目黒重夫昨日・今日・明日

周囲の出来事を思いつくまま

2017年を振り返る(市民運動)

2017-12-31 19:51:39 | 日記
めげずに愚直に来年も
安保法制=戦争法反対で始まった「アベNO府中」は3年目に入った。毎月3週目の日曜あたり、11時から13時までフォーリス前でアピールやパフォーマンスを続けてきた。10月の衆院選でアベ退陣かと思われたが、儚い夢に終わった。しかしその後も「アベ9条改憲」阻止を掲げ、元気に活動しているのはたのもしい。

パフォーマンスといえば、今年流行った「国会音読」もやった。特に山尾志桜里議員VS安倍首相・金田法相のやり取りが面白かった。私が安倍役をやったのだが、役作りのため動画を繰り返し見た。しかしその後、志桜里議員のスキャンダルで残念ながら打ち切りとなった。

原発イヤだ府中の活動も健在だ。デモを始めて6年になるが、隔月の第4土曜工夫を凝らしデモを続けている。参加者は多くはない、でも続いていることが大事と思う。

平和まつりも30年を迎えた。年に一度多様なグループが集うまつり、貴重な取り組みと思う。問題は次の世代につなぐことだが、答えは見え出せないでいる。

いろいろあるが、いま私たちにできることはめげずに愚直に続けることしかない。
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2017年を振り返る(都議選、衆院選)

2017-12-30 19:34:04 | 日記
どうなる第3の躍進
2013年都議選から始まり、続く参院選、2014年衆院選、15年一斉地方選と続く一連の躍進を、共産党は「第3の躍進」と位置付けた。第1は70年代初め、選挙の度に倍々ゲームだった。第2は90年代後半、社会党が連立与党に入った時期。

躍進の期間はそう長くはない、一方躍進から次の躍進までは15年から20年の期間がある。それから見ると都議選が正念場だったが、都民ファースト大躍進の中、共産党は17から19議席に前進した。第3の躍進は続いたのだ。

そして衆院選、民進党の分裂、立民の躍進の中、共産党は9議席後退となった。第3の躍進は終わりか、また15年以上も我慢を強いられるのか。それとも衆院選は躍進の中の単なる出来事なのか。

兆しはある、上尾市、東久留米市の市議補選で党候補が当選した。とはいえ、これだけで推し量ることはできない。試されるのは2019年のいっせい地方選と参院選。来年は大きな選挙がない、第3の躍進継続中にするためにも腰を落ち着けた活動が求められる。
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2017年を振り返る(市政編)

2017-12-29 21:16:53 | 日記
高野市政の6年は
今年もあと2日となったが、例年になく寒い日が続いている。年末はいつもの事だが、党の議員としてはぎりぎりまで活動が求められる。それはともかく今年1年を振り返ってみたい。

高野市政になって6年になろうとしている。特にこの1年は2期目の2年目でカラーが鮮明になってきたように思える。私の知るこれまでの市長は吉野、野口の両氏だが、比べてみてどうか。はっきりしているのは行動力、目立っている。若さもさることながら弁が立つ、シンポジウムなど好んで出席している。

市のアピールに一役買っているのは間違いない、これは首長に求められる資質と思う。しかしやり過ぎも否めない、それがラグビーだ。ワールドカップキャンプ地誘致に向けた一連の取り組みは一線を超えていると思っている。

外では能弁な市長だが、議会では忍の一字だ。よほどのことがない限り自ら手を挙げることはない、金持ち喧嘩せずなのだろうか。

気になるのは「自治体経営」、保育所民営化、各種施設の有料化や値上げ、教育費削減だ。将来を見据えて(少子高齢化、公共施設老朽化)というが、効率主義の行き過ぎは少数者排除になりかねない。

多数与党の中で市長の自律性が試される。
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今年最後の「萬歩記」

2017-12-26 21:24:47 | 日記
三宮元市議の追悼特集
今年も残り1週間を切った。先週土曜は今年最後の原発イヤだデモがあった。例年通り、クリスマスツリーと共にけやき並木を歩いた。事故から6年8カ月が経過した。事故直後は計画停電もあったが、今はイルミネーションが溢れている。

今年1年、再稼働を巡っては一進一退が続いた。しかし12月に入って伊方原発の運転差し止め命令、そして先日は大飯原発1.2号機の廃炉を関電が発表した。楽観はできないが来年に期待できる締めくくりとなった。

昨日は「萬歩記」45号を仕上げることができた。今号の特集は先月亡くなった元府中市議・三宮さんの追悼集。多くの人に親しまれた三宮さん、10月の平和まつりでお会いしたのが最期となった。その他には「あの夏の絵」観劇記、「駅メロ物語」等々盛りだくさん。来年もよろしくお願いします。
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続・「自治体経営」論

2017-12-22 17:02:17 | 議会
市長の真意は?
前回、高野市長の「自治体経営」について書いた。その際なんの説明もしなかったので若干解説をする。市長は立候補の動機に自治体経営をあげていた。そこで私は就任最初の議会で考えをただしたが、はっきり言ってその時はあまり明確な答弁はなかった。

その後、保育所民営化などを出し始めたので、2年後に再度質問した。その時の答弁が次の通りだ。

「あれから2年が経過いたしましたが、この間、みずから考え、実践している内容といたしましては、保育行政における民間活力導入の検討、公共施設インフラマネジメントの取り組みの推進、市民協働の推進など、将来を見据えた横断的な組織改正及び今回御提案させていただきました受益者負担の適正化に関する手数料・使用料の見直しへの取り組みなどが挙げられるものと考えております。
 今後も、市民の皆様が納めていただいた税金を市民の皆様が真に必要としているサービスの提供に公平・公正に割り当てていくという意味での経営的な視点からの検証も踏まえ、持続的な福祉の充実を初めとする市政を計画的かつ総合的に推進してまいりたいと考えております。」


そのまま読めば公平・公正が経営的視点ともとれるのだが、議会に出されてくる内容からは効率性や受益者負担の適正化にこそ、市長の真因があるように思えるのだが。
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