故郷≪新潟≫の日々

満65歳で中国・黒龍江大学を定年退職した後、生まれ故郷の新潟に戻り、日々の生活を写真とともに日記風に綴っていくもの。

No.30 「どっぺり坂」のお話。  

2014年01月30日 | 日記

「どっぺり坂」のお話。      最近の新潟市内は「小雪」や「霙(みぞれ)」の日が続いているが、私は久しぶりに晴れ間を見つけ 「どっぺり坂」まで散歩に出かけた。場所は新潟市中央区西大畑町にあり「JR新潟駅」の万代口から日本海に向かって歩き、信濃川に架かる「萬代橋」を渡り、さらに「柾谷小路」を真っ直ぐ歩き続けると突き当たるところにある。


「どっぺり坂」周辺は高級住宅街となっており、新潟県知事公舎もある。新潟砂丘の斜面にあたる坂が 「どっぺり坂」である。名前の由来は、この坂の上に新潟大学(旧制新潟高校)の学生寮があり、学生達は近道であるこの坂を下って古町などの繁華街へ遊びに出かけたという。


遊びの度が過ぎると「落第して学年をダブる」という戒めの意味から、「二重にする」という意味のドイツ語「ドッペルン(Doppein)」から名付けられたと言われている。因みにこの坂の階段は「59段」ある。大学の試験の及第点は≪60点≫。それに1点足らない≪59点≫で=「59段」になっているという。誰が「59段」という設計をしたのだろうか?


気分転換に新潟市内の観光名所を訪れてみるのもいいものである。また、この階段を登りきった左手に中華人民共和国駐新潟総領事館の建物を見ることができる。


「どっぺり坂」の説明看板。

どっぺり坂」の石碑。

「どっぺり坂」を下から見た景色。

「どっぺり坂」を上から見た景色。

「どっぺり坂」       この道をまっすぐ行くとJR「新潟駅」に突き当たる。

この階段を登りきった左手に中華人民共和国駐新潟総領事館の建物を見ることができる。

「どっぺり坂」にある観光説明看板。

「どっぺり坂」