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やれこら やれこら 昨日も今日も

自分だけはと力んでみても,膝はガクガク,息ハアハア。会話は「アレ,ソレ」そして「やれこら」。鍛えるべきは皮肉とジョーク。

カープにも花が咲くなぁ 優勝だ

2015-04-15 07:32:44 | 今日のやれこら
“ピンクの蕾に,白い花,こんなに咲くのは,我が家に引っ越して来て,初めてだ”

駐車場の端に植えた姫リンゴが,今年,やっと枝一杯の花を付けます。

姫リンゴは,我が家に来る前はホームセンターの盆栽コーナーに居たんです。
小振りな鉢に,ほそい枝,そして可愛い白い花。
衝動買い,です。

元来,盆栽などという“高尚”な趣味は持ち合わせていません。
かわいそうな姫リンゴは,直ぐに脱水症状を起こしました。

“これは,無理だ”
“地植えにすれば,姫リンゴものびのびできて生き延びるかも”
という事で,駐車場隅に植え替えました。
植え替えられた姫リンゴは,毎年2,3輪の花をつけるだけでした。
実も付きませんが,幹は太り,枝も伸び,葉が茂り,少し元気を出します。
しかし,元気は長く続きません。
やがて樹皮はカサカサになり,葉っぱの緑が白っぽく見えるようになりました。

“こう幹が痛んではなぁ,枯れるなぁ,仕方ないなぁ”
「姫リンゴはなぁ,寒い地方で育つんよう,名前にリンゴが付くじゃろうがぁ」
「この温い地方じゃ,無理よう」
“同級生も言っていたしなぁ”

姫リンゴにはかわいそうでしたが,幹を切り,根っこだけにしました。

てっきり枯れると思った姫リンゴは,しぶとく頑張ります。
翌年には,根っこの上にわずかに残った幹から,数本の新芽を出します。
新芽は,春を迎えて伸びます。
そして5年目の今年,枝一杯の花を咲かせたんです。
びっくりするやら,感心するやら・・・嬉しくなります。

“姫リンゴ,苦節20年,やっと瀬戸内海気候に順応,良かった,良かった”

喜びと同時に,不思議でもあるんです。
庭の山ツツジも,何十年ぶりに枝一杯の花を咲かせているんです。

“今年は,特別良い事が有る年なんかなぁ”
“あちこち身体の不具合も,軽快するかなぁ”

“カープにも花が咲くなぁ,優勝だ”
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話が合うのは・・

2015-04-14 07:31:33 | 今日のやれこら
“おつ,ピカピカの1年生”

ランドセルに黄色のカバー,1年生です。
黄色い旗を持った先生が,引率しています。
みんな帰る方向が同じようです。
一列になって,信号のない交差点を真っ直ぐ渡り,左に直角に曲がっていきます。

入学式からは,一週間も経っていません。
“もう学校には慣れたか?”
“仲良く頑張れよ,無理はしなくて良いぞ”
“「地道にコツコツ」だぞ”

雨が上がった午後です。
ランドセルの黄色カバー,白い帽子,みんな同じように見えます。
同じように見えますが,傘と靴下,長靴は違います。
“協調も大事,個性も大事の世の中だからなぁ”

万が一小学生が,飛び出してきてもいけません。
車を止め,小学生が渡り終えるのを待つ事にしたんです。
交差点手前で止まった私の車を見た先生は,軽く頭を下げます。
それを見た一年生は,みんな頭を下げ,横断を始めます。

「プッ,プッ」
後ろからクラクションの音が聞こえ,バックミラーに軽四が写ります。
軽四は,左折のランプを点滅させています。
運転しているのは,若者男子です。
軽四は,止まっている私の車の右側を追い越して行きました。
追い越してくる軽四を見た先生は,慌てて旗を振り子供に指示します。
「ストップ」

軽四は,少しでも早く左折したかったんです。
小学生の横断を待つ私が,気に入らなかったようです。
若者は,追い越し際に顔を横に向け,私を睨み,目で言います。
「なんでこんなところで,止まるんだ!!」
「爺さんが小学生を待たなきゃ,もっと早く左折できたんだ」

“高齢者の私と若者では,時間の流れが違うからなぁ”
“ピカピカの1年生の方が,話が合うかもしれないなぁ”
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「カシャーン」

2015-04-13 07:31:58 | 今日のやれこら
“咲いた,何十年振りに,いっぱい咲いた”

庭の隅に植えた「山ツツジ」です。
植えてから,初めていっぱいの花を咲かせました。

何十年も昔の事です。
わらび取りの最中に,枝にいっぱいの花を付けていた「山ツツジ」を見つけました。
その時「山ツツジ」は,
「庭木になりますよ,頑張って咲きますよ,お持ち帰りください」
と,言っているような雰囲気を醸し出していたんです。
そして庭に植え替えたものの,何十年も“機嫌”を損ね続けます。
毎年咲かせる花は,2,3輪だけでした。

「カッ,カッ,カッ,カッ」
「ピーヒョロ,ピー,ヒョロ」
“これは,カラスの怒った声だ,トンビの悲鳴だ”
案の定,上空でカラスがトンビを攻撃です。

“絶好のシャターチャンス,カメラ,カメラ,カメラ”
「カシャーン」
カメラが,足元のコンクリートの上に落ちています。
落ちた衝撃で,SDカードの取り出し口が開いています。

「山ツツジ」を撮った後で,カメラを籐椅子の背もたれに置きました。
そして,そのまま腰かけて休憩します。
上空の様子を収めようと,カメラを取ろうとした時です。
慌てて立った弾みで,カメラが背もたれから落ちたんです。

「なんでそんな不安定な所に・・・?」
悔やんでも後の祭りです。
何気なく無意識にしたこと,なんです。

以後カメラは,“機嫌”を損ねます。
何度電源を入れても「電源を入れ直してください」とメッセージが,出るんです。
結局,シャッターが押せなくなったんです。

“折角,「山ツツジ」が,何十年ぶりに”機嫌“を直したのになぁ”
“カメラの”機嫌“を直した方が良いかなぁ,高くつくかなぁ”
“カメラは,「山ツツジ」の様に,お持ち帰りは出来ないしなぁ”
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地道にコツコツ

2015-04-12 07:32:15 | 今日のやれこら
“当然とはいえ芝が整ってるし,その芝目を上手く読むもんだ”
“12位で,決勝ラウンド進出かぁ,松山も大したもんだ”
「マスターズ・トーナメント」をTV観戦していました。

“グリーンは無理でも,せめてフェアウエーぐらいになればなぁ”
“今年は,もう少し,丁寧に手入れしてやるか”
ゴルフ観戦していて庭の芝が気になります。
“昼からは,芝の手入れだ”

例年より早く新芽を出し始めた,芝です。
芝を刈りさえすれば,“遠目”にはそれなりに見えます。
ですが,地面は凸凹しているし,葉っぱの伸び方も均一では有りません。
剥げている場所も有ります。

「芝の手入れ,芝の手入れ,目標,グリーン,芝の手入れ」
早速,いつもの様にネット検索です。

“そうかぁ,根が大事なんだ,まずは根切り・穴あけだ”
根切り・穴あけをすると,
 ・伸びすぎていた根が切れ,古い根は土に還る
 ・切られ刺激を受けた根は活力を取り戻し,青々とした芝に蘇る
 ・空いた穴に空気が入り,水も浸み込み易く,土も活性化する  等々

“よっし,がんばるぞ”

“・・・・8,9,10回,フッー,足を変えようか”

“1,2.3・・・・結構,足腰に応えるなー”
予定通り,午後からは「 ローン スパイク」なるものを使っての作業です。
芝の根切りと同時に土に穴をあけていきます。
作業は,柄を両手で持ち,片足を支えにもう片方の足を踏み込むだけです。
作業は,単調な繰り返しですが,結構足腰に応えます。

“アタタア,イタイタ”
“面倒くさい”
「今日はこれくらいで,止めとこう」
一時間もしないうちに,身体も気持ちも限界です。
“この調子では,グリーンには,到底無理かぁ”

“「地道にコツコツ,地道にコツコツ」なんだけどなぁ・・・”
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「任」を忘れて

2015-04-11 07:31:02 | 今日のやれこら
“野菜苗が,並んだかぁ”

ホームセンターで時間潰しをしているんです。
トマトにキュウリにスイカに・・・,夏野菜の苗が店頭に並び始めました。

“まだ寒い,まだ早いはずだ,苗を買う時期は「忠さん」に聞いてからにしよう”
「忠さん」は,同じ町内の野菜作りの先輩です

「忠さん」とは今日の「見守り隊」で,会うはずです。
「見守り隊」というのは,小学生の「下校見守り」」が仕事です。
町内のリタイア組十数人が,毎日交代で通学路の小学生を見守ります。

不審者と間違われてもいけません,おそろいの帽子とウインドブレーカ着用です。
今日,金曜日は私と「忠さん」ともう一人,3人でその「任」に当たります。


「まだ寒いでー,店を儲けさすばぁ--で」
「忠さん」は予想通り,まだ植えるには「寒い・早い」と教えてくれます。

「店を儲けさすばぁーで」というのは
 ・気温が低い時に畑に植えると→葉が萎れ,育ちが悪くなる,もしくは枯れる。
  →枯れれば,再び苗を買う必要が有る,→二度買いで,店が儲かる
 ・今,植えて枯らさないようにするためには,苗を寒さから守る対策がいる。
  →寒さ対策用品で,店が儲かる。

「あらら,子どもはいつの間にか帰ってしもうたがぁ」

今日は,雨です。
「見守り隊」は,雨除けに通学路から少し離れた軒下にいました。
本来の「任」を忘れて,ワイワイガヤガヤやっていたんです。
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わしんどぉー

2015-04-10 07:39:46 | 今日のやれこら
二,三日前の温かさが,嘘のようです。

“寒くても,しなきゃなぁ”
しようとしているのは,「畑耕し」,野菜の植え付けや種まきの準備です。
基肥を施し,先祖伝来の三つ鍬を使います。
「地道に,コツコツ」やるんです。

“おっ,いつの間にか春の山だ,山桜も咲いている”

「地道に,コツコツ」でも,鍬振りを続けるとくたびれます。
鍬を杖に,裏山を眺めながらの休憩です。

“そうそう,あの辺りで,二人でケンカしたなぁ,ちょうどこの時期だ”
山を眺めながら,60年も前の昔を思い出しました。

「帰ったらわらびを取りにいこうやあ」
「わしゃあ,“秘密”の生えとるとこを知っとるけえのう」
そう言う同級生と二人,わらび取りに山へ登ったんです。
登ったんですが, 子どもが知っている「秘密」の場所です。
とうに,大人が採集済みでした。
同級生が,言うほどのわらびは見つかりませんでした。

「わしが先に見つけたんじゃけえ,わしんどぉ」
『違がわぁー,わしが先に見つけたんどぉ』
一本のわらびをめぐって,ケンカです。

「わらびが無いけぇ,明日はポンポンにしょうやぁ」
「わしゃあ,“秘密”の場所を知っとるけぇ」

「わしが先に見つけたんじゃけえ,わしんどぉ」
『違がわぁー,わしが先に見つけたんどぉ』
次の日も,一本のポンポンで,又,言い争いです。

山には,“秘密”の場所があちこちに有ったんです。

風呂も台所にも「かまど」が無くなりました。
燃料の薪はいらなくなりました。
切られることが無くなった,雑木が山を覆いました。
“秘密”の場所に行く,山道の痕跡さえなくなっているんです。

今日の「畑耕し」は二坪ほどで終わりです。
山を眺めながら,明日も「地道に,コツコツ」鍬振りです。
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321だ,Sunnyだ

2015-04-09 07:32:30 | 今日のやれこら
“321番だ,Sunnyだ”
“こんな事で嬉しがってもなぁ・・・”

総合病院の支払伝票の番号です。
昨日は,精密検査の結果を聞く日でした。

コンピューターの鮮明なカラー画像を見ながら,医師はあっさりと言います。
「特に問題は,有りません,大丈夫です」

8年前の人間ドック「エコー検査」で見つかった,膵臓の『のう胞』検査です。
 ・導入した「エコー」の性能が良くなって,見つかる人が多くなった
 ・体に異変を起こすものではないが,念のため半年に一回検査しましょう
 ・2年間変化が無ければ問題なし,それ以後,検査の必要は有りません
当時,再検査のMRI画像を見た医師は,確かに,こう言ってくれました。

その医師が途中で交代しました。
「今回も,特に問題は有りません」
「有りませんが,万が一という事もあります,半年に一回の検査は続けましょう」
膵臓専門医と聞いている,途中交代した医師が,検査結果が出る度毎にそう言うんです。
万が一と言われれば,患者は弱いものです。
“職場での健康診断の機会も無くなったからなぁ”
“半年に一回の検査なんだから,受けておこうか”

8年目の検査になった,ひとつ月前です。
「うーん,少し大きくなったような?・・・胃にカメラを入れて検査しましょう」
「胃からのエコーで,膵臓の『のう胞』も撮れますから」
半年に一度のCT検査の画像を見ながら,医師が言ったんです。
“えっ,あっ,うっそー,2年すれば大丈夫と言ったのに”
“8年もなんとも無かったのに”
内心では思いつつも,そう言われれば仕方ありません。

麻酔で眠らされ,大きめの胃カメラを入れられ,30分の検査を受けたんです。

“ん,これは指導・教育?”
“という事は,もう一人は研修医?”
麻酔から,半分覚めた頭に,医師の会話が聞こえてくるんです。
主治医の声は分かります。
その主治医の口調・内容が,誰かに指導・教授しているように聞こえるんです。
“最新医療機器の扱いに,慣れも必要だからなぁ”
“もしかして,いやもしかしなくても,研修医の研修になったんかなぁ”
“次々と開発される高性能な医療機器を使いこなさないといけないだろうしなぁ”

何はともあれ,何事も無かったんです。
ひと月のモヤモヤが,一気に321,Sunnyな気分になったんです。
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YDKとYNK

2015-04-08 07:35:48 | 今日のやれこら
“えっあっ何これ?”
新聞の折り込み広告,塾の生徒募集のようです。
新しい年度が始まり,入塾生募集のチラシを多く目にします。

しかし,「YDK」で,Y(Yareba)D(Dekiru)K(Ko)「やればできる子」
それにしても,ちょっと強引過ぎないかなぁ
“AKB48やこれに類するグループが,人気があるようだからなぁ”

“塾かぁ,塾なら一回だけ行った事が有ったなぁ”
50年以上も昔,昔の事です。

育った町は田舎です。
塾らしきものは有りませんでした。
私に限らず,ほとんどの子どもは塾に縁が有りません。
そんな町内に,算盤塾ができたんです。

「お前も行って,そろばん習って来い」
父親に言われます。
仕方有りません,塾生になります。

「おっ,お前もか」
『親に行けぇ!言われてなぁ』
算盤塾には,親に勧められた私同様,渋々の塾生が2人いたんです。
「YNK」(Yarukino Nai Ko,やる気のない子)の3人なんです。

「YNK」がおとなしく算盤をはじいているのも,10分程です。
「ワイワイガヤガヤ」
塾の教室,8畳間は,格好のお遊び場所に変身です。

二ヵ月後,業を煮やした先生が言います。
「みんなに,一番優しい8級(当時)の試験を受けて貰います」
「もし落ちた人がいたら,塾の恥ですから,辞めてもらいます」

暗算は得意でした。
8級のかけ算・わり算は,算盤を使わなくてもできました。
問題は,足し算でした。
二ヵ月通っても,まともに算盤玉を弾いたことが無いんです。
見事不合格でした。

“「YDK」だったんだけど,算盤塾では,「YNK」だったからなぁ”
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まぁ,仕方ないかぁ

2015-04-07 07:33:21 | 今日のやれこら
花壇に咲きそろったチューリップが,雨に打たれて首を垂れています。


水辺には,散った花弁が積もりピンクの絨毯の様です。

満開だった,堤の桜も雨に打たれて散り始めました。

“雨が多いからなぁ”
“あした今日のような雨だと,入学式に行く親子は大変だ”

明日,この地域では小学校・中学校・高等学校の入学式が有るんです。
10時開始が小・高学校,14時開始が中学校の様です。

中学校は午後なんだぁ。

“小中,中高入学生を持つ家庭も有るからなぁ”
“付き添いの保護者が困らないようにかなぁ”

“晴れの門出は,朝が似合うんだけどなぁ”

“朝ごはん食べて,新しい制服着て,「よっし」だったんだけどなあぁ”
“朝・昼食べて,「よっし」は,違和感があるなぁ”
“中学生になると,朝ごはん食べない子も多いらしいから”

“まぁ,仕方ないかぁ”

何はともあれ,明日は入学式,晴れの門出です。
長い人生,満開にもなる, 散る事もある, 雨の日も有り, 風の日も。

新入生諸君,「頑張れ,がんばれ」

“お手本になれなかった爺さんが言っても,効き目無しかぁ”
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春の川面

2015-04-06 07:44:47 | 今日のやれこら
朝からの曇り空が晴れてきた午後,庭に出ていると聞こえてきます。
「わっ,わっ,わっ,・・・・」
規則正しい何か掛け声のような音がします。
“ははぁ,これはボートだ,ボートを漕ぐ掛け声だ” 

我が家からは,河口湖が見渡せます。
その河口湖の水面に,3隻のボートが浮かんで見えます。
ボートには2人の人影が見えます,二人乗り(ダブルスカル)のようです。

河口湖に有るボートコースは,斜張橋をくぐり,直線2000mの距離が取れます。
コース沿いの堤防には,階段状の観客席も設置してあります。
国際大会も行われるコースで,かつてはアジア大会,国体も開かれました。
ボートコースは市内に近い事もあり,いろんなチームの合宿練習にも使われるようです。

“春の川面に青春の汗,これは絵になる”
早速,カメラ持参で河口湖まで散歩に来ました。

“しまった,もう少し速足で来るんだった”
のんびり,道沿いの桜を眺めながら河口湖の土手まで来たんです。
水面の見える河川敷に着いて,ガッカリです。
庭から見えていた3隻のうちの2隻は,若者に担がれ艇庫に向かっています。
残った1隻も,ちょうど若者ふたり,ボートを水面から引き揚げた所です。
練習で,相当疲れているようです。
ボートを担いだ足元は,ふらついています。

「ブログに載せるために,わざわざ撮影に来たんです」
「もう一度水に入ってください」
などとは,いくらなんでも言えなかったんです。

    “川面より 若人の声 水ぬるみ”
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やきいも,も

2015-04-05 07:55:11 | 今日のやれこら
予報は「小雨」でしたが,空はどんよりしたまま,雨は降っていません。
“温いなぁ,何度あるかなぁ”
“あら,電池切れだ”
壁に掛けた温湿度計の数字が,半分消えかかっています。
買い置きの電池が無いので,散歩を兼ねて出かけました。
“あのドラッグストアーに行けば,電池もあるし,途中で桜並木も見られる”

“やっぱり満開だ“

ドラッグストアーはもう直ぐです。
桜は,車の通らない川土手斜面に植えられています。
少し近づけば,満開の花弁が顔を包み,花の匂いまで感じる気になるから,不思議です。

“何か,焼き芋のにおいがするなぁ”
いつもなら,ドラッグストアー特有の人工的な香料の匂いが漂ってくる店内です。
それが,今日は自動ドアが開いた途端,焼き芋の匂いがするんです。
“焼き芋を持ち歩いている,先客がいるのかなぁ”

買い物は電池だけで,直ぐに終わります。
“やっぱり,匂いがするなぁ”
レジを待っている間も焼き芋の匂いがしてくるんです。

“えっ,あっ,うそぅー”


店を出て直ぐの駐車場に「やきいも」と書いてある幟を見つけたんです。
駐車場には,薬の宣伝幟が何本も建てられています。
その中の一本に「やきいも」と書いてあるんです。
“これでは匂いがするはずだ”
“ドラッグストアーに「やきいも」?”
好奇心に駆られ,改めて店内に入って見つけました。
店内入り口左奥に,真新しい芋焼き機が置いて有り,食べ頃,焼き芋が並べてあります。

ドラッグストアーで,薬は当然です。
化粧品に香水,芳香剤も有ります,匂い対策商品が「所狭し」と並んでいます。
パンに,牛乳に,ヨーグルトにビールに日本酒,それに,焼き芋が加わったんです。

“そもそも私も,ここに電池が置いて有るので来たんですから”
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パスピー 初体験

2015-04-04 07:45:48 | 今日のやれこら
“バスにしようか,車にしようか,どうしようかなぁ?”
所用で出かけなければなりません。
“時間はたっぷり有るんだけど,面倒だしなぁ”
車で出ようか,バスに乗ろうか迷っているんです。
目的地は,距離にして20km,車だと30分も有れば十分着く所です。
バスだと少し不便で,乗り換えをする必要が有ります。

“バス停まで10分,駅前まで15分,乗り換え待ちに15分,そこから25分かぁ”
“10+15+15+25,1時間ちょっと有れば着くなぁ”
時刻表をネット検索しながら,計算しているんです。

“よし,バス小旅行にしよう”
決めます,思い切って。
通勤は車でした,バスに乗るのは「飲み会」の有る時だけでした。
まして,「バスを乗り継いで」などは,何十年も有りません。

『ここに「パスピー」をかざして下さい』
“ははぁ,これが乗車時の整理券代わりだ”
そうなんです,今日は「パスピー」なるものを持っているんです。

「使ったことないしぃー,使い方間違えたら恥ずかしいしぃー」
『小学生でも,使ってますよ』

というわけで,「パスピー」を握りしめての,初体験乗車なんです。
運転席の斜め後ろ,4列目に座っています。
“ははぁ,ああやってあの台の上にかざすんだ”
“分かった,分かった”
どきどきしながら,ピッとして無事下車です。

「あのー,すみません,このバスで○○には行けますか?」
念のため,側にいた整理員に聞きます。
『大丈夫ですよ,このバスに乗ってください,後10分で出発です。』
「あのー,この「パスピー」も使えますか?」
『大丈夫です,使えますよ』

「カチカチカチカチ」,「次は○○ぅー,○○ぅ~」
「パスピー」も無く,切符は硬券。
“車掌さんが,改札バサミを鳴らしながら,乗降口に立っていたけどなぁ”
思い出させてくれたのは,バス通りに見える商店街です。
昔の賑わいは有りません,シャッターを降ろし,掲げた看板が消えかけた店も有ります。

“車掌さんも,商店街の賑わいも,つい昨日の事なんだけどなぁ”
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ホーホケ,ケッキョ,ケキョ

2015-04-03 07:31:18 | 今日のやれこら
“満開だなぁ”
「ホーホケ,ケッキョ,ケキョ」
“おっ,少しヘタな,ウグイスが鳴いた”
山裾の道に沿って,桜の花のトンネルが一キロほど続く下を歩いています。


「桜見物も今日まで,明日からは雨,風が強く・・・・」朝の天気予報です。
“よし,今日の内に桜見物だ,15分歩けば行ける”
町内随一の桜の名所まで散歩です。

“それにしても,だぁーれもいないなぁ”
平日とはいえ,寂しいんです。
出会ったのは,犬二匹とその犬を散歩させている二人の高齢男性だけなんです。

“これじゃあ満開の桜は,がっかりしているだろうなぁ”
“桜が,言っているかもしれないなぁ”
「折角,今年も精いっぱい花を咲かせたのに!見物人で賑わって欲しいもんだ!!」
「『チョースゴーイ,綺麗すぎてヤバァーイ』と言って!!」

“桜がんばれ,明日の風雨に負けるなよ”
“もう二日すれば週末だ,見物人がやってくるぞ,若者も,年寄りも,”

「おっ,黄色いテフテフが」

桜の帰りに,この春初めて蝶を見つけました。
蝶を見ると直ぐに「テフテフ」が頭に浮かびます。
50年以上も昔の事です。
『良いか,テフテフはチョウチョだ』
国語の先生が,何かの場面で言ったんです。
以来,「テフテフ」の響きが面白くて,蝶を見るたび言っていました。
「テフテフだ,テフテフだ」
今では,蝶を見ると「ちょうちょ」より先に「テフテフ」が口をついて出ます。

“そうだ,テフテフに教えておいてやろう”
「明日は雨だぞ試練だぞ,がんばれよ」

桜に蝶々にうぐいすに,・・桜流しの雨,やっと本物の春が来たんです。
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お前さんの,縄張りだ

2015-04-02 07:31:13 | 今日のやれこら
午前中降っていた雨は上がりましたが,相変わらず空はどんよりしています。
ですが,室内より外の方が温かく感じます。
庭に出て,コーヒーを飲んでいます。

一羽のハトが,電線に留まります。
直ぐに,1m離れた横にもう一羽が来ます。
新しく来た一羽は,しきりに「クゥ,クゥ」鳴き,先客?に近づきます。
「キィック」
近づいてきたハトを,先客?のハトが「キック」で攻撃です。
攻撃されたハトは,少し離れます。
その離れたハトを,どこからか飛んできた三番目のハトが,「キック」です。
二羽に蹴られたハトは,近くの別の電線に避難しました。

蹴った二羽は仲良く並んで,「クウ,クウ」鳴き交わしています。
蹴られたハトは,恨めしそうに?鳴き交わす二羽を眺めるしかありません。
暫く鳴き交わしたペアのハトは,仲良く?どこかに飛んでいきました。

“おっ,良かった,良かった,骨折も治ったんだ”
と思ったのですが,“やっぱり,何かあったんだ”
残った一羽のハトは,相方がいなくなったようです。
一月前には,我が家の庭にいつも二羽,ペアで来ていました。
電線に止まる時も,臼の水を飲むときも,いつも相方と一緒でした。

「あれ,あのハト,片足でピョンピョンしてる」
『かわいそうに,足を骨折しているんかなぁ』
『片足ではどうなることやら,野生の世界は厳しいだろうからなぁ』
という事があり,心配していたんです。

“慰めて欲しいんかなぁ”

私がいる庭に,「キック」されたハトが降りてきたんです。
“辛くても,頑張れ,頑張れ”
“相方が居なくても,この庭はお前さんの縄張りだ”
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幾つになっても,A・P・C

2015-04-01 07:33:15 | 今日のやれこら
今日も薫風?が吹いています。
気温は20度を,ゆうに超えています。

「咲いた♪♪,咲いた♪♪ チューリップの花が,並んだ,並んだ,赤だけが・・・」
     
急な気温の上昇の所為か,花壇に赤いチューリップが一輪咲きました。
チューリップが,例年咲き始めるのは4月中旬です。
“今年は,咲くのが早いぞぅ”

“こっちは,咲くのが,遅いぞう”

福祉作業所の桜が,やっと咲き始めました。
我が家から一番近くに見える,桜なんです。

“さくら組も,チューリップ組も,桃組もスミレ組も有ったけどなぁ”
桜の咲いている福祉作業所は,以前は保育所でした。
多い時には,100人をゆうに超える子どもが,通所していました。
その子どもも,だんだん減り,とうとう閉所になってしまいました。
“んーん”

なにはともあれ,今日は4月1日です。
桜もチューリップも咲きました。
新年度の始まりなんです。

「気分一新♪,A・P・C♪♪,幾つになっても♪,A・P・C♪♪」
「Adventure, Positive, Challenge だぁ」
          やれこら やれこら
コメント
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