住まいの安全 心の健康 住まい塾 21

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大滝博子氏ー人形展から

2016年05月15日 | 日記
  いつの間にかすっかり、お人形さんたちの追っかけとなってしまいました。
私って、変態でしょうか・・・・?  今回は、天童市内でした。 でしたって、展覧会は5月22日まであるそうですが・・。

  山や海を、何も考えないつもりで、ぼ~っと歩くのが好きなのですが、何かと難しい時代、こども達を笑顔で観察していると、警察に届けられでもしたら、色々と迷惑を被る人も居るものと思い、何時もカメラを肩からぶら下げて歩く事としています。


  今回の、天童市内での2か所の展示会場、はしごするのも煩わしいのですが、追っかけにとって両方回らない訳にはいきません。 幸いなことに、天童の公立の美術館の方でも、カメラ撮影に関する『許可』の但し書きが有りましたので、有りがたく、気持ちよく、見る事が出来ました。




  新しい挑戦をなさっているのでしょうか?  今までの写実的な人形を飛び越えた人形が、何点か展示されておりましたが、とても、印象的で想像力を掻き立てられる様な、お人形さんたちでした。


  やはりテーマは、親子の情愛、慈愛、家族愛、そして人間愛。
その人として当然の、慈しみの情愛の一片に触れる事無く、この世を去って行く人には、どこかもの悲しさが漂う。 改めて、そんな人が少しでも少なくなるような世の中になって欲しい、そんな事を思いながら、人形たちに接していると、また、目から汗が出て来て、止めようがなく、気づかれないようにハンカチを鼻から、そっと目に動かすのに苦労してしまいました。



  人形たちの中に、宮沢賢治の『風の又三郎』を連想させる様な、子供たちが何人かいて、これからの新しい挑戦の始まりを予感させてくれました。  


  立体的な展示物の場合、見る角度によって喜びや、悲しみ、憂い、あるいは色気の表情が大きく、変わって見えるから、やはりパンフレットだけでなく、自分の気に入った方向から、気に入った表情を発見する事が出来る様な気がします。 後から、映像を一人で楽しむことも少ないのですが、印象度はカメラに収める事によって、増す様な気がいたします。
何回も、対面している人形たちでさえ、行くたびに新しい表情を見せてくれると思うのは、筆者だけでは無いのではないでしょうか・・・・。