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心に残る本 生物と無生物のあいだ

2009-02-25 | book
いろいろな本を読んでいると、この本はいいな、また読みたいな、と思えるものがあります。
そんな本は図書館にあってもやっぱり手元に置きたくなって、つい注文してしまいます。
あまり本が増えると置き場所に困るので、かなり気に入ったものしか買いませんが。


生物と無生物のあいだ

この本は去年買い求めたものですが、一般向けに書かれた科学書です。
新書文庫で手軽なものに見えますが、これを読むと人生観や死生観までを揺さぶられるほど濃い内容でありながら、美しい文章と易しい語り口で一気に読ませてくれます。

いい本を読み終わると、胸が熱く膨れ上がるように溜息が漏れてしまいます。
まるで心から何かが溢れ出すように。
この本を手に取ることができた幸せに浸るひと時です。

どこかで同じ感覚を持った本がありました。
レイチェル・カーソンの「沈黙の春」だったか、
ライアル・ワトソンの「生命潮流」だったのか。

この本も私の心の奥で、私の考え方の底を作ってくれるのでしょう。





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