目黒重夫昨日・今日・明日

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続・「自治体経営」論

2017-12-22 17:02:17 | 議会
市長の真意は?
前回、高野市長の「自治体経営」について書いた。その際なんの説明もしなかったので若干解説をする。市長は立候補の動機に自治体経営をあげていた。そこで私は就任最初の議会で考えをただしたが、はっきり言ってその時はあまり明確な答弁はなかった。

その後、保育所民営化などを出し始めたので、2年後に再度質問した。その時の答弁が次の通りだ。

「あれから2年が経過いたしましたが、この間、みずから考え、実践している内容といたしましては、保育行政における民間活力導入の検討、公共施設インフラマネジメントの取り組みの推進、市民協働の推進など、将来を見据えた横断的な組織改正及び今回御提案させていただきました受益者負担の適正化に関する手数料・使用料の見直しへの取り組みなどが挙げられるものと考えております。
 今後も、市民の皆様が納めていただいた税金を市民の皆様が真に必要としているサービスの提供に公平・公正に割り当てていくという意味での経営的な視点からの検証も踏まえ、持続的な福祉の充実を初めとする市政を計画的かつ総合的に推進してまいりたいと考えております。」


そのまま読めば公平・公正が経営的視点ともとれるのだが、議会に出されてくる内容からは効率性や受益者負担の適正化にこそ、市長の真因があるように思えるのだが。
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