やれこら やれこら 昨日も今日も

自分だけはと力んでみても,膝はガクガク,息ハアハア。会話は「アレ,ソレ」そして「やれこら」。鍛えるべきは皮肉とジョーク。

君は,珍しいからなぁ

2015-08-20 07:35:44 | 今日のやれこら
雨は,強くなったり弱くなったり,時に止んだり。
空は厚い雲に覆われ,部屋の中では明かりが要ります。
湿度は65%,気温は26度以上には上がりません。
梅雨のような,一日です。

今が盛りの百日紅です。
雨の重さで,満開の花弁を付けた枝がしなっています。

“あっ,びっくりした”

雨の止んだ庭に出て,垂れ下がった百日紅の花を,「カシャ」っとした直後です。
「ミーン,ミーン,ミーン」
百日紅の高い枝から,いきなりミンミンゼミの鳴き声が響きます。

“君は,珍しいからなぁ”

「シャンシャンシャン」,「ツクツホーシ,ツクツクホーシ」,「ジィージィージィー」
雨の中でも鳴き続ける,「ウルサイ!!喧しい!!」鳴き声には,慣れています。
ですが,たまにしか聞かない「ミーン,ミーン,ミーン」は,当地では珍しいんです。


“そう言えばなぁ”

同級生と幼虫探しに出かけた,60年近く前を思い出しました。

「あっ,おった!」『あっ,おった!』

二人同時に見つけたのは,ビワの幹を登るミンミンゼミの幼虫です。
ミンミンゼミの幼虫は,クマゼミよりも少し小さめ,色も青緑がかっています。

ミンミンゼミが希少だったのは,60年前も同じでした。
「わしが先に見つけたんどぅ,わしんよう」『わしが先よぅ,わしんよう』
つかみ合いこそしませんでしたが,相当な言い合いだったのは覚えています。

そこまでは覚えていますが,その決着を・・・
幼虫の「最終的所有者」が,どちらになったのか・・・

極度の興奮状態だったに,違い有りません。
肝心な部分の記憶が,無いんです。


“ミンミンゼミは撮り損ねたが,今日の雨は良い休養になった”

昨日は予定時間を繰り下げて,炎天下,畑の草取りをしたんです。
痛む足腰,疲れた全身には,今日のお天気は,好都合だったんです。

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