「希花＆純二」ライブ、楽しませて頂きました。

29日（火）は、Serendipityで行われた「希花＆純二」ライブを聴かせて頂きました。
このイベントがSerendipityでの今年の最後のライブということで、楽しみに出かけました。
お店のドアを開けると、希花さん、純二さんそしてスタッフの仲間の皆さんが笑顔で迎えてくださいました。
静岡は純二さんの故郷なので、仲間に囲まれるこのお店でのライブを楽しみにされていたのが良く伝わってきました。

演奏が始まる前に、並べられたCDの中から「Cat nap」という一枚を手に入れました。
毎年訪れるアイルランドのお友達の家のかわいい2匹の猫を中心に、いろいろな美しい風景も盛り込んだ写真がたくさん載せられていました。
お二人が写した写真ということでしたが、本当にたくさんのきれいなカットが載っていて、アイルランドってこんな所なんだと興味深く見させていただきました。
特に印象に残っているのは、地平線から地平線までつながったきれいな広大な虹がいくつか載っていたことでした。
運良く虹を見ることができたとしても、大抵真ん中部分が消えてしまっている虹しか見たことがないので、感動的な虹でした。

この日のライブはとても暖かい雰囲気で、演奏者とオーディエンスが一体となっている感じがして、最初から最後までとても楽しかったです。
そして、お二人がとても楽しそうに演奏されているのが印象的でした。
演奏を通して、二人で会話をしているように感じました。
この日のお二人のMCもとても楽しく、あっという間の2ステージでした。
そして何よりも、今回は歌を何曲か歌ってくださったのがうれしかったです。

皆さんも同じだと思いますが、ステイホームで、ずっと籠っている生活は楽しみが得られにくく、滅入ってしまうこともあります。
年末の一日、日ごろの鬱屈を忘れて、ほっこりとした時間をゆったりと過ごさせて頂きました。

岩堀さんが焼いてくださった「焼き芋」もすごくおいしかったです。
ご馳走様でした。



この一年は、誰にも何とかすることのできない息苦しい毎日の積み重ねでした。
ライブも次々に中止になってしまい、スケジュール表は空白ばかり。
今となっては、「フォークなひととき」を2月に開催できたことは本当にラッキーだったと思っています。
今はまだ、その後の「フォークなひととき」開催の見込みはたっていませんが、ワクチンが効果を出すことができたら、夏には開催できたらいいなぁと願っています。

そんな中、11月に七間町で開催された「Shizuoka Live Music Bazaar」が大成功だったことは、みんなの心に音楽を取り戻し、未来に希望を託せることを示してくれました。
多くの、ほころびかけたミュージッシャンの気持ちを引き立ててくれましたし、聴きに来てくださったお客様も本当に久しぶりの音楽を心から楽しんでくださったようでした。

つらい一年でしたが、月に一度SerendipityでのライブをさせていただけたWoody Bellはとても幸せだったと思っています。
モチベーションを失くすことなく、何とか一年頑張ってくることができました。
コロナが降参するのが先か、私たち二人が老化するのが先か、いざ、勝負！

この一年、お世話になった皆様、本当にありがとうございました。
来年は、何とか1歩ずつでも、安心安全な世界になって、いつでも音楽を心から楽しめるようになって欲しいと切に思っています。
来年が皆様にとって幸多き年になるよう願っています・・・良い年をお迎えください。

Serendipity ライブ 12月

12日（土）は、今年最後のSerendipityでの月一ライブでした。
コロナの状況がどんどん悪くなってきていますので、お客様はいらっしゃらないだろうから、練習のつもりで最後のライブを楽しもうと、二人で話して出掛けました。
いつもの様に暖かい笑顔で岩堀さんに迎えてもらって、第二の我が家のように寛げるお店の雰囲気が、心をほぐしてくれます。

時々、普段は見ることのできないような希少なギターを見せていただくのですが、この日も素敵な逸品を紹介していただきました。
ギターの大好きな方たちには堪らない瞬間でしょうね・・・。
今までにも、多くの音楽仲間のギターを愛でるその熱さを感じて、すごいなぁとびっくりもしてきました。
相方さんもそのうちの一人に入るのかなぁ・・・。
私はと言えば、、ギターのことはほとんど相方さん任せの様な状態です。
自分で努力しなくても、気に入ったギターを手にできている私は幸せなのだなと、改めてわかりました。

この日はPicking Timeの皆さんとご一緒の予定でしたが、都合がつかず、私たちだけの演奏というお話しでした。
そして、お客様は０と思っていましたが、最初からTさんご夫妻やMさんもいらして下さったので、楽しくなりそうな予感がしました。

最近、年のせいか、間違えが多くなったり、機転の利かないことなどがあったりで、少し心配をしつつ、演奏の開始です。
お願いをしたわけではないのに、Tさんが率先してPAをして下さいました。
そして、この日は最初から最後まで岩堀さんも演奏に加わって頂いて、本当に楽しく時間が過ぎていきました。

1回目の演奏は、まずまずの出来でホッとしながら席に着きました。
さて、この日は予定では演奏するバンドは私達のみですが、お店にはもう一組、演奏するバンドがいるではありませんか！。
ビールをおいしそうに飲んでいるＴさんに半ば強引にお願いして、海野さんとの「S&GG」を演奏していただきました。
アメリカンフォークとS&G。
お店は何十年か前の世界にどっぷりと入り込みました。

いつものように、私たちの写真はTさんから頂きました。
Tさんの写真の方が温かみがあっていいですね。
どうしたらこんな写真が撮れるのかしら。

Woody BellとS&GGが、それぞれ2回ずつ演奏して演奏は終了しました。
2回目の私たちの演奏では、今までずっと暖めてきた（というより、なかなか覚えられずに1年近く？過ぎてしまった。）S&Gの「明日に架ける橋」を初めて人前で演奏しました。
ドキドキでしたが、最初だから失敗してもしょうがないと、腹を括っていたのが良かったのかもしれません。
大きな失敗はなく（小さいのはたくさんあったと思いますが、もう忘れています。）何とか最後までたどり着けました。
まだまだ、粗削りで気持ち良く歌えるというところまで行ってはいませんが、これから何回も演奏して、ほかの曲と同じような気持ちで演奏できるようになるといいなぁ・・・。

そして、この日、偶然にこのお店に来られて、楽しそうに演奏を聴いてくださったお二人がいらっしゃいました。
演奏している曲をリアル世代で聴いたと言われていましたが、私達よりはだいぶお若い方々でした。
目をキラキラさせて聴いてくださり、演奏している私たちもとてもうれしくなって、楽しく演奏をさせてもらいました。
お帰りになるときも
「今日は楽しかったです。ありがとうございました。」
と、言って頂きました。
こちらこそ本当にありがとうございましたという気持ちで一杯でした。

この日も本当に楽しいライブになりました。
私だけが楽しいのではなく、皆さんも楽しんでいただけたのではないかと思います。
このお店の雰囲気がとてもアットホームで居心地が良いのですが、たぶん皆さんも同じように感じられるのではないでしょうか。

ところで、私達の持ち歌の中に、「いのちの歌」があるのですが、なかなか出番がなく、このお店では演奏したことがありませんでした。
この日、いらして下さったYさんの持ち歌でもあるのが先日の七間町のライブで分かったので、いつか彼女とコラボさせていただきたいと思っていました。
そのことをお話しすると、是非にと言って頂いて、また楽しみが増えました。

この日がライブ納めの私達でしたが、こんな時期に、本当に気持ちの良い楽しい雰囲気の中で演奏できてとても幸せでした。
ご一緒してくださったS&GGのみなさん、そして聴いてくださったお客様ありがとうございました。
そして、こんな素敵な場を与えてくださった店主の岩堀さんに感謝の気持ちで一杯です。


＜セットリスト＞
1回目
・悲しみのジェットプレイン
・レモントゥリー
・我が祖国
・花はどこへ行った
・血まみれの鳩
・グリーンフィールズ
・Good Times

2回目
・七つの水仙
・風は激しく
・Walk Right In
・遠い世界に
・500マイル
・ドナドナ
・明日に架ける橋

アンコール
・San Francisco Bay Blues
・Puff

「Serendipity ライブ 12月」のお知らせ

☆Serendipity ライブ　12月
　日時：12月12日（土）　19：00～22：00
　会場：Music Cafe 「Serendipity」
　　　　 　　 静岡市葵区鷹匠2-3-4　　Tel．054-251-8722

今年、最後のライブです。
久しぶりにPicking Timeの皆さんとご一緒させて頂きます。


お店（Serendipity）の12月のライブ予定は、次の通りです。