都知事選終戦

あっけない結果で
梅雨が明け夏雲が空を覆った今日、都知事選の投票があった。結果は投票終了と同時に出た、鳥越氏は敗北となった。終わった瞬間の感想を言えば、なんとも後味の悪い結果である。負ける選挙は何回もやってきた。しかしその都度悔しい思いはあったが納得もできた。今回はそれらと比べると様相の違う選挙になった。最大の理由は「野党共闘」だろう。共闘しなければ勝負にならない、共闘には妥協も求められる、このジレンマが最後まで付きまとった。それでも参院選並みの戦いはできた。超党派議員の連携もできた。負けた選挙から学ぶことが大事と思う。鳥越さんにも感謝したい、美濃部都政以来の夢を見ることができたのだから。

やっと選挙カーが府中に

といっても本人はいませんでしたが
梅雨明け間近のせいか、連日雨模様だ。勝手連と超党派議員で朝宣を始めたものの、昨日はかなりの雨で多磨霊園駅は中止してしまった。中止しても選挙期間が延びるわけではない。そんな反省から、今朝は分倍河原駅でしっかり１時間以上メガホンで訴えた。
選挙といっても街中はいたって静かだ。この広い東京で１候補あたり候補者カー１台と確認団体カーが１台のみだ。その確認カーが始めて府中に来た。雨の中、フォーリス前で市民によるリレートークと議員紹介があった。そのあと車に乗り込み、車返団地で民進の西宮市議と一緒に訴えた。あと１週間、市民＋野党共闘を実らせたい。

アベＮＯ府中！

まだまだ続きます
アベＮＯ府中の行動も1年を超えた。まぁ、良く続いていると思う。展示物などは毎回同じでマンネリ感もあるが、参加者のスピーチは情勢を反映し新鮮だ。今回は参院選の結果を受けた発言が多かった。マスコミは「改憲勢力3分の２」とか「自公で改選過半数」とか言っているが、よくよく見ればそんな単純ではない。東北、沖縄など希望ある結果も出ているのだ。そうしたところに目を向けた発言も出された。アベＮＯ府中！は、ますます盛んなのだ。
次の土曜23日は「原発イヤだ府中」の定例デモがある。夕涼みデモと銘打って夕方6時半、府中公園を出発する。毎回浴衣姿も見られるデモだ。こちらも始まって5年、長い取り組みが続いている。

宇都宮さん出馬取りやめ

まさに苦渋の決断
都知事選が始まった、いつもだったら朝からポスター貼りとなるところだが、今回は午後になる。ポスターが出来上がってないからだ。それだけを見ても候補者決定までの苦労がわかる。宇都宮さんが昨夜立候補を取りやめた。ほっとした気持ちもあるが複雑だ。鳥越氏の名前が挙がってからの２、３日間、胃の痛くなるような時間だった。もちろん宇都宮さんの苦悩は想像に難くない。これまでの共産党だったらさっさと宇都宮さんを推薦しただろう。しかし今は「野党共闘」という動かしがたい条件がある。国政と都政は別と考えれば悩むこともないが、それだけ都政を変えることは一大事なのだ。
宇都宮さんの決断で野党は一本化した。あとは宇都宮さんの思いも受けて鳥越氏を当選させるのが私たちにできることだ。

参院選挙終わる

結果は、んんーん…。
長かった選挙が終わった。昨夜８時には一斉に議席予測が出され、共産党は６、自民党など改憲勢力は３分の２を上回った。選挙区は東京で１議席は確保できたが、接戦が伝えられていた神奈川など首都圏は議席にはならなかった。比例も３年前と同じ５議席で改選数を上回ったとはいえ、喜べる結果ではなかった。注目の野党共闘も東北は頑張ったが、全国３２選挙区中当選は１１にとどまった。そんなわけで昨夜は、テレビを見るのもやめ寝てしまった。ところが今朝起きてうれしいことが一つあった。私は震災以降福島の選挙に応援に行っているが、福島市で活動していた比例代表の岩淵さんが当選していた。早速、中学時代の級友にメールし喜びを分かち合った。