10日(土)は森町での風情ある夜のライブでした。
現地についた時はまだ明るかった空も、ライブが始まる7時半頃にはこんな素敵な世界に化粧直しです。
家々の前には「森ほたる」と呼ばれる行灯のような火が静かに灯ります。
道沿いに面した家の灯りは消されて、森ほたるがよりくっきりと浮かび上がっています。
ライブが始まる時間には、ご近所さんが椅子を持って小さなライブステージ前で待っていてくれました。
そして、PAの電源もご近所さんからお借りしたのでした。
この日は、5曲演奏の予定でしたが、すらすらと進んで結局アンコールもいただいて7曲演奏させていただきました。
この日は朝から猛暑で、頭の中も煮えてしまったのか、いくつかミスが出てしまいました。
でもこれからに繋がる反省点としてまた練習していきたいと思いました。
(左端の家の前の特等席でも聴いて頂いています。)
そしてこの日は、「スーダラボーイズ」さんとの共演でした。
ブルースを本当に楽しそうに演奏されて、やじのすけさんの足踏みがこちらにも伝染して、聴いていて自然に体が動いてしまいました。
吹麻呂さんのブルースハープも哀愁があってとても素敵でした。
いつもフォークを聴くことが多いのですが、ブルースもいいなって思いました。
吹麻呂さんから、ハープのリードが1か月で壊れてしまうのでとてもお金がかかる、という話を聞いてびっくりしました。
あのうねりのある音色には、資本がかかっているのですね。
そして、家に帰ってきてから気が付いたのですが、吹麻呂さんの事、私たちは前に静岡のストリートフェスティバルで聴いたことがあるのではないかという事です。
その時の人は確かスーツを着ていて、スレンダーなハープの名手でとても楽しそうに演奏していたので記憶に残っていたのです。
森ほたるの時は、アロハを着ていたので、結び付かなかったのですが、多分同じ方だったと思います。
今日は、灯りに惹かれて集まったたくさんの虫たちも観客でした。
そして有難くない蚊の撃退には、こだま商店のKeiさんからの虫よけスプレーが威力を発揮してくれました。
暑い中、聴きに来てくださってありがとうございました。
そして、お世話下さった森のぶり子さん、本当にありがとうございました。
また来年もと言っていただいてうれしいです。
聴いて下さる方と身近に触れ合えるこういうライブ大好きです。