今の時間も弱い雨が降ったり止んだりを繰り返している。雨の区域は東北島から西南西へ移動している。気象庁のホームページでは最大風速が9メートルに満たない北風である。きっと大陸からのつめたい空気が地上すぐ近くまで入り込んできており、その上空を台風の風が東から西に吹いていると想像できる。
神奈川県内では台風12号による雨は、明日24日の昼前にかけて最もひどくなるらしい。当初の予報よりもかなり東に向きを変えた理由について、大陸から張り出している高気圧の勢いが強かったためという解説があった。
そういうことであれば、確かに現在の低い気温の説明となる。同時に台風が去った後はかなり気温が低い日が続くということでもある。向う一週間の予報を見ると、最低気温が20℃、最高気温が26℃くらいとなっていてこれまでよりはずっと秋らしい気温である。だが、それでも2℃ほどは例年よりも高い気温である。またスッキリとは晴れず、曇りの多い日が続くらしい。
昨年の台風では千葉県で大きな被害が出て、いまだその爪痕が残っている。神奈川県内でも大きな混乱があった。この台風で被害が出ないで欲しいものである。
そして無理な出勤や登校などがなされないよう願いたいものである。
どこの教育委員会・学校管理者が児童・生徒を、そしてどこの企業が働く者を軽視しているか、災害の度に観察させてもらっている。
私も現役時代、台風対応が出来ていない企業や商店にずいぶんと悩まされた。足場が崩落して道路をふさいでも「役所でご自由に撤去してください」といういう無責任な企業がいくつもあった。企業名を公表すべきだと私は今でも感じている。