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Fsの独り言・つぶやき

1951年生。2012年3月定年、仕事を退く。俳句、写真、美術館巡り、クラシック音楽等自由気儘に綴る。労組退職者会役員。

伊藤若冲「雪中雄鶏図」

2016年01月29日 22時04分07秒 | 芸術作品鑑賞・博物館・講座・音楽会等
 これから明け方にかけて雪になるかもしれないという予報がある。雪にちなんで、伊藤若冲の雪を描いた作品を2点。いづれも雄鶏が主題の作品である。

   

 伊藤若冲の「雪中雄鶏図」、昨年の「若冲と蕪村」展では2点が展示された。左が細見美術館蔵、右は岡田美術館蔵となっている。
 鶏というのは若冲の作品の代名詞のようである。しかし解説では、鶏というのが、文・武・勇・仁・信の5つの徳を備えた人格者の比喩的存在として扱われたと云われている。さらに左の作品は君子の高潔を表す菊と竹が描かれていることから、求道者としての画家自身を象徴している作品と解釈する説もあると解説に記載されている。私としては、図版の解説にしてはあまりに飛躍しすぎの説を引用していると思った。
 右の雄鶏のポーズは唐突というか、無理な姿勢である。羽根の具合もかなり無理がある。笹に積もって今にも落ちてきそうな雪も、デフォルメしすぎていて少し滑稽味すら感じる。左の作品の方がより現実的な図柄である。雄鶏の姿勢も餌をついばむ時の自然な姿勢に近い。羽根の様子も無理がないように思える。
 だが、どちらも雪の様子や笹、竹、菊の様子はどことなく現実離れしていることも確かである。より現実に近いかどうかという差に着目すれば、その差は小さいかもしれない。
 より自然に近いかどうか、という価値基準が評価の軸となることが正しいとは云えないことも踏まえなくてはいけない。
 ここまで云ってしまえばあとは単純に好きかどうかという判断しかなくなる。

 強引な飛躍的な解釈をすれば、右の見得を切ったような無理なポーズの作品は、ひょっとして作品を依頼した者の性格を揶揄しているのではないか、と感じた。例えばいつも芝居かかった人、大向こうをうならせるようなことに熱心な人、見栄っ張りな人、派手好きな人、こんな人から絵の依頼を受けたと想像するのもいい。若冲ならではの皮肉だとひそかに思っている。


横浜に大雪・風雪・着雪注意報

2016年01月29日 18時35分14秒 | 日記風&ささやかな思索・批評
 17時過ぎに横浜市の防災メールが着信。大雪・風説・着雪注意報が発令されたとのことである。気象庁のホームページで確認してみると、神奈川県内全域で同じ内容の注意報が発令されている。横須賀市と三浦市には波浪注意報が加わっている。
 朝から雲が厚く垂れこめて細かい雨が降っていた。しかし横浜市の南部と湾岸の区域までは雪は降りそうもない予報だった。横浜市域の北部や内陸部では雪模様の可能性が高いのであろうか。
 現役時代の経験からは横浜市域は内陸部、北部、南部、沿岸部とそれぞれに気象災害は複雑である。局地的な豪雨などは多摩地域から多摩川沿いに南下してくる場合もあるが、南部から北上して湾岸部までで収束する場合もある。雪の場合、北部と内陸部ではひどいものの湾岸部や南部ではほとんど積もらないこともある。その場合でも西部の内陸部では微妙に違いがある。
 自治体のそれぞれの市域の広さや、地形の違いによって大きな差がある。特に関東地方南部のように雪と雨の違いの差が、地形の差でさらに増幅されるような時は予報は極めて難しい。
 現役時代も雪が積もりそうだということで徹夜で待機したものの結局雪は降らなかったり、逆に予報とは違って雨が突然雪に変わって慌てたことが幾度もある。
 そんな時、雪も降らなかったのに待機代は不要などと議会で追及されたり、市の職員や待機していた雪掻きのための業者の社員にとっては、無駄な待機をしているかのようなことを答弁するとんでもない市長の悪意ある発言などがあると、それは極めて傷つくものである。本人だけでなく家族も、その子供も傷つくものである。親が悪意ある悪者と作為的に標的にされた子どもにとってはとてつもない傷となる。
 雪掻きをしたり、暴風雨の中で対応していると、地元の方から「ご苦労さん」とひとこと言われた時には、そんな政治家やマスコミの悪意はその時だけは頭の中から吹き飛ぶものである。
 だが、人に対する悪意は常に自分に戻ってくるということをわきまえたいものである。


15カ月用カレンダーを今年も作成

2016年01月29日 13時17分18秒 | 日記風&ささやかな思索・批評
 今年+来年度分15カ月の手帳を昨年に引き続きエクセルで作った。2014年の8月からA5の1ページに1ヶ月分のスケジュールを掻きこんでいる。書き加える時効が増えると、一週間に一度位は打ち出して訂正していく。プリンターのランニングコストが随分と安くなったので、とても助かる。
 スマホのスケジュール機能を使ったり、手書きの手帳などを現役時代からいろいろ工夫してきたが、これが今のところ一番今の私にはぴったりとくる。スマホのスケジュール機能は掻きこむのが面倒で時間がかかるし、電話しながらスケジュール帳を見るのがやはり面倒である。時々通話を切って再度かけ直すなどのこともしなくてはいけなくなる。
 手書きの手帳はあまり見た目が好きではない。項目別に色分けするのがわかりやすいので、多色ボールペンを現役時代は使っていたが、擦れてきたなくなる。
 年間のカレンダーを作るのは面倒ではあるが、毎月1日を入れれば後は自動で作成できる。12回繰り返すのが面倒と云えば面倒だが、楽しみと思えば楽である。