やれこら やれこら 昨日も今日も

自分だけはと力んでみても,膝はガクガク,息ハアハア。会話は「アレ,ソレ」そして「やれこら」。鍛えるべきは皮肉とジョーク。

お前さんの,縄張りだ

2015-04-02 07:31:13 | 今日のやれこら
午前中降っていた雨は上がりましたが,相変わらず空はどんよりしています。
ですが,室内より外の方が温かく感じます。
庭に出て,コーヒーを飲んでいます。

一羽のハトが,電線に留まります。
直ぐに,1m離れた横にもう一羽が来ます。
新しく来た一羽は,しきりに「クゥ,クゥ」鳴き,先客?に近づきます。
「キィック」
近づいてきたハトを,先客?のハトが「キック」で攻撃です。
攻撃されたハトは,少し離れます。
その離れたハトを,どこからか飛んできた三番目のハトが,「キック」です。
二羽に蹴られたハトは,近くの別の電線に避難しました。

蹴った二羽は仲良く並んで,「クウ,クウ」鳴き交わしています。
蹴られたハトは,恨めしそうに?鳴き交わす二羽を眺めるしかありません。
暫く鳴き交わしたペアのハトは,仲良く?どこかに飛んでいきました。

“おっ,良かった,良かった,骨折も治ったんだ”
と思ったのですが,“やっぱり,何かあったんだ”
残った一羽のハトは,相方がいなくなったようです。
一月前には,我が家の庭にいつも二羽,ペアで来ていました。
電線に止まる時も,臼の水を飲むときも,いつも相方と一緒でした。

「あれ,あのハト,片足でピョンピョンしてる」
『かわいそうに,足を骨折しているんかなぁ』
『片足ではどうなることやら,野生の世界は厳しいだろうからなぁ』
という事があり,心配していたんです。

“慰めて欲しいんかなぁ”

私がいる庭に,「キック」されたハトが降りてきたんです。
“辛くても,頑張れ,頑張れ”
“相方が居なくても,この庭はお前さんの縄張りだ”