府中萬歩記25号

話題は結構あるもの
このところぽかぽか陽気が続き、桜は一気に満開へ。道端にはタンポポも目立つ、激しく車が往来する脇でひっそり咲いている姿はけなげだ。昨日「萬歩記」25号の印刷が終わった。月刊になって1年になるが、けっこう話題は尽きないものだ。今回もしつこいと思われそうだが、グリーンプラザが載っている。今回はちょっと違う視点から（大所高所から）見た問題提起になっている。
印刷が終わり当然のように居酒屋に向かった。ところがどこを覗いても満席ばかり、そういえばこの時期は卒業や異動など歓送迎会の季節。結局回りまわって「Ｙの滝」に落ち着いた。すると見かけた顔が、役所のみなさんだった。彼らも探しあぐねてここにたどり着いたのだろうか。とにかく今の時期、居酒屋確保は大変だ。

甲州街道ピースデモ

国立～府中、原発なくせ、再稼働反対
ほころび始めた桜がつぼみになってしまいそうな寒い日が続いている。今日は恒例の原発イヤだデモ、といっても国立から府中までの「甲州街道ピースデモ」だった。参加者も府中だけでなく八王子、日野、国立などからも駆け付けた。そもそもは日野・八王子の市民から始まって、甲州街道をデモりながら国会まで行こうという計画だ。今回はその3回目、府中を通るということで原発イヤだ！府中も参加した。
寒さが心配されたが、集合時間の1時半にはぽかぽか陽気になった。デモは谷保駅近くの公園からスタート、南武線を横切り谷保天神前から甲州街道を府中に向かって進んだ。激しく車が行き交う甲州街道のデモは格別だ。交差点では両方向の車が完全ストップ“デモ隊のお通りだ”といった具合。警備の皆様には感謝でした。約2時間かけ解散地点府中公園に到着。桜はまだ１分咲き程度か、花見客はそれほどでもなかったが、突然のデモ隊に効果は十分あったと思う。

財政白書第2弾！完成へ

連日最後の追い込み
東京は今日、開花宣言があった。府中も今週後半から来週にかけ見ごろになるだろう。長かった3月議会も気が付けば先週木曜に終わった。いつものことだが、予算に異議を唱えたのは共産、ネットのみだった。まだまだ国政のようなわけにはいかないということか。
ところで財政白書（歳出編）がゴール直前だ。このところ最後の追い込みとばかりに、連日、しかも長時間かけ議論が続いている。第1弾歳入編と比べ歳出は範囲も広ければ、奥行きも広くやりだしたらきりがない。どこで止めるかだが、止めたら不十分で終わる。その辺の兼ね合いが難しいが、果たして評価はどうだろうか。大勢の人に買って読んでもらいたいのだが。

予算特別委員会、最終日

総括質問しましたが…
早いもので先月22日から始まった3月議会、5日間の予算特別委員会も終わり明後日の本会議のみとなった。今日は各会派からの総括質問。今回は私が質問に立った。要旨は次の通りだ。①今年も当初予算で17億円の基金が積めた②基金残高はH27年末で550億円史上最高③特に財政調整基金は70億円④再開発、学校給食センター建設で市債発行が50億円を突破⑤一方市民サービスでは障がい者サービス6事業に所得制限導入、教育では修学旅行補助の削減など行革による削減が厳しすぎる⑥再開発事業で新たな駐車場購入は中止を、だった。
ようするに「厳しい財政」といいながら、府中市財政は好転している。しかし大規模事業には惜しみなく税金を投入するが、あれこれの理由をつけて市民サービスは削減している、改めるべきだということだ。いつものことだが、言いたいことは言ったが手ごたえはなかった。こんな時はどっかで一杯、なのだが、今日はかなわなかった。

高浜原発、運転差し止め

再び画期的な判断
昨日、大津地裁は高浜原発の運転差し止めの決定を下した。これを受け関電は「10日に運転停止をする」との発表をした。3・11を前に痛快な出来事となった。これで再稼働の流れにストップがかかればと思う。明日で丸5年になる震災・原発事故、福島県出身の1人として「原発なくせ」の運動にかかわってきた。時が経つとともに運動の先細りを心配していただけに、今回の判断は全国の励ましになったと思う。
さてその運動だが、今月26日（土）、国立から府中にかけ甲州街道をデモすることになった。大勢の参加者を期待している。