目黒重夫昨日・今日・明日

周囲の出来事を思いつくまま

原発イヤだ定例デモ

2018-11-24 15:59:38 | 震災・原発
宇宙からも再稼働反対!
昨日夜、町田市鶴川駅近くで「富岡町夜の森を離れて」と題して西原千賀子さんのお話会があった。知人から案内があり、帰還が始まっている富岡町の様子が知りたく参加した。

西原さんは現在、震災・原発事故後の語り部としてバスツアーなどで活動しているという。原発に対してはいろいろの思いはあるようだが、できるだけ抑制した語り口にこれまでの葛藤が忍ばれた。

事故から7年半が経っている。しかし世はオリンピック、今度は万博と忘れ去られようとしている。震災・原発に遭遇し多くの人々は、これからの生き方も含めて考えさせられた。分かっているようで忘れている、繰り返しくりかえしが大切と思う。

今日は定例の原発イヤだデモ、なんと宇宙人が参加したのだ(写真)。私は老朽化した東海第2原発の20年延長問題をスピーチ。デモの最後に宇宙人からのアピールもあった。「このままでは地球はほろびます」。
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別役実「移動」

2018-11-12 11:58:45 | 芝居・映画
充実した舞台を堪能
久々に芝居を観た。その気になったのは別役の作品だったから。別役作品は何本か観たが難解という印象が強かった。ただ2年前に観た「月こうこう、風そうそう」はそれまでと違った。

別役の特徴になっている電信柱1本ではなく、無数の竹が林立する舞台。しかも出演者も大勢だった。今回も竹下景子が主演、電信柱はあっても、常に同じ電信柱ではない。

荷車に家財道具を載せ、ひたすら移動し続ける家族の話。家族は何を求めているのか、それがテーマとなっている。作品は1971年に書かれたという。50年近く前なのだが、現代にもマッチした作品で久々堪能できた。

ところで、この作品のプロデュースは可児市文化創造センターとなっている。私は全く知らなかったのだが、キャスト・スタッフが1ヶ月半可児市に滞在し、過去の優れた戯曲に焦点を当て、リメイクして作品を再評価するプロジェクトなのだそうだ。

府中にも立派な劇場はある、しかし芝居の企画はほとんどない。そんなわけで年一回、青年劇場公演をお願いしているが未だに呼び水になっていない。府中に演劇文化は無理なのだろうか。


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府中萬歩記56号

2018-11-01 11:04:53 | 日記
平和まつり 沖縄知事選 伊勢丹閉店など
朝夕、寒さが身に染みるようになった。萬歩記は第56号、今月も無事発行にこぎつけた。今号は新たな書き手が2人登場、豊富な記事となっている。1つは新登場竹内さんの府中平和まつり名物、焼きそば奮戦記。下準備や販売、炎天下の苦闘ぶりが綴られている。

2つ目は狛江市田中智子氏の「沖縄知事選応援記」。約半月間の沖縄で体験した現地報告。本土とは一味違う選挙戦や「うまんちゅ大集会」での翁長夫人の心を揺さぶる訴えなどの報告だ。

府中太郎氏の「伊勢丹閉店」も取り上げている。府中駅南口再開発には合計で350億円の税金が投入されたという。しかし今、伊勢丹閉店で市街地活性化は見通しが立たない状況にある。だれも責任を取ろうとしない再開発の問題点を告発している。

赤野氏のオスプレイ横田配備問題は、詳細な事故年表付きで大変参考になる。大橋さんの居酒屋放浪記は競馬場周辺の呑み屋さんルポ。猥雑な雰囲気、競馬談義が聞こえてきそうな記事となっている。

府中にこだわりながら、政治や社会に対する発言、日の当たらない小さな声などの発表の場にしていきたい。

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