45(245)AMPのヒーター電圧を変更し、VT52用として測定
測定時の球はハイトロンですが、WEでもそんなに変わらずでした。
この特性から判明した事は
この回路では45(245)でも定格の6割位の動作なんで、VT-52を生かしきれてないですね
ヒーター電圧だけを変更してVT-52に対応させてますが、プレート面積を比較しても、45(245)の1.5倍程度の実力があると思います。
45の1.5倍のプレート損失15W程度で動作させれば、2A3とかに負けない位の出力が取れますし、音色もそれ相応に変化すると思います。
このAMPでは、245と比較するとVT52の方が音に厚みが出ます、ただし小出力での清々しさが、VT-52では薄れるようです。
歪率特性的に0.1W以下では、VT-52と比べて45(245)の方が一桁ほど少なく、45(245)の方がよりオーディオ向きなんでしょうね。
0.1W前後と言えば、普通の家庭での平均視聴出力なんで、ここら辺りに音色の違いが出ているのかも知れません。
そんなんで再度45(245)仕様に戻します。