「名倉バンドコンサート」 中止のお知らせ

毎年4月に行われる名倉バンドの単独コンサートが、コロナウィルス感染拡大防止のため、中止されることになりました。
このブログでは、このコンサートのことはまだお知らせしていませんでしたが、2月に行われた「フォークなひととき」では、MCでもお伝えさせていただきましたし、チラシも配布させていただきましたので、ここで改めてお知らせいたします。
いろいろ準備をされてこられたと思いますので本当に残念なことですが、名倉さんが苦渋の決断をされました。

こんな日々が来ることは思ってもいませんでしたが、何とか早く、楽しく演奏できる日が戻ってくれることを心から願っています。

名倉さんのブログでのお知らせ

Serendipity 3月 ライブ

目に見えないコロナウィルスへの不安や恐れが、人々の生活をうつうつとした非日常に押し込めています。
私たちも、特に制限されているということはないのですが、何とはなしに家の中に閉じ籠っていることが多くなっています。
こんな時こそ、今までなかなかできなかった新曲の練習をと、思っていた時に、情けないことに転倒してしまい、膝をしたたかに打ってしまいました。
最初、足の痛みだけに気を取られていたのですが、転んだ拍子についた手首やひねった足首など、後になってから痛みが出てきて、なかなか練習もままなりません。
幸いなことに骨折には至らなかったため、日々、快方に向かっています。

こんな中、月1回のSerendipityでのライブに出かけてきました。
この日はステップの高いバスに乗る自信がなかったため、タクシーを使いました。
運転手さんと話したのですが、やはりコロナの話ばかりで、お客さんも少なく、出動するタクシーの数も激減しているということでした。

お店のドアを開けるといつもの雰囲気が漂っていて、なんだかホッとしました。
でも、岩堀さんの話からは、経済に対する不安がひしひしと感じられました。
私たちは、現役を退いて年金生活をしているので、世の中の経済について少し感覚がうといところがあるのかもしれません。
今、会社を経営している人や自営で商売をしている人は、本当に大変なのですね・・・。
改めて、身に迫る思いに駆られました。


この日も私たちからのスタート。
ベースの海野さんがこの日はお休みです。
やはり下支えのベースの音がないと寂しいですね。

予約なしに飛び込みで来られた8人のグループの皆さんがいらっしゃいました。
お食事に来られたようでしたが、生演奏をするお店とは知らずに入ってこられたようで、最初の演奏からとても興味深そうに聴いてくださいました。
お話しも弾んでおられましたが、曲が終わるごとと、素敵な笑顔を向けて拍手をくださいました。


そして、ご一緒するのは「Picking Time」の皆さん。
海野さんに加えてバンジョーのキハチローさんも来られなかったので、いつもと違う編成でのライブです。

やはりメンバーが代わると、同じ曲を演奏しても雰囲気が変わってきますね。
フィドルの和尚さんとたくさんお話をしたからかもしれませんが、この日のフィドルはくっきりと聞こえてきました。

私たちの演奏後、相方さんのところに、8人グループの何人かがお声を掛けに来てくださっていろいろなお話をさせていただいたようでした。
入って来られたお店での思いがけない生演奏をとても喜んでいただけたようで、話が弾んだようで相方さんもとても喜んでいました。

いつも来てくださるMさんともゆっくりお話しができて、日ごろの鬱積した屈託がほぐれていくようでした。

不安な雰囲気の世の中なので、お店もきっと寂しいだろうなぁ・・・と思っていたのですが、この日は思いがけない突然のお客様がおいでになって、私たちも巻き込んでいただいて、楽しい一夜を過ごすことができました。