住まいの安全 心の健康 住まい塾 21

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ウソに嘘を塗り固めて

2012年02月12日 | 日記
 初め、福島原発の爆発を 《直ちに健康に影響は無い》 と言い放った。
政府高官も東電も、国民はまともだとは思っていないことを、自覚しての言い訳なのか・・ 。
まだまだ、言い訳は続く・・・ 。

 いろいろと有って、《冷温停止》 では裁判に負けると言うことなのだろう、それを《冷温停止状態》 と云う言葉に置き換えて、実質、各自治体への報告は《冷温停止》と同様の対応で由としたと言うことなのか・・ 。

 御存知のように、今日《冷温停止》 の一つの定義である圧力容器の内部の温度計が、80℃を越した。 それでも、東電は温度計が壊れている可能性があり、新たに《キセノン》 の検出は無いと発表した。
いったい、東電は自分達に都合の良い事だけ認めようとし、都合の悪いことは計器の故障と言う。 キセノンの検出計が故障している可能性は、全く無いのか・・・ 。 
これで、《メルトダウン》した核燃料による、水蒸気爆発でも起こったら目も当てられない。

 現地の被曝地域では、帰村する日程だけを各自治体が詰める事に一生懸命で、子供達や未婚の若者達のチェルノブイリの事故後の低放射線による検証はしっかり行っているのか・・ 。 長崎大の某教授や、御用大学の学者と言われている連中による検証では全く当てにはならない。

 温度上昇も、冷温停止の嘘も、想定内のことなのだろう。
  *** 以下引用 共同通信 2/6付 ***

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 冷温停止状態の条件の一つは圧力容器温度100度以下の維持で、誤差を勘案して80度以下に保つのが目安とされる。 藤村氏(現官房長官)は圧力容器底部に温度計が3個あることを踏まえ「仮に1カ所だけが80度を超えても冷温停止状態に影響しない」と強調した。

  ***  以上引用   終  ***



  そして、今日のニュース。 何おかいわんやである。

  *** 以下全文引用 共同通信 2/12付  ***

 東電は12日、福島第1原発2号機の原子炉圧力容器底部の温度が同日午後2時すぎ、82度に上昇したと発表。 政府が昨年12月、冷温停止状態を宣言して以降、最も高い温度。

 東電は、冷温停止状態を維持するために、誤差を含めて80度以下で管理すると保安規定で定めており、運転上の制限を満たしていないとして経済産業省原子力安全・保安院に報告した。
東電は、格納容器内から放射性キセノンが検出されていないことから、臨界していないと判断。同日中に、臨界防止のためホウ酸1トンを入れるとともに、注水量をさらに毎時3トン増やす。

   ***  以上引用  終  ***


 ホウ酸を入れたということを考えれば、言葉とは『ウラハラ』 と言う感じがするが、政府は自らに都合良く事情を判断しないで、悪い場合と良い状況の双方を示し、判断は個々人に任せると言うわけには行かないのか・・・ 。
 政府の態度を、国民目線から言わせて貰えば、思い上がった判断を国民に押し付けるな! と云う感じがする。 そして、開陳する情報は『嘘』 ばかり・・・ 。


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