吉良よし子議員、府中で訴え

梅雨空を吹き飛ばす迫力
参院選も中盤戦となった昨日、吉良よし子議員が府中に入った。吉良さんは３年前の選挙でちょっとしたブームとなった人。あれから３年、子どもを出産しママとなっての街宣だった。小柄な体からけやき並木に響き渡る迫力はそのままだった。小雨模様だったが、演説が始まると足を止め聴き入る人も結構いた。今回の山添候補といい共産党議員・候補の若返りは著しい。そんなこともあってかポスター、チラシも様変わりだ。賛否もあるようだが、大胆な転換をはかっていることは確かだ。

改憲勢力で3分の2以上？

一体どうなってんの
選挙に入ってからぐずついた天気が続いている。参院選は選挙区が広いので候補者カーなどはめったに来ない。結果、選挙を盛り上げるのはマスコミの力が大きくなる。そのマスコミだが、公示日直後に議席獲得予想を発表した。各紙共通していたのが「改憲勢力で3分の2以上？」の見出しだった。一体どうなってんの、と思う。安倍首相のことだから選挙に勝てばやりかねない。しかしその危機感はまだ乏しい。どうしても「経済政策」が重視されているようだ。経済も大事なのだが、毎回アベノミクスの目くらましで自民党が勝ってきたことを忘れてはならないと思う。
1人区の野党共闘は善戦しているようだ。まだ決めていない人も多い、選挙戦はこれからが勝負だ。

参院選始まる

初日、けやき並木で白石都議が訴え
参院選初日は朝から雨模様、梅雨時の選挙は仕方ないか。いつものことだが、掲示板の番号が分かるまでは緊張が続く。午後には雨も上がり、宣伝カーを調布から引き継いだ。乗り込んできた都議会議員と車返団地、けやき並木で支持を訴えた。都議の演説は、先週まで全国的話題となっていた舛添問題を中心にした内容だった。最前線の話だけに熱心に聞き入る聴衆が見受けられた。舛添問題は都議会のリオ視察にも飛び火し、自民党なども再検討を迫られているという。この問題でもいち早く辞退を決めた共産党に激励が寄せられているという。
さて参院選だが、初日の感触としては「まだこれから」といったところか。投票日までの2週間ちょっとで驚く結果をつくっていきたい。

6月議会終了、参院選へ

焦点は野党共闘の行方
昨日は14回目のアベNO府中だった。朝から日差しが厳しかったが、けやき並木がほど良く遮ってくれた。それぞれのアピールは参院選目前とあって「選挙に行って政治を変えよう」が多かった。18歳選挙権が施行され初めての選挙、若者の投票行動が気になるところだ。
6月議会が終わった、焦点になったのは何だろう。私としては再開発の新たな駐車場購入だ、どう考えても納得できる話ではない。今日は市が購入した保留床の内装工事を、再開発本体工事と一体に発注する追加議案が出された。予算より少し下がったと言っても27億を超える金額だった。つくづく再開発は金のかかる事業だ。
さて、22日から参院選が始まる。今回の選挙、野党が統一して安倍政権に挑戦する初めての選挙だ。この結果は今後の政治の流れを大きく変えることは間違いない。共産党がその中にいること自体これまで考えられないこと。党としても大きな挑戦となる選挙だ。

6月議会「再開発特別委員会」

ビル地下駐車場、市が購入へ
以前にも報告したが、売却先を探していたビルの地下駐車場だが、やっぱり市が購入することになった。昨年9月の委員会報告では「約6億円の資金不足が生じ、地下駐車場を保留床として売却したい」、「売却先は民間会社にヒアリングをしている」とのことだった。その後も市は、民間と交渉中のような答弁を繰り返していた。ところが今年になって、「民間とは交渉はしていない、市に購入要請があり検討している」となった。
そして6月議会、市は「駐車場の一体管理のためには、市の購入が望ましい」「購入の方向で検討し、9月に補正予算を提案したい」とのことだった。ようするに最初から、市は「購入ありき」だった訳だ。これで再開発の市負担は当初予定の160億円が172億円となる。気前のいい話だが、経過については釈然としないものが残る。