13日(日)は、天竜区龍山町にある青少年旅行村でのひつじ祭りに参加させてもらってきました。
新東名浜松浜北インターをおりてしばらく走ると、細ーい曲りくねった山道が待っていました。
時々現れる対向車とのすれ違いはちょっとどきどき。
帰りは明るいうちに帰るぞと、早々決めました。
そんな狭い道を抜けると、広々とした集落が現れて、そこはもう目的地周辺でした。
なんだか不思議な感じになりました。
私たちが到着した時にはもう、トップバッターのこだま商店さんの演奏が始まっていました。
これまでのすべての事を見守ってきたような、大きな大きな桜の木の下での演奏です。
Kei-sanのアンデスの音色が大きな自然の中に溶け込んでいくようでした。
下界の静岡ではもう桜も散り始めていましたが、この大きな桜の木はまだほとんどが蕾。
管理人さんのお話では、昨日まで一輪も咲いてはいなかったのですが、今日のお祭りに合わせたように、ところどころで花が咲き始めたという事でした。
次はSinging Birdさん。
以前からお名前だけは知っていましたが、演奏を聴かせていただいたのは初めてでした。
ボーカルの方が、ろっ骨を骨折して、今、治療中という事で変則的な演奏だったそうです。
そして、「無限時空」さん。
今回は、キーボードとドラムが加わり、ノリノリの演奏で、とても楽しそうに演奏されているのが印象的でした。
その次は「音心」さん。
オカリナのえんじろうさんとキーボードの女性のデュオです。
ずっと以前から、聴かせていただきたいと思っていたバンドでした。
森の中から広い空に抜けていくような澄んだ音色で、とても素敵な演奏でした。
特に最後の、空にまつわるオリジナル曲、壮大な感じがしてとても感動しました。
次は、Boggyさん。いつもながらのしゃれた演奏を聴かせていただきました。
浜名湖フォークジャンボリーの実行委員で広報を担当されています。
そして「夢ネコリン」さん。甘い素敵な声でのいろいろなジャンルでの演奏を聴かせていただきました。
それにしてもヒラリンさんはキーボードの演奏、ドラムの演奏と多才なことに驚きました。
そして、四頭の子羊によるレースの後、私達「Woody Bell」。
ほんのわづかずつですが、三人の気持ちが歩み寄ってきたかなぁ。
私の正面にいらした方が、とても気持ちよさそうに聴いてくださっていたので、私も緊張しないでゆったりと歌えた気がします。
最後に、別の方からアンコールを頂きました。
「500マイル!」という事でしたから、もしかして別の所で私たちの演奏を聴いてくださったことがある方だったのかもしれません。
この日は、二人とも帽子をかぶっています。
ここは、平地と違って高度も高く空気も澄んでいるので、紫外線がかなり多いという事での対策です。
次は予定にはありませんでしたが、ハーティさん。
初めてその歌声を聴かせていただきました。
本当に素晴らしかったです。
ボイトレの先生をされていらっしゃるという事で、納得です。
あんな風に歌えたらいいなぁ。
私はここは強く歌いたいと思っても、なかなかインパクトのある歌声が出せないのが悩みです。
いつか、いつか・・・・できるようになるといいなと思いつつ・・・頑張ります。
写真がなくてごめんなさい。
最後に、この日のPAをしてくださったNさんの所属するバンド「星守人」さん。
今回はドラムの方が加わっての演奏でした。突然音響がシャットダウンというハプニングがありましたが、さすがの余裕の演奏で、来場者を楽しませていました。
この日は、前からの天気予報では雨の確率が高かったのですが、一日何とか晴れたり曇ったりで最後まで持ちこたえました。
やはり、予想していた通り、気温は低く、ダウンを持って行って正解でした。
皆さんの演奏を聴いている時は良かったのですが、自分たちの演奏の時に脱ぐのがつらかったです。
この日、ひつじ祭りでは、おいしいもののオンパレード。
具だくさんのなめこ汁、100円。
手打ちそば 600円。
山菜天ぷら盛り合わせ 200円。
なんと良心的なお値段でしょう。
そしてお持ち帰りは、
ニジマス、チーズ、ウィンナの燻製。
そして目玉は特製ベーコンの塊。
手作りこんにゃく。
とても楽しいひつじ祭りの一日でした。
この龍山旅行村が来年の3月で閉鎖になってしまうのだそうです。
あの大きな桜の木はどうなってしまうのかな・・・。