目黒重夫昨日・今日・明日

周囲の出来事を思いつくまま

汚染水 抜本対策のために

2024-08-30 15:25:12 | 震災・原発
地学団体研究会ブックレット
台風の影響で雨が降り続いている。時おり激しく降ったりで外出もままならない。今年の平和まつりは10/26・27と決まっているが、原発関連の展示を何にするか考えている。

デブリ取り出しの失敗や汚染水放出から1年など気になることはある。そんな折、地学団体研究会発行のブックレット「汚染水発生量を抜本的に減らす対策」を知った。

頒価100円、早速20冊を注文、翌日に郵便で届いた。海洋放出をやめさせるためにも汚染水の発生を止めなければならない。しかしこれまでの対策は不十分で減ったとはいえ、1日80トン(23年度)も発生続けている。

研究会は地質や地下水の専門的知見を活かし、抜本的対策を提言しているが、誰にでも理解しやすい記述で気軽に読める内容になっている。平和まつりで普及したいと思っている。


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桜まつりの中 原発イヤだ

2024-03-24 09:31:25 | 震災・原発
開花はまだのようです
雨がぽつぽつ降る中、原発イヤだの定例デモがあった。桜まつりとかち合い、出発は府中公園の北側だった。

桜まつりといっても、花はまだつぼみのまま。それでも公園内は屋台も出て大勢の参加者だった。食べて飲めれば花は2の次といったところだろうか。平和まつりもこのくらいの動員力があれば、とつい思う。

あんなに集まっているのに、デモ行進は人気がないところを通り、ようやくけやき並木でアピールとなった。けやき並木といえば、高野市長はとんでもない条例を出そうとしている。

名称こそ「けやき並木を守り育てる制度」となっているが、中身は一部の「迷惑な人」を排除しようというもの。もちろん、シプレッシュコールの中に入れた。

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汚染水 明日 放出へ

2023-08-23 09:04:08 | 震災・原発
代替案無視、放出ありき
岸田政権は原発汚染水の海洋放出を、明日24日と決定した。原発イヤだ府中では毎回のデモで「汚染水を海に流すな」をコールしてきた。平和まつりでは反対署名を集め、現地の団体に送ってきた。

それだけに今回の決定は悔しく憤りでいっぱいである。政府は時間をかけて対策を検討してきたというが、市民団体などから出された代替案について検討した様子はない。海洋放出ありきなのだ。

一つは汚染水を減らす方法である。雨水や地下水の流入を防ぐため凍土壁を造ったが効果は薄かった。それに対し福島大の柴崎教授は「広域遮水壁を造り、地下水を集める井戸を複数設置する代替案を提案している。

また汚染水の保管案としてセメント固化案も出されていたが、いずれもまともな検討はされていない。政府は汚染水を「処理水」としているが、本当に残存する核種はトリチウムだけなのか疑わしいともいわれている。

さらにトリチウムは世界の原発から海に流されていると宣伝されているが、通常運転と事故から出た処理水が同じというのは乱暴な議論ではないだろうか。

汚染水はこれから30年以上(廃炉まで)流され続けるが、早期に止めるためにも「原発イヤだ府中」の運動は続く。
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新地町地震から1週間

2022-03-22 09:24:19 | 震災・原発
雨が心配
朝から冷たい雨が降りだした。雪になるかもしれないとの予報、地震から1週間たった新地町が心配される。震度6弱、昨年2月に続いての大きな地震だった。

故郷に電話した。ふすまやサッシが吹っ飛び、モノが倒れ部屋の中はぐちゃぐちゃという。昨年は屋根がやられ、直後の大雨で雨漏りがひどかった。ようやく修理が終わって、またまたの震災。それでも今回は屋根は大丈夫そうとのこと。ただ今回も墓石の被害が大きいという。これもようやく去年の修理が終わったばかりだったのにとか。

3.11から11年、ことさら「復興」が伝えられるが、復興どころか追い打ちがかけられている。今週土曜日は定例の「原発イヤだデモ」。すでに50回近くになるが、ウクライナ侵攻やめよと合わせてアピールしたい。


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22年 最初の原発イヤだ

2022-01-23 09:41:15 | 震災・原発
参加者8人で
年が明けたと思っていたら、もう半ば過ぎ、市民運動も動き始めた。昨日は定例の原発イヤだデモ。参加者は8人、暮れの電飾デモは40人近かったのでそのあおりか。

いまだに全町避難が続いていた双葉町は、今年6月の指定解除をめざし先日から準備宿泊が始まった。すでに11年が経過しようとしている。どれだけの人が戻れるのだろうか。

私の通った小高工高には浪江、双葉、大熊の友人もたくさんいた。事故前は節目ごとに開かれていた同級会もなくなり、その後の彼らの様子は分からない。

唯一連絡が取れたTの話では「事故当時、原発内で働いていた。避難指示で県内を転々、今はいわきに落ち着いた。年も年だし大熊に帰るのはあきらめた」。

原発事故とのたたかいはこれからも続く。ふるさと福島を忘れない、運動も続く。 
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