3月12日(火) 14/0℃
この4月30日で退位される、明仁天皇・・・
日本国憲法下の『象徴天皇』のカタチを創り、先の戦争犠牲者への慰霊や災害被災者への励ましに尽くされて、国民の尊敬と敬愛を集められました
jiiji も baaba もその一人
とりわけ
平和に対するゆるぎない姿勢は、世界最高の「平和主義者」―――を思わせます
NHKが放送したドキュメンタリー『天皇 運命の物語』・・・
第2話は「いつもふたりで」でした
お二人の、軽井沢での出会いも詳報・・・
あのダブルスを誰かが「意識的にセッテイング」したのか?
それともまったく「偶然の出会い」だったのか?
いずれにしても
“一目ぼれ” で最高の伴侶を射当てた、明仁殿下の ”お眼鏡” こそを賞賛させていただきます
昭和34年(1959)4月10日、ご結婚・・・
9キロのパレードに集まった人、53万人
その時のテレビ数、まだ350万台
テレビにかじりついた人、1500万人
わが家は、母に連れられて、隣町の親戚のテレビに見入りました
あれから幾歳月・・・・
国民憧れのお二人です
「比翼連理」の如く、これからも「いつもふたりで」と祈ります
来るべき日が、来た!?
《「いだてん」ついに8%台…自己最低更新8.7% 前週より1ポイント減》 (3月11日デイリースポーツ)
「・・・10日に放送された大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺」(日曜、後8・00)の関東地区平均視聴率が8.7%と、ついに8%台まで落ちたことが11日、分かった。自己最低を更新する形となり、5週連続1桁となった」
そこはわかる気がします
脚本書いてる人の、胃の痛くなるような気持ち・・・
好転するどころかますますDOWNしてしまいました
《「いだてん」低迷で・・・宮藤官九郎は “フラリーマン” と化した》 (3月10日日刊ゲンダイ)
「・・・ところがNHK側はそんなクドカンを粘り強く説得した。「最高のキャスティングを用意します」「歴史物にとらわれず宮藤さんのやりたいテーマでいい」「仮に数字(視聴率)が取れなくても責任は全て現場が取ります」などといった口説き文句を並べたという」
まぁ
低率は脚本やキャストの問題ではないでしょう
NHKの戦略ミス、選択ミス
大河ドラマは、やっぱり “武士もの” であってこそなのだと思います
武士・・・・
この近くが発祥の地となるのは、清和源氏の井上氏
いわゆる国人です
ウィキペデイアによると「・・・井上氏は十一世紀の中葉、井上郷を開発するとともに、郷内あるいは周辺に一族を配置し、開拓をさらに進めていった。野辺・米持・村山・八重森らがそれで、井上惣領家を中心とする同族結合によって鮎川流域を支配するようになった」
開拓のルーツは武士!?
《NHKスペシャル 司馬遼太郎思索紀行 この国のかたち ▽ “武士” 700年の遺産》では
「・・・・司馬が注目した鎌倉時代の武士。私欲を恥とし、他者に尽くす “名こそ惜しけれ” の精神は、武家政権の拡大とともに全国に浸透、明治国家という奇跡を生み出す原動力になった」
・・・と
作家・司馬遼太郎さんはこの「国」のかたち作ったのは武士の存在だとしています
そこは感じます
汗と命を懸けて、開拓した土地に拘ってきた歴史・・・
「生きながらえること」「世の中で暮らしてゆくこと」、つまりは食べること、着ること、住まうことのために同じ日本人同士でも、隣村同士でも戦いあった、殺し合った
井上氏の歴史を追うと、この辺りの ”民の生き様” が見えてきます