Woody Bell のフォークな日々

私たちのまわりのフォークシーンをお伝えします。

コンサートのお知らせ

「フォークなひととき 冬」は、好評のうちに終了しました。

※新着記事はこの次からの表示となります。

ライブのお知らせ 9月

2017-08-30 | ライブのお知らせ
☆アメリカンミュージックナイト at Serendipity
  日 時 : 9月9日(土) 19:00~22:00
  会 場 : カフェ「Serendipity」 (静岡市葵区鷹匠2-3-4 TEL.054-251-8722)
         静鉄バス 市民文化会館前バス停すぐ前(新静岡セノバ側)
  出 演 : Picking Time・Woody Bell

   ミュージックチャージはありません。
   美味しい飲み物、お料理をお楽しみください。


☆ 第14回浜名湖フォークジャンボリー



  日 時 : 9月23日(土)・24日(日) 9:00~17:00
  会 場 : 浜名湖ガーデンパーク 屋外ステージ
  入場無料

また今年も浜名湖フォークジャンボリーの季節がやってきました。
以前からお話しているように、このジャンボリーは現在の私たちにとって原点のような存在です。
このジャンボリーでいろいろな方たちと知り合うことができて、いろいろな刺激を受けて、今の音楽活動につながっています。
私達Woody Bellは、今回も出演させていただくことができました。
長く活動をしていると初心を忘れそうになる時もありますが、このステージに立ち、音楽仲間と触れ合って、会場のお客様の拍手を頂くと、十数年前に音楽活動を再開した当時の気持ちを思い出します。



今年も舞阪駅から会場までのバスが運行されます。


たぶん、この頃は会場の周辺は色とりどりのコスモスに包まれていると思います。
そろそろ涼風の吹く会場で、ゆったりと懐かしいフォークソングをお楽しみください。
長い時間快適にお楽しみいただくために、ザブトンと上に一枚羽織るものをお持ちになると良いと思います。

Woody Bellは
23日(土)の15:10~15:25
の演奏予定です。

  
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やまゆり フォークビレッジ

2017-08-21 | コンサート・ライブ
19日(土は)、島田市伊久美にある農業体験施設「やまゆりの里」での夏祭りに参加させて頂いてきました。
毎年8月に行われるこの夏祭りのイベントの一つとして、レッドポイントブラザーズが「やまゆりフォークビレッジ」を開かれています。
私たちももう何年前からか、このフォークビレッジに参加させて頂いています。
やまゆりの里の方々とのふれあいや、この時期に農業研修に訪れている東京農業大学の学生さんとの出会いも楽しみの一つになっています。
それともうひとつ、おいしい食べ物も大いに期待して出掛けるのです。

会場に着いたときには、すでに盆踊り用のやぐらが組まれ、屋台(出店?)も準備済み・・・。
フォークビレッジお馴染みのトラックステージもスタンバイして、音響機材のセッティングの真っ最中でした。
そして、レッドポイントの皆さんが優しく迎えてくれて、ああ、また今年もここに来ることができたなぁ・・・と、うれしい気持ちになりました。





前回は、マッキーさんにベースを付けてもらう事が出来たので、今年はどうかなぁと思いながらも、演奏予定曲の譜面を用意していきました。
早速、マッキーさんとよっちゃんにそのことをお話しすると、快くというより、もうその気でいて下さったようで、11時からのリハでは早速4人での音合わせになりました。
更に、この日ご一緒するこだま商店のKei-sanには、「涙そうそう」で三線で加わっていただけることにもなって、なんだかすごい事になりそうな予感がしてきました。




午後1時に「レッドポイントブラザーズ」さんからスタートしました。


いつもながらの余裕のある温かな歌声と演奏をまた聴かせてもらうことができました。


続いて、「KEITO」さん。


若者らしい初々しさと、伸びやかな高音の歌声が素晴らしかったです。
KEITOさんが歌う「エーデルワイス」は、山々にこだまするように響き渡りました。
未来が広がっているKEITOさんの若さがちょっぴりうらやましくなりました。
バックはしっかりレッドポイントの皆さんが固めて、KEITOさんも気持ちよさそうに歌われていました。


そして、「SHIGEKI」さん。



次は「ラヂオデイズ」さん。





そして「こだま商店」さん。


こだまさん達の選曲はいつも私の大好きな曲ばかり。
自分達では演奏しない曲ですが、なぜか心に忍び寄ってくる曲なのです。
フォークルの「感謝」もあって、大満足でした。


そして私達「Woody Bell」。




いつも二人での演奏がほとんどですが、この日はとてもゴージャスな布陣。
私の隣ではマッキーさんがベースを そして相方さんの隣ではよっちゃんがリードギターを。
ベースのおかげで曲に枠ができて、そしてよっちゃんのギターのおかずが入って、音に厚みが増しました。
「涙そうそう」では、存在感のあるKei-sanの三線の音が合いの手のように入って、とても気持ち良く歌うことができました。
今までWoody Bellは、ほかの方となかなかコラボというかセッションができなかったのですが、この日は一気に5人での演奏なんて夢のようでした。
聴いて頂いたお客様にも楽しんでいただけたのではないかと思います。

そして、再び「レッドポイントブラザーズ」の皆さん。


私たちは演奏のすぐ後で喉も渇いていましたので、早速かき氷を頬張りながら、ゆったりリラックスして聴かせてもらいました。
相方さんと、「レッドポイントの皆さんの演奏は私達と違って、ゆったりと余裕があるね。」と、意見が一致しました。

そしてこの後、やまゆりビレッジシンガーズの出番・・・演奏した曲は次のとおりです。

・風に吹かれて
・この広い野原いっぱい
・青い空
・風
・遠い世界に
・あの素晴らしい愛をもう一度

アンコールはいつもの
・満天の星

あー、今年もやまゆりの夏祭りが終わってしまいました。


今年はいつものやまゆりとは違う楽しみ方をさせて頂きました。
いつもは出演されるバンドの皆さんの演奏を聴かせていただくのですが、今回はマッキーさんとよっちゃんに演奏に加わっていただくことになったので、練習をする時間を長くとり、皆さんの演奏をあまり聴くことができませんでした。
聴くことのできなかったバンドの皆さんには申し訳ないと思いつつ、いつもと違う音楽が流れることにわくわくしました。
二人だけで演奏することが常になっている私たちにとって、こうして何人かが集まって新しい音楽を作っていことは刺激的で、とても楽しいことだなと思いました。
今回こんなに楽しい思いをさせてくださった皆さん・・・ありがとうございました。

そして、今回、演奏が終わった後に、いろいろな方から私たちの演奏へのコメントをいただきました。
とてもうれしいことでしたので、少し長くなりますが紹介させてください。

まず、演奏直後に車いすのお嬢さんを連れたお母さんに声を掛けて頂きました。
初めてお話をさせて頂いた方でしたが、「とっても良かったです。いつもはYoutubeで聴かせてもらっているのですが、生で聴かせてもらいたかったので今日聴かせてもらいました。」と、言って下さいました。
私たちの知らなかった方がYoutubeで聴いていて下さっていたなんて・・・なんと幸せなことでしょうか。
お礼を言って、お嬢さんに手を振ったら、笑顔でお返しに手を振ってくれました・・・とてもうれしいことでした。

そしてもう一つ、演奏を終えて、かき氷を買いに行った時のこと・・・出店は農大の学生さんたちが仕切っていましたが、男子学生のお一人が、「お歌、上手ですね。すごく良かったです。」と、話しかけてくれました。
私から「古い歌ばかりだったけど、知っている歌あった?」と聞くと、「ありましたよ。英語の歌はちょっとわからなかったけど。」と・・・
ここでも初めて会う方と会話ができました。

音楽を通してのこんな触れ合いがすごく心に残るのです・・・年をとったせいかな。

KEITOさんのお母様とおじい様からも、「初めて演奏を聴かせていただきましたが、とてもよかったです。」と言っていただき、本当にうれしく思いました。

このほかにも、この日はいろいろな方たちから声を掛けて頂いて幸せでした。
やまゆりの里って、いつも音楽の好きな方々が多く集まり、そこに集まる人たちの温かなものが流れているように感じます。

呼んでくださったレッドポイントの皆さん、ありがとうございました。
演奏を終えて、トラックから降りる際に、下で、そんばーさんが「ギター、持ちましょうか?」と言って下さって、私のギターを受け取ってくれました。
お蔭で、滑り落ちそうで少し怖いトラックのはしごを無事に降りることができました・・・ありがとうございました。
会った時と、お別れの時に握手してくれた紅ちゃんの手の暖かさも心にしみました。

今回はHalf wayさんが、用事のため参加されなかったのが残念でした。

練習のため、写真を撮ることのできなかったバンドの皆さんの映像は、レッドポイントの紅ちゃんから頂きました。

書き忘れるところでしたが、手打ちの蕎麦と、ヤマメの塩焼き、今年も美味しく頂きました。
ごちそうさまでした。


<セットリスト>
・我が祖国
・500 Miles
・Leaving On A Jet Plane
・The Water Is Wide
・Green Leaves Of Summer
・涙そうそう
・Dona Dona
・思い出のグリーングラス

「The Water Is Wide」はKEITOさんのお母様が、そして「思い出のグリーングラス」は紅ちゃんが大好きな曲だということでした。
選曲がうまく合って、良かったです。


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舘山寺鞠水亭 ラウンジ♪summerナグライブ 

2017-08-18 | コンサート・ライブ
14日(月)は、浜名湖舘山寺にある鞠水亭でのラウンジ ナグライブに呼んでいただきました。
お盆の観光シーズン中でしたので、四夜連続のナグライブの三日目の演奏をさせて頂きました。




この日も娘たちはまだ帰省中で、彼らは静岡の家で留守番となりました。
束の間、喧騒から離れた相方さんと私は、心なしか肩が軽くなった感じがしていました。
孫たちとの生活は非日常で、ライブをする気持ちとはかけ離れているので、静岡から浜名湖までのドライブは気持ちの切替になったようでした。
高速道路の渋滞も考慮して早めに出発したのですが、さしたる渋滞もなく予定よりだいぶ早く到着することができて、ゆったりした気持ちでライブに臨むことができました。

名倉さんも来られてセットの準備をしたのですが、連日のライブのため、機材がすでに運び込まれていたため、あっという間に完了・・・。

8時半にライブが始まり、アンコールも含めて9曲を演奏し、9時半少し前に終了しました。
今回はライブの開始時間に合わせてラウンジに入ってこられるお客様がほとんどで、最後までゆったりと演奏を聴いて下さいました。
相方さんとも話したのですが、お客様の演奏を聴くぞという気持ちのようなものを感じました。
リハの時に、ドナドナを演奏していたのですが、何人かの方が聴いていて下さったので、この方たちが来てくださったのかなぁ・・・と思いました。





そして今回はこれまでの経験から、アメリカンフォークを中心にしながらも、日本語で歌う曲を多く取り入れてのセットリストにしてみました。
いつも感じることですが、このラウンジは天井が高く奥行きがあるので、自分の歌声がずっと奥の方まで流れるように吸い込まれていくのがとても心地良いのです。
モニターは置かなかったのですが、スピーカーを後方に置いてあることもあって、相方さんのギターや声もしっかり聞こえ、とても演奏しやすく、気持ちよく演奏できました。
いつもお世話くださっている名倉さんに本当に感謝です。



この数日の孫たちとのお相手で、体の方は相当に疲れていましたが、この日の演奏にその疲れが出ることはなく、ほっとしました。
やはり、1か月に1度のSerendipityでのライブのために、日頃から練習している効果が出たのでしょうか?・・・相方さんは、ところどころミスがあったようですが・・・。
アンコール前の「思い出のグリーングラス」だけが、ちょっと不安な曲でしたが、なんとか最後までポカをすることなく演奏できました。


そして、前回の記事でお話した「500 Miles」の事です。
リハを終えて着替えをし、ラウンジに再び戻ったとき、相方さんがどなたかと話をしていました。
いつもあちらこちらのライブへ聴きに来てくださるご夫婦でした。
いろいろな話をしている時に、奥様がこの曲が大好きだということでしたので、私が、
「先日のライブでも(Serendipity)この曲が好きな方がいらして、リクエストをされたのですよ。この曲、好きな方が多いですね。」
と、話したら隣の御主人が、「リクエストしたのは私です。」と、言われたのです。
私はただただびっくりしてしまって、そしてその時に気が付かなかったことを本当に申し訳なく、消え入りそうな気持ちになってしまいました。

言い訳になってしまいますが、Serendipityでは私の背中側の席に座っておられて見えにくかったこと、そして、でも帰られるときにちゃんとご挨拶をしたのに、以前の印象と違っていて、いつも応援していただいているお二人だと気付かなかったのです。
どこかでお会いしたことのある方だとはずっと感じていたのですが・・・このお二人、実は以前にもこのブログでお話したことのある「ドッサム」さんご夫妻です。
さらにその日(Serendipity)には、娘さんもご一緒で、演奏を聴いていただきました。

奥様が、「Woody Bellさんの追っかけみたいになって、あちらこちらにおじゃましてすみません。」と言われましたが、すみませんなんてとんでもありません。
とてもとても光栄で、うれしいことです。
静岡のライブから浜名湖でのライブまで遠方にもかかわらず聴きに来ていただいて、演奏する者にとっては本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
とにかく、この日に前々日(Serendipity)の私たちの失態をお詫びできて良かった・・・というか、お許しをいただきたいとの思いでいます。

この夜には、いつもいつも来てくださるTeeさんがお忙しい中来てくださいました。
最後のアンコール曲では、Teeさんに心を飛ばしながらPuffを歌いました。
そして、始まる前の準備の段階から撤収まで、お手伝いいただいた弾夢弦気さん、本当にありがとうございました。

恒例のお客様も交えての集合写真です。


いつにも増して、たくさんのお客様が写真に入って下さいました。
うれしいです。

写真は、名倉さん、Teeさん、弾夢弦気さんから頂きました。
ありがとうございました。


今回のライブの、ちょっと緊張しながら演奏した「思い出のグリーングラス」を 名倉さんがYoutubeにアップしてくださいました。
とてもとてもうれしいです。
ありがとうございました。



うれしくて、自分で何回もポチッ・・・としてしまいました。
どうぞお聴き下さい。
これからもっともっと歌い込んで、良い曲になるように頑張ります。

<セットリスト>
 ・Seven Daffodils
 ・涙そうそう
 ・Amazing Grace
 ・Green Sleeves
 ・San Francisco Bay Blues
 ・この広い野原いっぱい
 ・竹田の子守唄
 ・思い出のグリーングラス
アンコール
 ・Puff


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アメリカンミュージックナイト at Serendipity 8月

2017-08-16 | コンサート・ライブ
1か月に一度、ここでライブをさせて頂いているのですが、あっという間に1か月が過ぎてしまいます。
なかなか新しい曲を聴いていただくことができませんが、少しずつでもレパートリーが増えていけばいいなぁと思っています。
今現在の新曲は、「思い出のグリーングラス」ですが、これ以外の曲も目下仕込中です。

この日は娘が孫達を連れて帰省中のため、総勢6人でお店入り。
私たちもいつもと違う状況に少し緊張気味・・・。
一番下の孫はお店に着く前からずっと娘の腕の中で寝ていたので、私たちの演奏は何も聞かずでしたが、上の二人は神妙な顔をして聴いていてくれました。
二人ともピアノを習っているので、私たちの演奏する曲に知っている曲はありませんでしたが、多少は興味を持って聴いてくれたようでした。
1回目の演奏の後半で先に帰りましたが、この日の私たちの姿が、ちょっとでもいいから想い出の中に残ってくれたらうれしいな。
相方さんは、いつか一緒に演奏することをかすかに夢見ているようです。

この日も、いろいろなお客様が来店されて、楽しい時間を過ごしました。
以前にも来てくださったグループのお客様は、楽しい合いの手のような言葉を投げてくださって、私たちのMCを盛り上げてくださいました。
リクエストもたくさんいただいて、応えられた曲、お応えできなかった曲、いろいろでしたが、私たちもたくさんの刺激を頂きました。
多くのお客様がお帰りになる時に、「楽しかった。」と、声を掛けてくださって、中には「また聴きに来ます。」と言って下さる方もいらして、感激しました。



そして、この日も満席のお店全体が和気あいあいとした空気に包まれて、知らない同士のお客様もいつしかその輪の中に入られているようで、こちらもとてもうれしくなってしまいました。

<セットリスト>
 1回目
  ・我が祖国
  ・Leaving On A Jet Plane
  ・Don't Think Twice
  ・血まみれの鳩
  ・Green Sleeves
  ・Dona Dona
  ・Cotton Fields

 2回目
  ・遠い世界に(リクエスト)
  ・Four Strong Winds
  ・Lemon Tree
  ・Seven Daffodils
  ・竹田の子守唄
  ・この広い野原いっぱい
  ・The Cruel War
  ・The Good Times We Had
アンコール
  ・Puff
  ・500Miles(リクエスト)

最後に500マイルをリクエストしてくださったお客様は、実は私たちにとってとても大切な方でしたが、この時には失礼をしてしまい本当に申し訳なく思っています。
この話については次回に、またお話させていただきたいと思います。

そしてこの日、浜名湖フォークジャンボリーの宣伝のチラシをお店に置かせていただきました。
浜名湖FJについてもまた、後日お知らせさせて頂きます。


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「森ほたる 見にライブ」 中止のお知らせ

2017-08-06 | お知らせ
先程、森ほたるのお世話をしてくださるブリ子さんから電話で、「明日の森ほたるのイベントは全て中止になりました。」というお知らせを頂きました。
残念ですが、また来年の森ほたるを楽しみに待つことにします。
予定していて下さった皆さん(本当にいらっしゃるのかなぁ。)、ごめんなさい。



現在、台風5号は宮崎県沖にあって、時速15Kmで北東に進んでいるそうです。
静岡も明日の午後からは雨がひどくなりそうです。
皆様、気象情報に注意して、安全にお過ごしください。



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「大塚まさじ」さんのライブを聴かせてもらってきました。

2017-08-02 | コンサート・ライブ
先週の日曜日は、Serendipityでの大塚まさじさんのライブを聴かせてもらいに出掛けました。
ちょうど1年前に、初めて大塚さんのライブを聴かせてもらったのもここSerendipityでした。

6時開場、7時開演ということでしたので、例によって早めに出かけたつもりでしたが、6時前にはもうかなりのお客様が来られていました。
レッドポイントのよっちゃんも奥様と来られて、すでに席に座わられていました。
丁度横の席が空いていたのでご一緒させていただきました。
よっちゃんは大塚まさじさんの昔からの大ファンだということで、彼にまつわるお話をいろいろ聞かせてもらいました。
よっちゃんのカバンからは次から次へと大塚さんにまつわる品物が出てきました。
CDや写真集など大切にされている物で、その内容などとても詳しく教えて頂きました。
よっちゃんだけでなく奥様も同じように大塚さんのファンとお聞きしました。


7時に始まったライブは最初からずっと、温かなやわらかな風が吹いているような居心地の良さに包まれていました。
集まった皆さんは昨年と同じように、本当に大塚さんのことが大好きなコアなファンの方ばかりのようでした。
ライブ後半の最後近くに歌われた「男らしいってわかるかい」では、
「朝日はもう昇るよ~」・・・・というファンの皆さんの唄声が会場を包みました。
ああ、去年も同じだったなぁと懐かしさを感じました。
この曲はボブ・ディランの「I Shall Be Released」に大塚さんが詞をつけたものでした。
もし来年もここで同じ曲を聴くことができたなら、今度は私も皆さんに加わって一緒に歌いたいなぁと心から思いました。
今度ベースに加わってくれたウンノさんも気持ちよさそうに歌っていました。

そしてライブを聴きながら思ったことは、大塚さんのギター演奏は決して派手な演奏ではありませんが、余分な音が全くないのです。
余分な音というのは音数という意味ではなくて、出てくる音がその音だけで、決して擦れたり、ビビったりすることなく、純粋なその音だけが出てくるのです。
プロなら当たり前と言われるかもしれませんが、とてもきれいな優しい音でした。
そして歌に関しては、去年も思ったのですが、「間」が語っているということでした。
それは大塚さんが歌を歌っているのではなくて、歌そのものが人に伝えるものになっているからこそ、その「間」が生まれるのかなぁと思いました。
思ってもなかなか実現できるとは思えないけど・・・、私が歌う時にもそのことを思い出してみたいな・・・という気持ちになりました。

ライブでは私の耳が余り良くない事もあって、歌詞を十分に聞き取ることができませんでしたが、家に帰ってから買い求めたCDを早速聴いてみました。
なんてすばらしい歌詞なのでしょう・・・。
光り輝く言葉ではなく、今の私たちの心に素朴に訴えてくる事が、やさしい目線で書かれているのです。
相方さんの年齢と同じ大塚さんですので、見つめる世界も私達と似ているのかな・・・。
今回、買わせて頂いたCDは「いのち」というタイトルですが、私はこの中で「いのち」と「大地の隅で」が特に好きでした。

「愛しい人が いてくれたから
今でもぼくは 生きているんだ」

とても印象深い詞でした。

そして2曲目の「大地の隅で」は、大塚さんの奥様が作詞をされたということです。
この曲の主人公は”ぼく”であって、”ぼく”とは大塚さんのことを表していると思うのですが、その詞を奥様が書かれたということにとても深いきずなを感じました。

音楽仲間など多くの大切な方々との永遠の別れをしてこられた大塚さんだからこそ綴ることができる言葉なのですね。

今回、相方さんと同じライブを聴いて、相方さんも同じような感じ方をしたようで、何かホットしてしまった私でした。

スマホで写真を撮ったのですが、ちょっと暗いせいかピンボケばかりでした。
プロのよっちゃんが写した写真を頂きましたので、載せさせていただきます。

 
この写真は、よっちゃんの奥様と一緒に写していただきました。
その時は気が付かなかったのですが、よっちゃんは写してくれる方だったので、一緒に入っていないのが残念でした。

楽しいひと時を過ごした一夜でした。


<おまけ>


7月のSerendipityでのライブの写真もよっちゃんから送っていただきました。
演奏時の、数少ない良い表情の写真を撮っていただきました。
プリントアウトした写真を頂きましたが、本当はもっときれいに映っていました。
スキャンしてここに取り込んだのですが、やり方が悪いのでしょうか、せっかくの写真があまりきれいでなくてごめんなさい。


 
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