本日の読書は「定家明月記私抄 続編」(堀田善衛)の「為家の結婚」、「定家、後鳥羽院の勅勘を蒙る(承久二年記)」、「歌学から家学へ」の３つの節に目をとおした。
源実朝の死から承久の変に上り詰めていく過程での、御子左家の公卿としての定家の地位確保、家の存続のための努力を鎌倉政権との絆の確保のための子息為家の婚姻、歌学を家学として確立しようとする動きを追っている。
また勅勘を蒙るなどの後鳥羽院との確執の本質に迫ろうとしている。
いよいよ明日からは「承久の乱 政治と文学(承久三年記)」となる。この続編では最も長く４９ページに及ぶ個所である。多分堀田善衛のもっともこだわった個所と思われる。
一時は５０ミリ近い強い雨が降っていたが、ようやく２１時ころに止んだ。今は低い雲の間から満月&十五夜の月が顔を出している。雨のあとなので空気の透明度も高く、美しい月である。雲の配置も月を引き立てている。
月が見えるにしたがい、虫の音も聴こえてくる。
さて本日の夕方、埼玉南部と都内では雷がひどかったらしいが、こちらは雷は鳴っていなかった。
かき氷の予定は残念ながら出かける直前になって、親から買い物の付き添い依頼。鎌倉までの遠出につき合ってもらうのは、体力的にも無理なため、買い物に付き合うことになった。妻が付き添って行ってくれた。
私は別行動となり、家で若干の作業ののち、いつもとは違う書店と家電量販店を見て回った。プリンターのインク、ＳＳＤ、電源コードなどの値段を比べたり、新刊書を見て回ったりしているうちに夕方になってしまった。
午後一時雨が降りビックリ。しかしビルの中にいて濡れることはなかった。
帰宅してみるといくつかのメール。本日中に処理したいものもある。
雲は多めだが陽射しがあり、昨日よりも蒸し暑い。本日は３０℃を超えるとのこと。夜には雨が降るとの予報である。
昨日のやり残しとまとめを行い、一段落。あとはのんびりと読書タイムと思っていたら、鎌倉駅前の「ヲガタ」という喫茶店であずきがいっぱいかかったかき氷を食べたいとのリクエスト。昨年は行きそびれ、今年も一番扱った時にいけなかった。私はかき氷よりも自家焙煎のドリップで淹れたコーヒーを飲みたい。
横須賀線はそれほど混雑はしていないと思われるので、昼になったら出かけることにした。
