住まいの安全 心の健康 住まい塾 21

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心と体のリラクゼーション、誰かに秘密を話すストレス解消

何処へ行った・・3本の矢、鏡の中の実態景気

2017年02月24日 | 日記

  御神輿の口から、≪3本の矢≫の話が、全く無くなってしまった。  『尻軽みこし』では当然のことだ。 それは担ぐ方から云えば、軽い方がいいのだろうが、大多数の国民にとって、それでは困る。  景気は上昇せず、消費動向は停滞したまま、 この国の人口減少には拍車がかかりっぱなしである。  その声高らかに謳った『3本の矢』の賞味期限は、非常に短いものであった。  

  個人個人の≪人間の労働≫を、工具や機械と同様、必要な時に使うだけ使い、減って来たら、或はもっと性能の良い人間を使えれば、遠慮会釈なく捨て去る、平蔵流、グローバリズム人間雇用術・・・。
人は石垣、人は城、企業は人なりと云った、90年代の日本式経営の長所が、グローバリズムの隆盛と共に、失われてしまった。 これでは、労働者は家畜同様である。 

  要するに、会社の経営者も、株主も、カネカネカネの、グローバリズムに、或は、国の方向を委託された政治家さえも、行政の最先端の≪公僕≫たちさえもカネカネ、カネの為には、人の事(命)など、かまって居られない時代となって来た。 国と云う、地方と云う細胞膜が失われたら、この地球上の人類など、瞬時に滅びる事など、誰も気に掛けようともしない。 こんな事が、許されて良いハズも無いし、長く続くはずも無い。



  あるブログを見ていたら、懐かしく『福岡正信』氏の名前が載っていたので、ついついその内容まで、読ませてもらうこととなった。
果たして、どうして今、なぜ・・・福岡氏だったのか・・・・・・?

  『わら一本の革命』他、何冊かの著作物を、当時、読ませてもらったような気がするが、内容は殆ど覚えてない。  ただ、云える事は筆者が横浜から、山形に戻るきっかけとなった、一つの原因で有った事は、間違い無い様な気がする。

  その生態系に関する考え方とか、その行動が、筆者の血となり肉となり現在に至って、生活に生かされていれば何よりなのだが、自身で振り返って見れば、何処に、その自然農法や考え方が生かされているのか・・・・はてさて情けない限りである・・・。

  結果として、農地面積1.5ヘクタール程度の飛び地ばかりでは、とてもとてもサラリーマンの収入に及びもつかなかったという、自身の知恵や知識不足を嘆くばかりの結果となった次第である。
とりもなおさず思いの長けを相談できる、嫁さんを迎える事も儘ならなかったことは、云うまでも無いが、それもこれも客観的に云えば、男も女も田舎に残っているのは、味噌っかす人間ばかりと云う事だったのか・・・?

  人間として、或は日本人のメンタリティーを持ち合わせている、人たちばかりならまだしも、田舎に住む6~7割の人達が、キツネとタヌキばかりなら、やはり田舎に帰ったことは、間違いであったという結論に成るのだろうか・・・?  田舎に住む人たちを弁護するつもりなら、いくらでも、狡く立ち回り隣人同士で騙し合う、その長い歴史からの環境を弁護する事が出来るのだが、言い訳で不正義が正義になるのなら、いつまで経ってもユートピアには辿り着かない。
  だけど、そのど田舎根性、百姓根性はそれ以前の問題であろう、 云うなれば、倭の国の『火病』と云うにふさわしい、とても馴染むことの出来ないメンタリティーは、長い間に田舎ビトの遺伝子の中に組み込まれ、個人の力では、とても消し去れるものではない。
出来る事は最小限、自分だけはその様な心持になるまいと『決心』する事だけである。




 しかし、今回目にしたブログは、経済成長の真っただ中の当時では、思いもよらなかった、現代の経済環境を示唆していたと指摘している事であった。
 以下、講演会のYouTubeの文字起こしを、転載しますがもし興味がわいてきた方は、オリジナルに飛んでいただければと思います。
  *** 以下引用: http://quasimoto2.exblog.jp/ より ***
  ・・・・・・・・・・・・・・・・
 4~50年前にアメリカ人に聞いた世界戦略・・・・
ユダヤ人の人がこういう事を言っているんです。

 『福岡さん、貴方だから話すんだけど、私たちの考え方、やろうとしている
 ことはこういう事ですよ。』
  ところがその戦略が、現在、全く其のとおりである。
 其の戦略が、現在も続いてやられているだけじゃあ無くて、テレビ観ていた
 ら今の首相がね、話していたんですけど、全くそれです。皆さんそんな事に
 気がついている人は居ますか?
 この前のね、1月前だか2月前だか、今の国会で演説して、それから野党の
 土井たか子さんがそれに対して意見を言う、首相はそれに対して違う演説を
 している。

  一つは郵便制度の改革、道路公団、そしてね農業革命、新しい米作りとの
 3点をね、今の小泉さんが国会で言っていて。たか子さんが言う事には答え
 ないで、其のことばかり話していた。
 其の戦略がね、僕がアメリカへ行って、40~50年前にね、ユダヤの人か
 ら聞いた話がそっくりそのまま国会で今の首相が演説しているんです。

  これだけ話したら皆さん気がつくでしょう。
 今の世界がどちらを向いて行っているのかという事をね。
 東京へ出てきて、こりゃ大変な事になっているんじゃないかという気がする
 んですよ。
 遺伝子組み換えの事も後で話したいと思っているんだけど。
 戦略というのは、如何に世界の地球の人類をコントロールするためには、ど
 ういう手段が有るかって事で。

  一つは、一番最初は農民滅ぼし。農民滅ぼしをするには、其の国の農業を
 滅ぼせばいいでしょ。日本を滅ぼすんだったら、小麦をね。アメリカの小麦
 にするんですよ。パン食にする。
 それまでは、日本の農民の主食は麦飯だった。それと反対にね、小麦のパン
 食にしてバターやミルクばかりにしたら、どうなるか。

  ユダヤの人が考えている事がわかる人はいますか?
 日本の作物をね、変えることが戦略。
 日本の裸麦を追い出して、小麦にする。そいで小麦にしたら、アメリカの安
 い小麦を日本に輸入したら、日本の麦作りが病んで来るだろう。
 日本から麦作りを農民の手から、諦めさせるような戦略である。

  それで横から、日本はさつまいもが多い。芋と言ったらね。
 それをポテトの方に変えていく戦略の方を取っていくと、結局小麦がアメリ
 カの小麦になってしまう。
 そして、日本の食糧をアメリカの方が考えている戦略に巻き込んでいったら、
 日本の農民は潰れていく。
 目に見えんような今の戦略から入っていって、日本を殺す。
 農民が折れてしまったなら、後は簡単だ。
 
  日本の米というのは、米を神様だと思って祀っているでしょう。
 自然農法は人間が作る米作りをしているんじゃ無いんです。
 自然が作る米。 メコン川の上流辺りの原始人の米は、自然が作っている米。

    自然農法家 福岡正信さん 世界戦略語る
    月刊「マクロビオティック」98年5月号より
   ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


  今は人類が大きくわけて二種類に進化分化を行っている最中と見ることが出来る。

  我々が牛や馬や豚や鶏をいつでも殺処分できるように、武器を持ち、法の上を歩き、人間をいつでも殺処分できる権利や能力を持つ人類と、逆に言われたままに反応するだけの日本人のような従順な人類との2種類に分化するのである。

  ユダヤ人や朝鮮人は、いわば噛みつき犬や放牧犬にすぎない。いつでも殺処分出来る存在でしかない。
実はこれが現実なのである。
  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

    ***  以上引用   終  ***


  懐かしく、福岡正信氏の名前を読んだが、グローバル化の目的が、誰によって計画され、どのような目的を目指しているのか、一人ひとりの人権や自由、独立自尊を目指すなら、何に命を掛けるべきか、それは神の思うままである。