL ―兵士になるということ―』
上映時間：１回目／14：00～　２回目／16：00～
場所：中央文化センター第１講堂
一般 1,000円　シニア（６０歳以上）800円　１８歳以下 500円

■１０月２３日（日）おまつり
展示・模擬店・工作教室・ステージ企画・平和の木・フリーマーケット・ほか
※原爆病院に送るタオルを集めています。
ご家庭に眠っているタオル（新品）を会場受付までお持ちください。
時間：10：00～15：00
場所：府中公園

市民運動、秋の陣

原発イヤだ！、アベNO府中
朝夕すっかり秋めいてきた。１７日から３連休になるが、府中は市民運動が連続する。１７日は「原発イヤだ！」の定例デモ。2011年から始まり、隔月で続いている。今年は帰郷の際、常磐道を使い大熊、双葉、浪江を直に見てきた。8月末には東海原発まで行ってきた。再稼働の動きが強まっている中、改めて大きな声をあげたい。19日は16回目になるアベNO府中。戦争法が強行されたのが去年の9月19日、丸1年になる。安倍政権の支持率は依然高いが、今は続けることが1番と思う。10月には平和まつりもある。ぜひ、参加してほしい。

・原発イヤだ！府中　9月17日（土）13：30府中公園集合　2：00出発（桜通り、けやき並木を通って50分ぐらい）
・アベＮＯ府中　　　9月19日（月）11：00～14：00　けやき並木フォーリス前　展示、アピールなど