第44回 議員の学校
16、17日の2日間、多摩研主催「議員の学校」に要員として参加した。今回のテーマは前回に続き、デジタル社会にどう対応するかなのだが、とりわけ教育との関係が中心だった。
講義1は「GIGAスクール構想と、一人一台端末導入の課題」。そもそもGIGAとは「Global and Innovation Gateway for All」で、全ての児童・生徒のための世界につながる革新的な扉、ということだった。
「構想」は2019年12月に閣議決定され5年計画で着手されたが、翌年のコロナ感染拡大、一斉休校などで前倒しされ全小・中学校に導入された。
問題は急速なICT化による教育現場の混乱である。中でもパッケージ化による「教育の画一化」や「個別最適化された学び」による「学習活動の監視」などだ。
講義2は「シティズンシップ教育」について。横文字ばかりでついていくのが大変だったが、「市民としての資質・能力を育成するための教育」ということのようだ。
デジタル社会は避けられない。しかしそれはあくまで道具であって、それを使いこなす主権者としての資質・能力が問われている。そのための教育が大事ということだ。そこまでは分かった気がする。
私の小・中時代は1955年~1964年。先生は身近な存在で個性に溢れていた。影響も受けた。それから60年、堤未果・著の「デジタル・ファシズム」、今回の自治体学校とこれから日本社会はどうなるのだろうか。
16、17日の2日間、多摩研主催「議員の学校」に要員として参加した。今回のテーマは前回に続き、デジタル社会にどう対応するかなのだが、とりわけ教育との関係が中心だった。
講義1は「GIGAスクール構想と、一人一台端末導入の課題」。そもそもGIGAとは「Global and Innovation Gateway for All」で、全ての児童・生徒のための世界につながる革新的な扉、ということだった。
「構想」は2019年12月に閣議決定され5年計画で着手されたが、翌年のコロナ感染拡大、一斉休校などで前倒しされ全小・中学校に導入された。
問題は急速なICT化による教育現場の混乱である。中でもパッケージ化による「教育の画一化」や「個別最適化された学び」による「学習活動の監視」などだ。
講義2は「シティズンシップ教育」について。横文字ばかりでついていくのが大変だったが、「市民としての資質・能力を育成するための教育」ということのようだ。
デジタル社会は避けられない。しかしそれはあくまで道具であって、それを使いこなす主権者としての資質・能力が問われている。そのための教育が大事ということだ。そこまでは分かった気がする。
私の小・中時代は1955年~1964年。先生は身近な存在で個性に溢れていた。影響も受けた。それから60年、堤未果・著の「デジタル・ファシズム」、今回の自治体学校とこれから日本社会はどうなるのだろうか。