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厚生官僚の刺殺事件・判決

2010年03月30日 | 日記

 2008年11月、東京と埼玉の元厚生次官を刺殺し、殺人罪に問われた小泉毅被告の判決が、埼玉地裁であった。  伝田喜久裁判長は、求刑通り死刑を言い渡した。

  *** 以下  引用 Ymiuri Online‘10.03.30付 ***
 元厚生次官宅連続襲撃事件で、殺人罪などに問われた無職小泉毅被告(48)(さいたま市北区)の判決が30日、さいたま地裁であった。 伝田喜久裁判長は「今も元次官らに殺意を持っていると表明し、更生する意欲は全く見せていない。罪責は重大で、極刑は真にやむを得ない」として、求刑通り死刑を言い渡した。小泉被告は即日控訴した。
  *** 以上 引用 終  ***


 何をさて置いても、『問答無用』での他人の生権与奪は、おそらく誰もが自由に行使することは、許されないことであろう。
其れも一つの真理であるが、誰もがどんな理由によっても、通常の生活が出来ないほど、貶められることも許されることではない。


 テレビでは、被害者の肉親のコメントが放送されていたが、『反省の態度も無く・・・・ 。』と言うことであった。
生涯賃金8億円とも言われる、高級官僚に落ち度は無かったのか。 国民年金と社会保険の国民の積立金を、虫食いした責任は、誰がどう言う形で負ったのか。 納める人が少なくなったので、年金支払い開始年を先送りすると云うことは、おかしい。  全て、現在の団塊の世代や他の人たちが、働き盛りのときに収めた金を払い戻してもらうだけなのに・・・。 積み立て時と払い出し時の条件が違うと言うのでは、明らかにどこかに官僚のゴマカシが隠されている。

 小泉被告が、あるいは個人的趣味で『独り者』で、今まで暮らしてきたのかもしれない。 あるいは、そうでないかも知れない。 40歳を過ぎて社会とつながることが出来ない人が、数多く居ることが問題ではないのか。
自分の子供、妻、あるいは父母、それらの人間的な繋がりが個人の暴走を留める役割をすることは、社会の構成員としたら当然のことである。


 今の社会、一億総中流時代は遥か遠くに流れ去り、個人個人が他人の生き様に目を向ける暇も無く、貧困に陥ればライフラインである『水』、『電気』さえも、いとも簡単に止められてしまう。 その結果が、このような事件を生むことは誰もが分かっているのだが、誰も手を打つことが無い。 日本は、残念ながらもう少し暗闇の中へ、落ちていかねば変われないようである。 この国民にして、この政治アリと言ってあきらめるより他は無い。




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