「記録」は，諦めてくれ

「気温３５．６度，湿度６２％」
全国的な暑さは，当地でも例外では有りません。
とにかく，暑いんです。

“こまめな水分補給に塩分補給が必須，ここで倒れたら笑いものだからなぁ”

炎天下，陸上競技場で審判のお手伝いをしているんです。


行われているのは，高校生の大会です。


“今日は，風が無いなぁ”

競技場は河口のすぐそばにあります。
この時期，いつもなら吹くはずの海風が，今日はほとんど有りません。
海からの風は，正面スタンドから見れば「逆風」です。
その分トラック種目では記録の出にくい，選手には気の毒な風です。


その風が吹かない分，空はもやっています。
空がもやっていれば，直射日光も少しはやわらぎます。
“風は無いが，「カンカン照り」の日差しよりは・・・
　　　　　　　　　何より，「記録」を狙う選手には好都合だ“
と，思っていたんですが・・・・


“えっ，『オキシダント注意報』
　　　　　　　　　　聞いた途端に，頭が痛くなったがなぁ”　　　　

何とか無事に，競技が終了した３時前です。
当地に，『オキシダント注意報』が出たんだそうです。
もやった空は，太陽の光を和らげる，有り難い空では無かったんです。


老体ですが，猛暑が予想される明日も，お手伝いを頼まれています。

“明日の「記録」は，諦めてくれ，
　　　　　　　　　　強い海風，吹いてくれー”