やれこら やれこら 昨日も今日も

自分だけはと力んでみても,膝はガクガク,息ハアハア。会話は「アレ,ソレ」そして「やれこら」。鍛えるべきは皮肉とジョーク。

パスピー 初体験

2015-04-04 07:45:48 | 今日のやれこら
“バスにしようか,車にしようか,どうしようかなぁ?”
所用で出かけなければなりません。
“時間はたっぷり有るんだけど,面倒だしなぁ”
車で出ようか,バスに乗ろうか迷っているんです。
目的地は,距離にして20km,車だと30分も有れば十分着く所です。
バスだと少し不便で,乗り換えをする必要が有ります。

“バス停まで10分,駅前まで15分,乗り換え待ちに15分,そこから25分かぁ”
“10+15+15+25,1時間ちょっと有れば着くなぁ”
時刻表をネット検索しながら,計算しているんです。

“よし,バス小旅行にしよう”
決めます,思い切って。
通勤は車でした,バスに乗るのは「飲み会」の有る時だけでした。
まして,「バスを乗り継いで」などは,何十年も有りません。

『ここに「パスピー」をかざして下さい』
“ははぁ,これが乗車時の整理券代わりだ”
そうなんです,今日は「パスピー」なるものを持っているんです。

「使ったことないしぃー,使い方間違えたら恥ずかしいしぃー」
『小学生でも,使ってますよ』

というわけで,「パスピー」を握りしめての,初体験乗車なんです。
運転席の斜め後ろ,4列目に座っています。
“ははぁ,ああやってあの台の上にかざすんだ”
“分かった,分かった”
どきどきしながら,ピッとして無事下車です。

「あのー,すみません,このバスで○○には行けますか?」
念のため,側にいた整理員に聞きます。
『大丈夫ですよ,このバスに乗ってください,後10分で出発です。』
「あのー,この「パスピー」も使えますか?」
『大丈夫です,使えますよ』

「カチカチカチカチ」,「次は○○ぅー,○○ぅ~」
「パスピー」も無く,切符は硬券。
“車掌さんが,改札バサミを鳴らしながら,乗降口に立っていたけどなぁ”
思い出させてくれたのは,バス通りに見える商店街です。
昔の賑わいは有りません,シャッターを降ろし,掲げた看板が消えかけた店も有ります。

“車掌さんも,商店街の賑わいも,つい昨日の事なんだけどなぁ”

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